智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校
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(智辯学園和歌山中学校から転送)
智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校(ちべんがくえんわかやましょうがっこう・ちゅうがっこう・こうとうがっこう、Chiben Gakuen Wakayama Elementary / Junior and Senior High School)は、和歌山県和歌山市冬野にある私立の小中高一貫校。
通称は、智弁和歌山。
奈良県にある智辯学園中学校・高等学校、智辯学園奈良カレッジ小学部・中学部・高等部とは設置者が同じ兄弟校。
韓国、オーストラリア、アメリカ合衆国の学校と姉妹校関係にある。学校長は高等学校が藤田清司、中学校が鳥居裕史。
小学6年の2月には、姉妹校があるオーストラリアに、約1週間修学旅行という形で交流を深めに行く。
小・中・高生の主な通学手段は、電車・徒歩・車での送迎(車での送迎は、小学生のみの例外。)である。
電車通学による最寄の駅は、学校から徒歩数分の場所にあるJR黒江駅で、構内には、智辯生専用通用口が設けられている。
小学校卒業式後も中学生になる準備として卒業式後に宿題が出されるほど勉強に力を入れている。中学1年生は、中学校から入学した外部生(6年コース生)と小学校からの内部生(12年コース生)とで別々のクラスに分けられる。
概要
- 東大・京大、国公立大学医学部医学科、防衛大学校や防衛医科大学校の合格者数は全国有数、和歌山県内では群を抜いている。他難関大学にも多数の合格者を出す。
- 小学校からの12年一貫教育、中学校からの6年一貫教育のほかに、高校からの編入コース及びスポーツコースがある。学力によって、文系・理系ともに能力別クラス編成を実施している。
- 中学校では運動部、文化部それぞれが設置されているが、高校では硬式野球部以外の運動部は無い。少林寺拳法部は文化系扱い。高校で唯一の運動系部活動である硬式野球部は部員全員がスポーツコースに在籍している。
- アメリカ合衆国にあるトーマス・ジェファーソン高校、オーストラリア(メルボルン)のセント・レナーズカレッジとは学生交換プログラムを実施している。
- 硬式野球部の強さが有名であるが、日本テレビの全国高等学校クイズ選手権では和歌山県代表として、歴代第4位・計12回の全国大会出場を果たしている。(※第30回現在)(和歌山県の最高記録は田辺高校の準優勝)。これは鹿児島県のラ・サール高校に並ぶ出場記録である。
- 朝礼はなく、毎朝スピーカーから担当の教師が読み上げる真言、宝号を各クラスで生徒全員が読経する。また、その後日替わりの「宗祖様のお言葉」を聞く。
- 高校の修学旅行先が韓国なのは、「日本の植民統治35年を贖罪するという意味で、韓国への修学旅行を少なくとも35年間続けよう」という前理事長・藤田照清の方針による[1]。
学校重点目標
- 一日一善
- 学力向上
- 挨拶励行
と定められており、各教室に掲示されている。
沿革
行事
- 4月 入学式
- 4月 始業式
- 4月 錬成会 :高校1のみ
- 5月 中間考査
- 5月 球技大会
- 6月 期末考査
- 7月 林間・臨海学校 :中学1〜3のみ
- 8月 終業式
- 9月 始業式
- 9月 実力考査
- 9月 体育祭
- 10月中間考査
- 10月 文化祭
- 11月期末考査
- 12月終業式
- 1月 始業式
- 1月 中学入学試験
- 1月 高校入学試験
- 1月 高校卒業式
- 2月 実力考査 :中学校1・2年と高校1・2年のみ。
- 2月 期末考査
- 3月 高3後期試験
- 3月 修了式
- 3月 中3卒業式
著名な出身者
- 西宏章 - 慶應義塾大学理工学部教授(工学者)
- 中西英之 - 大阪大学大学院工学研究科准教授
- 谷本龍哉 - 自由民主党の元衆議院議員(和歌山1区選出)、元内閣府副大臣
- 川口力哉(RIKIYA)- 俳優・モデル
- 沖田総平 - アナウンサー(高知さんさんテレビ)
- 宮崎充登 - 元プロ野球選手(広島東洋カープ)
- 高塚信幸 - 元プロ野球選手(大阪近鉄バファローズ)
- 中谷仁 - 元プロ野球選手(読売ジャイアンツ)
- 喜多隆志 - 元プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
- 武内晋一 - プロ野球選手(東京ヤクルトスワローズ)
- 橋本良平 - 元プロ野球選手(阪神タイガース)
- 坂口真規 - プロ野球選手(読売ジャイアンツ)
- 岡田俊哉 - プロ野球選手(中日ドラゴンズ)
- 西川遥輝 - プロ野球選手(北海道日本ハムファイターズ)
- 嶋田好高 - 野球選手(紀州レンジャーズ)
- ZAZY - お笑い芸人(NSC33期生)
- 中嶋潤一郎 - ジャグラー
- 大日方治子 - シンガーソングライター / Superfly サポートメンバー
- 池邉啓二 - 社会人野球選手(JX-ENEOS野球部)
野球部
- 全国高等学校野球選手権大会に20回、選抜高等学校野球大会に10回出場している。
- 全国高等学校野球選手権大会で優勝2回、準優勝1回、選抜高等学校野球大会で優勝1回、準優勝2回をそれぞれ果たしている。
兄弟校
脚注
- ↑ 韓国修学旅行30年目 藤田照清理事長 中央日報 2004年4月21日
関連項目
- テンプレート:Flagicon Thomas Jefferson High School for Science and Technology
- テンプレート:Flagicon St Leonard's College
- テンプレート:Flagicon Chiben Gakuen
- 辯天宗
- アフリカン・シンフォニー - 同校が「アフリカンマーチ」として硬式野球部の応援に用いたことで広まった楽曲。
- 和歌山県小学校一覧
- 和歌山県中学校一覧
- 和歌山県高等学校一覧
外部リンク
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