日本ライン今渡駅
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テンプレート:駅情報 日本ライン今渡駅(にほんラインいまわたりえき、ローマ字表記: Nihonrain-Imawatari)は、岐阜県可児市今渡にある名古屋鉄道広見線の駅である。略称は、「今渡駅」。
かつては駅構内に名鉄パレ(現・パレマルシェ)を含めた総合駅ビルが立地していたが、現在は取り壊され小さな駅舎となっている。
駅構造
- 2面2線相対式ホームの地上駅。
- 駅改札口は各ホームの東側に1ヶ所ある。自動改札機は方面別に2つずつあり、うち1つは車椅子対応で幅が広くとられている。
- トイレは改札内には無い。改札外の新可児・御嵩方面ホーム隣のロータリーに設置されている。
2006年(平成18年)7月12日から9月下旬まで駅集中管理システム導入のための駅舎建設工事が行われた。9月21日午前12時をもって本駅は現在の駅舎に切り替わるとともに無人化され、後に旧駅舎は取り壊された。駅舎は2つのホームそれぞれの東端部(新可児寄り)に1つずつ、幹線道路(旧国道248号)に面する部分にある。また地下通路があったが埋められ、改札内で各ホーム間を移動することはできなくなった。
無人化後はミューチケット券売機が設置されていなかったが、2007年(平成19年)6月21日より犬山方面の自動券売機が交換され、ミューチケットが購入できるようになった。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■広見線 | 下り | 新可児・御嵩方面(明智以東は新可児で乗り換え) |
2 | ■広見線 | 上り | 犬山・名古屋・中部国際空港方面 |
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駅舎全景
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新可児方面の駅舎。
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列車交換の様子
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券売機
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改札口(新可児方面)
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自動精算機
配線図
利用状況
1日平均の乗車人員は2008年度1,528人、2009年度1,445人である。 広見線の駅では犬山駅、西可児駅、新可児駅に次いで、4番目に利用者が多い。
駅周辺
- 今渡郵便局
- 十六銀行今渡支店
- 東濃信用金庫下恵土支店・バロー今渡店出張所
- 大垣共立銀行可児支店・バロー今渡店出張所
- 可児市立蘇南中学校
- 可児市立今渡北小学校
- 名鉄資料館
- バロー今渡店
- エディオン可児今渡店
- 日本ライン下り美濃加茂乗船場
- 今渡公民館
- 可児市文化創造センター
- 可児市福祉センター
- ファミリーマート可児今渡店
また駅の南側に時間・日貸しの駐車場・駐輪場がある。
バス路線
- 可児市コミュニティバス - 平日・土曜日運転。
タクシー
ほぼ常時東鉄タクシーが待機している。 (2014年5月より、名鉄西部交通の営業所廃止に伴い、同じ名鉄グループの東鉄タクシーが受け持つこととなった。)
歴史
- 1925年(大正14年)4月24日 - 今渡駅として開業。
- 1969年(昭和44年)11月10日 - 日本ライン今渡駅に改称。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)8月8日 - トランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 広見線
補足
- 3500系などに設置されているLED表示器では、字数が多い(7文字)ため本駅の案内がスクロール表示になっている(各務原線の各務原市役所前駅も同様。6文字(本線の中京競馬場前駅など)の場合は到着直前の表示のみスクロール)。
- 本駅では回送列車も一旦停止している。これは旅客列車が全列車停車するため、すぐ横にある踏切が通過列車に対応していない(高速で通過すると、遮断機が完全に降下する前に踏切を通過してしまう)ためである。このような踏切は名鉄各線にある。
- 本駅の初代駅舎は、犬山市にある博物館明治村の蒸気機関車の「東京駅」として現存している(1974年移築)。