広島県立賀茂高等学校

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広島県立賀茂高等学校(ひろしまけんりつかもこうとうがっこう)は広島県東広島市西条西本町にある公立高等学校

概要

全日制普通科・定時制普通科からなり、通常、賀茂・賀茂高・賀茂高校といわれることが多い。校歌の作詞は葛原しげる、作曲は下総皖一が担当した。

校章のデザインには、所在地(旧賀茂郡)が京都・賀茂神社の荘園であったことにちなみ、同神社の社紋である賀茂葵が用られている。校章制定時に京都の同社まで出向き、神社から社紋の使用許可と由来の葵の草を贈られたという。また、開校記念日は、公式には不明のため、賀茂神社のお墨付きのもと、社祭の葵祭に合わせ、5月15日となっている。

近年では、広島県教育委員会より進学指導重点校に、この制度が始まって以来一貫して指定されたが、2009年より指定校からはずされた。2010年度からは、広島県教育委員会よりチャレンジハイスクールに指定される。

沿革

校風

校是 - 信・敬・愛

テンプレート:出典の明記

  • 長年、自由な校風といわれている。過去には、広島県でいち早く、制帽の自由化、校内土足化、女子制服ベストの前ボタン化を実施した。また、制服のブレザー化も、生徒の発案でやはり県内の他校にさきがけて実施した。先代の制服が導入された数年後に、近隣の広島県立賀茂北高等学校が配色の酷似した新制服に移行したため、東広島市中心部にて賀茂北高校の生徒が、(東広島市中心部では絶対的多数の)賀茂高校の生徒と誤認される問題が存在した。
  • 1984年、生徒の自発的な活動から硬式野球部を設立。1998年秋に尾道商業を3度甲子園に導いた中村信彦教諭が監督に就任後、着実に力をつけ始め、春、秋の県大会で準優勝を成し遂げるなど、上位進出常連校となり、二度、中国大会に出場している。しかし、甲子園に出場したことはなく、2003年2005年選抜高校野球大会の補欠校になったのが最高位である。なお、中村教諭は、2007年に、呉市立呉高校に異動となった。

教育課程

3学期制を採用。週2回は7時間授業を実施している。夜間定時制は4年制である。

広島大学が高校生へ公開している講義への参加も積極的であり(2005年度受講者数実績:広島大学76名・他大学含187名)、同大学公開講義の履修は、単位として認められる制度がある。

さらに、広島大学連携推進プロジェクトの一環として、広大進学ゼミを実施している。これは、単に受験に向けた補習授業を行うというものとは異なり、自然科学ゼミ・社会科学ゼミ・人文科学ゼミ・国際系ゼミ・教育系ゼミに分かれて、各ゼミで対応する広島大学各学部研究室などの協力の下、包括的な取り組みを実施している。

進学先

2012年3月大学合格実績

  • 国公立大学全合格者数66名
  • 広島大学合格者数15名 
  • 国公立大学現役合格者数60名

姉妹校提携

  • ミチュホル外国語高等学校(韓国仁川市)[1]

著名な出身者

50音順

交通アクセス

脚注

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参考文献

関連項目

外部リンク

  • 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite news