岡本晃
テンプレート:Infobox baseball player 岡本 晃(おかもと あきら、1973年5月3日 - )は、兵庫県神戸市出身の元プロ野球選手(投手)。
来歴・人物
三田学園高時代に第63回選抜高等学校野球大会に出場。関西大学へ進学。関西学生リーグで通算39試合に登板し、16勝6敗、防御率1.73。1995年春季リーグで6勝をあげて優勝に貢献し、最優秀選手とベストナインに選ばれた。1995年のドラフト会議にて逆指名で2位指名を受け、近鉄バファローズに入団する。
テンプレート:Byにサイドスローから気迫あふれるストレートと変化球の揺さぶりを生かして先発投手として活躍し、規定投球回に到達。防御率はリーグ2位の2.82、10勝6敗の好成績を残して新人王候補に挙がる活躍をする(新人王はルーキー史上最多盗塁を記録した小坂誠)。テンプレート:Byに自身初の開幕投手を務め、先発の柱としてチームに貢献。チームトップの9勝を挙げる。
テンプレート:Byシーズン初登板は先発したが敗戦投手となり、これを機に梨田昌孝監督よりリリーフ転向を命じられる。そして、チームの守護神・大塚晶文の不調からシーズン序盤は抑えとして活躍、大塚が復調したシーズン後半はセットアッパーとして活躍した。チーム最多の61試合に登板、チームのリーグ優勝に貢献しヤクルトとの日本シリーズでは、第2戦でシリーズ史上最少投球数タイのわずか2球で勝利投手となった(後に2012年第6戦で巨人・高木京介がこの記録に並んだ)[1]。
テンプレート:Byは大塚が開幕直前に脇腹痛で出遅れ、大塚が戦線復活するまでクローザー、大塚復帰後はセットアッパーと、再び大車輪の活躍。65試合に登板し、防御率も1.82と抜群の安定感を誇り、推定年俸も1億円を越える。なお、10月2日の対西武戦では、8回裏にアレックス・カブレラにシーズンタイ記録となる55号本塁打を献上している。
テンプレート:Byは大塚が中日ドラゴンズへ移籍して、開幕当初はクローザーに任命されるも、疲労のためか安定感を欠く投球が続く。45試合に登板するも、防御率が4.76と大幅に悪化。年俸も1億を割った。
テンプレート:Byシーズン中に背筋を痛め、僅か4試合の登板で防御率9.00と結果を残せなかった。近鉄最後の本拠地最終戦となった9月24日の対西武戦ではマウンドに立つ。シーズン終了後、選手分配ドラフトでオリックス・バファローズに移籍。
テンプレート:Byは登板機会がなく、二軍でも打ちこまれるケースが目立ち、シーズン終了後に戦力外通告を受ける。
テンプレート:By、オランダ・フーフトクラッセのADO所属。テンプレート:By1月24日、アメリカ独立リーグカナディアン・アメリカン・リーグ内の「ナシュア・プライド」(本拠地はニューハンプシャー州ナシュア)に入団が決定。ボストン・レッドソックス入りした松坂大輔の愛称「D-Mat」に対抗してなのか「A-OK」(AKIRA-OKAMOTO)という愛称までついた。同シーズン終了をもって引退。
詳細情報
年度別投手成績
テンプレート:By2 | 近鉄 | 30 | 22 | 3 | 1 | 0 | 10 | 6 | 0 | -- | .625 | 610 | 146.2 | 138 | 14 | 50 | 1 | 8 | 84 | 0 | 1 | 53 | 46 | 2.82 | 1.28 |
テンプレート:By2 | 30 | 27 | 4 | 2 | 0 | 8 | 13 | 0 | -- | .381 | 686 | 158.0 | 167 | 22 | 52 | 2 | 9 | 93 | 5 | 0 | 77 | 71 | 4.04 | 1.39 | |
テンプレート:By2 | 27 | 27 | 5 | 1 | 0 | 9 | 12 | 0 | -- | .429 | 708 | 159.2 | 187 | 19 | 50 | 2 | 10 | 88 | 3 | 1 | 92 | 85 | 4.79 | 1.48 | |
テンプレート:By2 | 9 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | -- | .000 | 119 | 25.0 | 35 | 5 | 10 | 2 | 1 | 10 | 1 | 0 | 21 | 21 | 7.56 | 1.80 | |
テンプレート:By2 | 61 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 8 | -- | .500 | 423 | 102.1 | 86 | 8 | 33 | 6 | 3 | 73 | 3 | 0 | 33 | 31 | 2.73 | 1.16 | |
テンプレート:By2 | 65 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 2 | 18 | -- | .778 | 276 | 69.1 | 57 | 6 | 12 | 3 | 2 | 41 | 0 | 0 | 14 | 14 | 1.82 | 1.00 | |
テンプレート:By2 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 | -- | .250 | 152 | 34.0 | 43 | 6 | 8 | 2 | 2 | 24 | 0 | 1 | 19 | 18 | 4.76 | 1.50 | |
テンプレート:By2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | ---- | 16 | 3.0 | 6 | 2 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 3 | 9.00 | 2.67 | |
通算:8年 | 271 | 80 | 13 | 4 | 0 | 39 | 42 | 28 | -- | .481 | 2990 | 698.0 | 719 | 82 | 217 | 19 | 35 | 414 | 12 | 3 | 312 | 289 | 3.73 | 1.34 |
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- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- 初登板・初先発:1997年5月8日、対日本ハムファイターズ6回戦(東京ドーム)、5回2失点で敗戦投手
- 初奪三振:同上、2回裏にジェリー・ブルックスから
- 初勝利・初先発勝利:1997年5月25日、対福岡ダイエーホークス12回戦(北九州市民球場)、5回2/3を4失点
- 初完投勝利:1997年6月25日、対千葉ロッテマリーンズ13回戦(千葉マリンスタジアム)、9回1失点
- 初完封勝利:1997年8月28日、対オリックス・ブルーウェーブ22回戦(グリーンスタジアム神戸)
- 初セーブ:2001年4月8日、対オリックス・ブルーウェーブ3回戦(グリーンスタジアム神戸)、7回裏に2番手として救援登板・完了、3回無失点
- オールスターゲーム出場:2回 (2001年、2002年)
背番号
- 16 (1996年 - 2004年)
- 22 (2005年)
脚注
関連項目
外部リンク
- Baseball-Reference - 選手の通算成績と情報
- 過去のドラフト候補一覧 - 1991年ドラフト候補・高校生編