川棚温泉駅
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川棚温泉駅(かわたなおんせんえき)は、山口県下関市豊浦町大字川棚にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
川棚温泉の最寄り駅である。旧町内で唯一、特急「いそかぜ」が停車する駅であった。
駅構造
かつては相対式ホームだったが旧上りホームが廃止され、現在は単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)で、旧下りホームに下関方面行きと小串方面行きの双方が発着する。使われなくなったホームには、地元住民による花壇が作られている。
かつては駅業務が自治体に委託された簡易委託駅であったが、2011年4月1日からは無人駅となっている。自動券売機が設置されている。なお、下関地域鉄道部が当駅を管理している。
2002年に地域のコミュニティセンター「豊浦コミュニティ情報プラザ」との合築構造に建て替えられている。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 614 |
2000 | 591 |
2001 | 559 |
2002 | 521 |
2003 | 529 |
2004 | 529 |
2005 | 503 |
2006 | 493 |
2007 | 487 |
2008 | 485 |
2009 | 483 |
2010 | 471 |
2011 | 446 |
2012 | 423 |
駅周辺
駅舎側は市街地だが、反対側は田畑である。駅のすぐ近くに市の総合支所(旧町役場)があるが、豊浦地区のその他の行政機関は隣の小串駅周辺に所在する。
駅前を国道191号が通過し、駅のすぐそばに県道豊浦清末線(青龍街道)との交差点(川棚交差点)がある。
- 川棚温泉 - 駅前から約1.8km
- 下関市立川棚小学校
- 栄町簡易郵便局
- 下関市役所豊浦総合支所(旧豊浦町役場)
なお、かつて川棚温泉駅から川棚温泉まで鉄道路線(温泉鉄道)の建設が行われた。未成に終わったその路盤跡は、ほぼ青龍街道に転用されている。
歴史
- 1914年(大正3年)4月22日 - 長州鉄道の駅として開業。客貨取扱を開始。
- 1925年(大正14年)6月1日 - 長州鉄道線幡生以北の国有化により、国有鉄道小串線の駅となる。
- 1933年(昭和8年)2月24日 - 小串線が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 簡易委託解除により無人化。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線