小野町駅
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小野町駅(おのまちえき)は、兵庫県小野市下来住(しもきし)町字中前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅である。
駅構造
西脇市方面に向かって右側に、単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)になっている。以前は相対式2面2線だったが、片側は撤去された。棒線駅のため、西脇市方面行きと加古川方面行きが同一ホームに停車する。
電化に伴い駅舎が改築され、コミュニティーセンター「ぷらっときすみの」とそば屋(水曜日定休)が同居する建物になった。加古川駅管理の無人駅で、自動券売機が設置されている。便所は、かつては男女共用の汲取式であったが、電化にともなう駅舎改築で男女別水洗化され、身障者・オストメイト対応の多目的便所(コミュニティーセンターとともに駅管理の関係で7時 - 19時の間利用可で、それ以外の時間帯は施錠されている)も設置された。
ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり1本が停車する。第4土曜日は5時間ほど停車設定がなかったが、2011年度(平成23年度)より改善されている。
駅周辺
そろばんで有名な小野市の中心街とは、加古川をはさんで約2km離れている。駅周辺は少々寂れた感がある。
利用状況
1日平均の乗車人員は335人である(2011年度) (小野市統計書より)
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997 | 281 |
1998 | 292 |
1999 | 283 |
2000 | 293 |
2001 | 277 |
2002 | 315 |
2003 | 304 |
2004 | 276 |
2005 | 297 |
2006 | 302 |
2007 | 312 |
2008 | 314 |
2009 | 324 |
2010 | 313 |
2011 | 335 |
歴史
- 1913年(大正2年)8月10日 - 播州鉄道 国包駅(現在の厄神駅) - 西脇駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 路線譲渡により播丹鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により国有鉄道加古川線の駅となる。
- 1962年(昭和37年)9月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)6月1日 - 加古川鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2009年(平成21年)7月1日 - 加古川鉄道部廃止に伴い神戸支社直轄へ変更され、加古川駅の被管理駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color加古川線