山越駅
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テンプレート:駅情報 山越駅(やまこしえき)は、北海道二海郡八雲町山越にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はH55。電報略号はヤコ。 駅名は、アイヌ語の「ヤム・ウシ・ナイ」(栗の樹がある川)より。
駅構造
混合ホーム2面3線のうち真ん中の線路を取り払ったことによって生じた、ホーム・線路・ホーム・線路の順に並ぶという特異的な構造を持つ地上駅。ホーム中央に構内踏切りがある。ホームの脇に関所を模した待合所が設置されている[1]。これは近くに江戸幕府の関所の跡があることにちなんだもので、「日本最北端の関所」として知られている。無人駅となっている。
駅周辺
- 国道5号
- 山越郵便局
- 八雲町立山越小学校
- 函館バス「山越駅前」停留所
- 八雲パーキングエリア
- 噴火湾パノラマパーク
- ハーベスター八雲
- 浜松温泉
- ヤクモ飲料
歴史
- 1903年(明治36年)11月3日 - 北海道鉄道の山越内駅(やまこしないえき)として開業。一般駅。
- 1904年(明治37年)10月15日 - 山越駅に改称。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 北海道鉄道国有化により、国有鉄道に移管。
- 1920年(大正9年)9月8日 - 駅舎改築。
- 1960年(昭和35年)5月25日 - 貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1989年(平成1年)10月6日 - 駅舎改築[1]。