御薗村
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テンプレート:Infobox 御薗村(みそのむら)は、三重県度会郡にあった村。2005年(平成17年)11月1日に、伊勢市、二見町、小俣町と合併し、新しい伊勢市となった。
目次
地理
伊勢平野の南端部に位置する。宮川下流(河口付近)の東岸に位置するが、海(伊勢湾)には面していない。
著しい高台や丘陵は無く、緩やかに海岸方向へ向けて傾斜する低坦地状となっている。村内域で最も高い所でも高度6mに達しない。気候は温暖で、土壌は腐植土のため水田は少なく、畑作が発達した[1]。
河川
- 宮川
隣接していた自治体
- 伊勢市、度会郡小俣町
歴史
- 明治維新以前の御薗村域は、神領地4ヶ村(高向村、長屋村、王中島村、新開村)と天領地2ヶ村(上条村、小林村)に分かれていた。
- 明治維新により、旧神領制度が廃止。以降、6ヶ村は度会府、度会県、三重県の管轄下と変化する。
- 1884年(明治17年)に6ヶ村が統合し、王中島に「王中島外五ヶ村戸長役場」が設置される。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、高向村・長屋村・新開村・王中島村・上条村・小林村の区域をもって発足。村役場を大字王中島594番地に設置。
- 1912年(明治45年)6月 - 村役場を大字長屋1599番地に移転。
- 1932年(昭和7年)1月 - 村役場を大字長屋960番地に移転。
- 1961年(昭和36年)10月 - 第1回村民体育大会が開催。
- 1979年(昭和54年)5月 - 村役場を大字長屋1221番地に移転。
- 1980年(昭和55年)9月 - 村章が制定される。
- 2005年(平成17年)11月1日 - 伊勢市・二見町・小俣町と合併し、改めて伊勢市が発足。同日御薗村廃止。従来の村役場は「伊勢市役所御薗総合支所」となる。
行政
- 村長:中北隆敏
経済
御薗大根の産地であり、伊勢たくあんの生産の中心地であった[2]。
企業
- 横浜ゴム株式会社三重工場
地域
教育
総合病院
- 山田赤十字病院(合併後に移転・改称)
名所・旧跡・観光スポット
- 山田奉行所記念館
- 宮川ラブリバー公園
- 臥竜梅公園
- 河原神社・毛理神社
- 宇須乃野神社・県神社
公共施設
- ハートプラザみその
商業施設
交通
鉄道
路線バス
道路
出身者
脚注
参考文献
- 伊勢市 編『伊勢市史 第5巻 現代編』伊勢市、平成24年3月31日、1019p.
- 長瀬和雄(1951)"伊勢沢庵の生産と経営―農村副業模範村"農耕と園芸(誠文堂新光社).6(12):54-56.
- 御薗村誌編纂室 編『御薗村誌』三重県度会郡御薗村、平成元年5月31日発行