島袋光年
テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 島袋 光年(しまぶくろ みつとし、1975年5月19日[1] - )は、日本の漫画家。沖縄県那覇市出身[2]。血液型はO型[1]。愛称は「しまぶー」。
目次
[非表示]来歴
『世紀末リーダー伝たけし!』連載
『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画作品『世紀末リーダー伝たけし!』(以下、『たけし』)は大人気となり、2001年に第46回小学館漫画賞児童部門[3]を受賞した。『たけし』連載当時は、高額納税者番付の神奈川県部門に掲載されていた。
児童買春事件での逮捕
2002年8月7日、出会い系サイトで知り合った16歳の女子高校生に8万円を渡して援助交際(買春行為)をしたとして、神奈川県警に児童買春禁止法違反で逮捕される。結果、『たけし』の連載は未完のまま打ち切られ、逮捕の翌月に発売予定であった単行本最新刊は発売が中止されたことが同年の『週刊少年ジャンプ』39号の編集部の謝罪文により発表され、既刊も絶版となった。同年8月28日に起訴[4]。翌日8月29日に、別の2人の女子高校生16歳に対する買春により、児童買春禁止法違反で再逮捕された[5]。同年10月29日、横浜地方裁判所により懲役2年・執行猶予4年の判決を受ける[6]。
逮捕後の再活動
その後2004年に『スーパージャンプ』にて『RING』を連載することで復帰。絶版となっていた『たけし』のコミックスもワイド版として復活した。そして2005年6月発売の『スーパージャンプ』にて『世紀末リーダー伝たけし! 完結編』の連載が開始され、同年11月に完結した。
2007年『赤マルジャンプ』や『週刊少年ジャンプ』での読み切り掲載を経て、2008年5月『週刊少年ジャンプ』25号より『トリコ』で6年ぶりに少年誌での連載を開始。『トリコ』は2011年にフジテレビ系にてテレビアニメ化された。
年表
- 1997年 『世紀末リーダー伝たけし!』連載開始。
- 1998年 ジャンプスーパーアニメツアー'98において『世紀末リーダー伝たけし!』が『HUNTER×HUNTER』『ONE PIECE』と共にアニメ化される。
- 2000年 小学館漫画賞児童向け部門受賞。
- 2002年 神奈川県警に逮捕[7]。『世紀末リーダー伝たけし!』連載打ち切り。
- 2004年 『RING』連載開始。
- 2005年 『世紀末リーダー伝たけし!完結編』連載。
- 2007年 『赤マルジャンプ』SPRING号にて『エリヤ』掲載。増刊号ながら久々の少年誌復帰となった。
- 2007年 『週刊少年ジャンプ』52号にて『トリコ』掲載。
- 2008年 『週刊少年ジャンプ』25号より『トリコ』を連載開始。
- 2011年 フジテレビ系にて『トリコ』がテレビアニメ化。
人物
- 松本人志の大のファンでもあり、原稿執筆の際もBGMとして彼の関連ビデオを観ている[8]。
- 好きな食べ物はざるそばで、毎日出されても食べられると語っている。
- 幼い頃から漫画を描いていて、ノートに描いては無理矢理学校の友達に見せていた。
- 『たけし』本編では「しまぶー」として自らキャラクターとして登場している。キャラクターの要旨は、島袋が小学生時代に描いていた「とーしーマン」というキャラクターである(コミックス旧版「しまぶーの語り」にて発言)テンプレート:要出典。
- 村田雄介作兼主人公の漫画家漫画『ヘタッピマンガ研究所R』に、ゲストとして登場、キャラクターメイクについて解説した。取材のために高級肉を何皿も食べ比べるなど豪放な人物として描かれている。
- 同じ沖縄出身のお笑い芸人、スリムクラブの真栄田賢は中学校時代の同級生である。当時、真栄田が描いたオリジナルの漫画を読んで「一般誌には無理だね」と評した[9]。
作品リスト
- 世紀末リーダー伝たけし! - 『週刊少年ジャンプ』(1997年 - 2002年)→『スーパージャンプ』(2005年14号 - 2005年23号)
- 世紀末リーダー外伝たけし!(短編集、全1巻)
- RING - 『スーパージャンプ』(2004年 - 2005年)
- トリコ - 『週刊少年ジャンプ』(2008年 - 連載中)
- トリコ外伝(短編集、全1巻)
関連人物
- 尾田栄一郎 - 同時期にデビュー。連載が決まった時お互いに電話で喜び合った仲。島袋が逮捕され、本人及び作品の評価が下がっていた時に世間への皮肉とも取れるコメントを出した[10]。『週刊少年ジャンプ』2011年17号に、『トリコ』と尾田の作品『ONE PIECE』とのコラボ作品『実食! 悪魔の実!!』が掲載された。
- 板垣恵介 - 集英社に対して暗に『たけし』打ち切りを批判[11]。後に島袋と酒を飲むなど、親交を深めた[12]。
- 木多康昭 - 木多のトークライブに島袋がゲスト出演するなど親交がある。『喧嘩商売』の登場人物・島田武のモデルは島袋であり、彼を元にしたネタも作品内に登場している。なお、島袋の許可は得ている[13]。
- 真栄田賢(スリムクラブ) - 中学時代の同級生[14]。