小牧駅
テンプレート:駅情報 小牧駅(こまきえき)は、愛知県小牧市中央一丁目にある名古屋鉄道(名鉄)小牧線の駅。
本項ではかつて存在した桃花台新交通桃花台線の小牧駅および、小牧駅バスターミナルについても述べる。
目次
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地下駅である。犬山方に引き上げ線がある。当駅を境に犬山方面は単線、平安通方面は複線となっている。なお始発終電の場合は犬山方面の列車は平安通方面のホームに停車する事がある。
自動券売機は2台あり、1台はmanaca対応、もう1台はトランパスに対応する。自動改札機は東芝製(EG-2000)が設置されている。複数枚対応機だが、2枚以上の乗車券類を投入すると枚数超過となり、通過できない。
改札口前には、軽食や飲料などを販売している店舗があるほか、展示スペースや市の広報資料などが置かれた「市民情報センター」がある。また、市営地下駐車場との連絡通路がある。
路線 | 番線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
■小牧線 | 1 | 下り | 犬山方面 | |
2 | 主に当駅始発・終着列車 | |||
上り | 平安通方面 | |||
3 |
- East Exit of Komaki Station(Komaki Line).JPG
名鉄東口
- Entrance Gate of Komaki Station(Komaki Line).JPG
名鉄線改札口
配線図
駅ビル
駅ビルにはホテルのほかに、トレーニングジムや立体駐車場などがある。1階部分は小牧市の施設のほか、複数の店舗がある。
- 名鉄小牧ホテル
- セントラルフィトネスクラブ小牧 - セントラルスポーツ株式会社が運営しているトレーニングジム。
- 名鉄パーキング - 24時間営業の立体駐車場。
- 有料駐輪場
- 小牧都市センター
- 小牧市役所小牧駅前出張所
利用状況
一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2007年度 4,743人
- 2008年度 4,763人
- 2009年度 4,645人
一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。
- 2007年度 9,473人
- 2008年度 9,503人
- 2009年度 9,257人[2]
小牧線の駅では、犬山駅の次に利用客が多いが、周辺都市のJR中央線春日井駅や名鉄犬山線岩倉駅などと比べると利用者数は少なくなっている。
駅周辺
- メロディーパーク - バスターミナル北側にある広場。小牧平成夏まつりの会場の一つである。その他にも、さまざまなイベントが行なわれる。
- 小牧駅地下駐車場
- 小牧郵便局
- ゆうちょ銀行小牧店
- 小牧税務署
- ラピオ
- 小牧市民病院
- 小牧第一病院
- 愛知県立小牧高等学校
- メナード美術館
- 戒蔵院
歴史
- 1920年(大正9年)9月23日 - 旧・小牧線(後に「岩倉支線」と改名、場所は現在の小牧市小牧4丁目)の小牧駅が開業。
- 1931年(昭和6年)2月11日 - 名鉄大曽根線(後に「小牧線」と改名)の新小牧駅(場所は現在の小牧市中央1丁目)が開業。
- 1945年(昭和20年)5月1日 - 岩倉支線の小牧駅を廃止して新小牧駅を小牧駅に改称。岩倉支線乗入れ。
- 1964年(昭和39年)4月25日 - 岩倉支線廃止。
- 1970年(昭和45年)10月 - 小牧市長舟橋久男(当時)が「小牧駅駅周辺開発構想」を発表。
- 1977年(昭和52年)3月 - 小牧駅駅東土地区画整理事業の都市計画策定。
- 1985年(昭和60年)4月 - 「小牧駅駅西地区B街区第1種市街地再開発事業都市計画」策定。
- 1989年(平成元年)
- 4月 - 地下駅化。
- 10月 - 小牧駅地下駐車場完成。
- 1990年(平成2年)11月 - 名鉄小牧ホテル開業。
- 2008年(平成20年)12月1日 - 駅周辺が市の路上喫煙禁止区域に指定される[3]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
桃花台新交通(廃止)
テンプレート:駅情報 1991年(平成3年)3月25日の桃花台新交通桃花台線開業に合わせて開業。2006年(平成18年)10月1日の同線廃止とともに廃止された。名古屋鉄道の駅構内に隣接。プラットホーム2面3線を持つ高架駅。うち、通常使用する1面2線のホームはホームドアによって、完全に密閉されていた。
また、増発を見込んで降車専用のホームを1面1線有していた。このホームはホームドアや上屋はなく、転落防止用の柵があるだけだった。ただ、開業時利用された後は列車の入線もなく、廃止時までシャッターが降りて入れないようになっていた。
券売機は2台で、うち1台はトランパス対応だった。中2階にトイレと、利用者が無料で借りたりもらったりできる本を集めた「ピーチらうんじ」と言う施設があった。
廃止後はシャッターが閉められ、一切入れないようになっている。
- Loop at Komaki Station side(Tokadai Line).JPG
小牧駅南側にある桃花台新交通桃花台線のループ線跡(2009年1月撮影)
- Komaki Station(Tokadai Line abolished).JPG
桃花台新交通線改札口跡
歴史
小牧駅バスターミナル
小牧駅東口に隣接してバスターミナルがある。現在あおい交通と名鉄バス、こまき巡回バスが発着している。
市は小牧駅前周辺の再開発事業において、バスターミナルを現在タクシー乗り場として利用されている小牧駅西側へと移転する案を検討している。その際現在の場所は、バス車両の待機場や企業向けのバスの乗降場としての利用が検討されている[4]。
- Komaki station bus terminal 3.JPG
バスターミナル
- Route Map of Komaki Station Bus Terminal.JPG
路線図(※こまき巡回バスを除く)
- Komaki Jyunkai Bus Route Map.JPG
こまき巡回バスの路線図
略歴
- 1964年(昭和39年)4月25日 - 名古屋鉄道岩倉支線廃止、代替バス運行開始。
- 1980年(昭和55年)8月 - 桃花台線の代行バス運行開始
- 1989年(平成元年)4月 - 現在の小牧駅バスターミナルが開業する。
- 1991年(平成3年)3月24日 - 桃花台線の代行バス運行終了
- 1998年(平成10年)4月21日 - こまき巡回バス運行開始
- 2006年(平成18年)9月19日 - 桃花台線廃止に伴う代行バスであるピーチバス運行開始
- 2006年(平成18年)10月2日 - ピーチミゴン運行開始
- 2008年(平成20年)12月1日 - 市の喫煙区域に指定される
のりば
停留所名はピーチバスが「小牧駅前」[5]、名鉄バス・巡回バス・ミゴンが「小牧駅」[6][7][8][9]である。
特記ないものは名鉄バスが運行。
- 1番のりば:こまき巡回バス(あおい交通)
- 2番のりば:勝川駅行き・(JR)春日井駅行き
- 3番のりば:高速バス桃花台線(名古屋(名鉄バスセンター)行き)
- 4番のりば:岩倉線(岩倉行き)
- 5番のりば:ピーチバス・ミゴン(あおい交通)
隣の駅
- 桃花台新交通
- 桃花台線(廃止)
- 小牧駅 - 小牧原駅
脚注
関連項目
- ToHeart2 - 登場人物に小牧愛佳(こまきまなか)がいて、それにちなんで当駅でmanacaを購入する人がいる。