木村拓哉のWhat's up SMAP
テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 テンプレート:ウィキポータルリンク 『木村拓哉のWHAT'S UP SMAP!』(きむらたくやのワッツアップスマップ)は、TOKYO FMをキーステーションにJFN系全国38局ネットで放送されているラジオ番組。 1995年1月スタート。1997年3月に一旦終了したが、同年10月に再開し現在も続いている。
概要
番組の正式名称は『木村拓哉のWHAT'S UP SMAP!』で、感嘆符が付く。番組開始当初は『木村拓哉のWHAT'S UP SMAP?』と疑問符付だったが、「なんとなく」変えたらしい。
テレビ番組では語る事のないプライベートトークや、裏話なども多く話されるので、SMAPのメンバーの話や収録裏話などを知ることが出来る番組。
以下に箇条書きで一例を表記する
- 一度、「らいおんハート」の木村ソロバージョン(1人ずつレコーディングした際の音源)を自己判断で流したため、後でスタッフに怒られたらしい。
- 下ネタも多く、TFM上層部からもよく怒られている。
- 木村が、かつての彼女との同棲生活をはじめ、別れた際の心情を最初に発表した番組。
- 工藤静香との結婚時、子供が誕生した時も最初に気持ちを発表した。
- 2009年5月1日の放送では、メンバーの草彅剛の不祥事について謝罪した。
- 自身の生い立ちや家族に付いて語ることもあり、話の流れによっては森且行の名前も出てくる。
上記のように テレビなどでは決して語らない・(放送時間や製作方針などで)語れない真情を吐露することも少なくないため、週刊誌記者・芸能関係者等の「業界聴取率」の高い番組のひとつといわれる。
なお、2011年現在、SMAPで全国ネットのFMのラジオで単独番組を持っているのは木村拓哉だけである。
番組内容
リスナーからのFAXやはがき、メールによるジャニーズに関する事や、出演番組に関する質問等に答える内容が中心。
これにより、嵐が自分の命名であるガセが出回っていたことを知ってしまったり、ドラマ内の表記が間違っているというダメ出しを喰らったりと、なかなか衝撃的な展開を見せることもある。リスナーから「エンジン」の視聴率が芳しくないこと(それでもほぼ毎回20%を超えていたが)を指摘されたと同時に「木村ドラマはジブリ作品が『の』が入っていないといけない(当時ハウルの動く城の声優であったことにもかけている)のと同じで『ラ行』の音が入っていると大ヒットする」という法則を教えられている(『眠れる森』、『ロングバケーション』、『ラブジェネレーション』、『GOOD LUCK!!』、『ビューティフルライフ』、『HERO』、『華麗なる一族』など)。ただしこの法則は、『若者のすべて』、『協奏曲』、『エンジン』など当てはまらないものもある。
木村の『ONE PIECE』好きが最も発揮される場でもあり、その話題のみの回もある。また、ONE PIECEの出版元である集英社に直接乗り込んだ回さえあった。公式サイトが海賊仕様なのもそのためではないかと思われる。
また、前述の通り毎回のように下ネタが十分に発揮されている。
番組内での挨拶は、「こんばんBANG!」や「こんばんWHAT'S」など、SMAPや番組を意識しての投稿が多く、番組内&公式サイトでの呼び方は、「木村拓哉」ではなく、「拓哉キャプテン」や「キャプテン」と称されることが多い。
なお、放送作家は番組開始から一貫して鈴木おさむであり、稀に出演する場合もある。
2011年3月25日の放送ではSMAP全員が出演し、東北地方太平洋沖地震被災者へのメッセージを送った。
番組内でかける音楽は、洋楽2曲、SMAPソング1曲構成である事が多い。放送内容により、全てSMAPソングであったり、出演ドラマ主題歌等が流されることもある。
「バレンタインデーに聴きたいSMAPの恋愛ソングランキング」や「木村拓哉が演じた役ランキング」など、色々なランキングを木村が当てていくコーナーもある。
番組変遷
2006年1月20日の放送終了直前(23:30直前)にURLが公開され、公式サイトがオープンした。2011年7月より、公式サイトは番組内容をブログで紹介する内容に変更された。
放送が開始されてしばらくの期間は木村のほか、TOKYO FMアナウンサー(当時)木村達彦(きむらたつひこ)も出演していたことがある。木村がキムタクと呼ばれるのに対して、木村達彦は「きむたつ」と呼ばれていた。
2007年4月~2010年9月、番組の前後をSCHOOL OF LOCK!に挟まれており、その「SCHOOL OF LOCK!」のパーソナリティーのやましげ校長は、この番組を「キムタクLOCKS!」と称した(いつの間にか木村がSOLの教師になっていた)。
2009年5月22日放送分は、太田光が番組冒頭ではディレクター役(「クリリン」こと栗原広志ディレクターが本来の役割の為、チーフディレクターを名乗る)、後半ではディレクターとしての番組ジャックを太田自ら出演して謝罪、この模様は2009年5月30日放送のTBSテレビ「キズナ食堂」で放送された。
2011年7月1日の放送をもって、放送開始からの番組名物ディレクター栗原広志が営業部に異動のため、番組を卒業した。なお、この日の放送では構成の鈴木おさむも加わり番組の歴史を振り返った。
スポンサーについて
開始当初は不明、1996年4月~1996年9月は日本生命、1996年10月~1997年3月はアサヒスーパードライ、1999年4月~2001年9月はウィダーinゼリーの一社提供だった(木村が当時、ウィザーinゼリーのCMに出演していたタイミングによる。但し、ネット局のタイムテーブルには森永製菓の表記だった)。
2001年10月~2002年3月まで、ダイハツが一社提供したが、「COUNTDOWN JAPAN」の一社スポンサーになったのに伴い本番組降板。同年4月~2007年3月の間はノンスポンサーとなる。
そして2007年4月にニコンとビクター・エンタテインメントが参入。その後明治製菓もスポンサー参入するも、数ヶ月で降板。明治製菓スポンサー期間はビクター・エンタテインメントの提供クレジットはされず、一時降板のという形を採っていた。
木村のカップヌードルCM出演が縁で、2008年5月から新たに日清食品が参入。それと同時にビクター・エンタテインメントは降板し、二社提供となった。
その後、2010年3月末で木村のカップヌードルCM降板に伴い、日清食品は本番組スポンサーからも降板。2002年3月以来、8年振りに一社提供となる。1ヶ月の一社提供の時期を挟み、2010年5月から新たにセコムがスポンサーに参入した。
なお、2013年2月18日午後に発生した栃木県内の強震及び一連の余震(東北太平洋沖地震による誘発地震)の影響で営業に支障をきたした系列店舗も複数あったこと等から同じ週の金曜日である22日放送分はCMもカット、ヒッチハイクCMもJFNC制作の啓発CMに差し替えられた。また、これ以降もスポンサー契約の都合上、月末は提供なしとなっている。
放送日時の変化
放送時間は開始当初が土曜21:00-21:55(ネット局は少ない)だったが、その後金曜17:30-18:00(これは関東地区の時間で、局により日時が異なる)、火曜23:25-23:55、日曜13:30-13:55、日曜23:30-23:55、金曜22:00-22:30などたびたび放送日時を移動してきた。2001年10月より金曜23:00-23:30となり現在に至る。
外部リンク
- What's 海賊団(TOKYO FMによる公式サイト)