旭川四条駅
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旭川四条駅ホーム (2004年6月)
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1977年の旭川四条駅と周囲約500m範囲。上が宗谷本線名寄方面および石北本線遠軽方面。この4年前に既に高架になっている。地上駅時代(仮乗降場時代)は線路右側にホームがあった。駅右上側には、このホームに隣接したカーブ状のホームを持っていて、高架化直前に廃止になった旭川電気軌道東川線の駅跡が、小さな広場として残っている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
旭川四条駅(あさひかわよじょうえき)は、北海道旭川市4条通18丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はA29。新旭川駅が基点である石北本線も、旭川駅まで乗り入れているため利用が可能である。 かつては旭川電気軌道東川線旭川四条駅及び旭川市街軌道四条線四条十七丁目電停が隣接していた。
歴史
- 1927年(昭和2年)3月10日 - 旭川電気軌道東川線四条-追分間開業に伴い道路上に四条駅開業。
- 1929年(昭和4年)11月3日 - 旭川市街軌道四条線四条一丁目-四条十七丁目間開業に伴い四条十七丁目電停開業。
- 1927年(昭和2年)10月20日 - 旭川電気軌道東川線四条-旭川間開業(旅客営業は四条-旭川一条間のみ)に伴い四条通駅開業。(のちに四条通駅と四条駅を旭川四条駅へ統合)
- 1937年(昭和12年)10月20日 - 同線旭川四条-旭川一条間の旅客営業廃止に伴い、旭川四条駅が旅客営業の起点となる。
- 1948年(昭和23年)4月7日 - 旭川市街軌道四条線廃止に伴い四条十七丁目電停廃止。
- 1957年(昭和32年)2月1日 - 国鉄の旭川四条仮乗降場として開業。
- 1973年(昭和48年)1月1日 - 旭川電気軌道東川線廃止にともない接続駅としての役割を終える。
- 1973年(昭和48年)9月29日 - この周辺の線路が高架化されたのにあわせて駅(旅客のみ扱い)に昇格。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に承継。
- 1999年(平成11年)頃 - 簡易委託廃止・完全無人化。
- 2003年(平成15年)5月10日 - 旭川駅〜旭川運転所間電化。ただし、旭川運転所への回送車両が通過するのみ。
- 2009年(平成21年)10月3日 - 711系が団体臨時列車で停車。電車初の営業停車となった。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。旭川駅から旭川運転所までは、旭川駅周辺再開発『北彩都あさひかわ』事業に伴って電化された。高架化以前は、仮乗降場として当駅を始点としていた旭川電気軌道の東旭川線・東川線との接続駅でもあった。無人駅。高架下に待合室、男女別の水洗式便所がある。ホーム同士は階下の連絡通路で結ばれている。
駅周辺
旭川市の郊外住宅地である豊岡・東光方面への玄関口である。
高架下には通称「17丁目オール商店街」と呼ばれる商店街が線路に沿って1条通から6条通まで連なっている。
- 国道39号
- 旭川東警察署
- 旭川四条郵便局
- 旭川電気軌道本社
- 旭川信用金庫東支店
- 留萌信用金庫旭川支店
- 北見信用金庫四条支店(旧紋別信用金庫四条支店)
- 北洋銀行大雪通支店
- 旭川厚生病院
- 中島病院
- 旭川ガス本社
- なか卯旭川4条通店
- ツルハドラッグ4条店
- 蜂屋旭川本店
- 旭川銀座通商店街
- 銀座センタービル(銀ビル)
- 旭川レーシングセンター
- 道北バス・旭川電気軌道「4条18丁目」停留所
- イトーヨーカドー旭川店
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 宗谷本線
かつて存在した路線
- 旭川電気軌道
- 東川線(廃止)
- 旭川一条駅 - 旭川四条駅 - 四条廿丁目駅
- 旭川市街軌道
- 四条線(廃止)
- 四条十七丁目電停 - 四条十一丁目電停