新栄野駅
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ファイル:ShinSakaeno eki.jpg
1978年の新栄野仮乗降場と周囲約500m範囲。右上が遠軽方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
新栄野駅(しんさかえのえき)は、北海道紋別郡遠軽町栄野にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。利用者皆無のため、2006年(平成18年)3月18日に廃駅となった。
廃止直前は普通列車でも一部が通過扱いで、下り(遠軽方面)1本、上り(白滝方面)3本(うち1本は旭川行き)しか停車しなかった。
歴史
- 1946年(昭和21年)12月1日 - 国有鉄道の野上仮乗降場として開業。
- 1967年(昭和42年)11月15日 - 新栄野仮乗降場に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。同時に駅に昇格。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 営業キロ設定。
- 2006年(平成18年)
廃止時の駅構造
板張りの単式ホーム1面1線をもつ地上駅だった。駅舎はなく、荒れた待合室のみがある無人駅で、いわゆる秘境駅の1つに数えられていた。
駅周辺
山と川に挟まれている土地で、農家が点在するのみだった。
- 湧別川
- 北海道道711号社名淵瀬戸瀬停車場線
- 遠軽町営バス「栄野会館前」停留所
隣の駅
関連項目
外部リンク
- 平成18年3月のダイヤ改正について(PDF、JR北海道)