宮崎市生目の杜運動公園野球場
テンプレート:Pathnav テンプレート:複数の問題 テンプレート:野球場情報ボックス 宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム(みやざきし いきめのもりうんどうこうえん アイビースタジアム)は、宮崎県宮崎市の宮崎市生目の杜運動公園内にある野球場。施設は宮崎市が所有し、MSG・ミズノグループ(代表団体:学校法人宮崎総合学院、構成団体:ミズノ)が指定管理者として運営管理を行っている。なお、宮崎市都市公園条例における施設名称は「宮崎市生目の杜運動公園野球場」ではなく、「宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム」である。
歴史
1994年4月、宮崎市の市制70周年記念事業のひとつとして、老朽化が進んでいた宮崎市西部総合運動場を総合スポーツ公園として改築する事業が行われることとなり、1999年4月着工。うち第1野球場は2002年12月に完成した。公園自体も2003年10月に第2野球場や屋内練習場など一部施設が完成し暫定オープン。公園の名称は一般公募により「生目の杜運動公園」とした。また各施設の愛称も一般公募により、メインスタジアムとなる第1野球場には「阪神甲子園球場のように、外壁がツタ(蔦、英:ivy)で覆われた美しい球場になって欲しい」という応募者のアイディアに因んで「アイビースタジアム」、全面人工芝の屋内練習場には生目地区の江戸時代の農民・半平の愛称「半ぴ殿」(はんぴどん)に因み「はんぴドーム」が付与された。
なお、運動公園の完成後総面積は35.4ヘクタール(ha)であり、2009年に全施設の整備が完了した。総事業費は173億円を要するが、市は運動公園の建設資金の一部に市民からの投資を募るため「アイビー債」の名称の公募地方債を発行しており、年間事業費のうち毎年15~25億円がこのアイビー債で賄われている。
開場以降、高校野球などアマチュア野球の公式戦が開催されている。またプロ野球では、公園が一部完成した2003年11月からは福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)が秋季キャンプ地とし、以後春季・秋季のキャンプが行われている。なお、収容人員が11,000人であるため、宮崎市で開催される一軍公式戦は30,000人収容の宮崎県総合運動公園硬式野球場(サンマリンスタジアム宮崎)で行われている(なお、福岡ソフトバンク主催の春季オープン戦はアイビースタジアムでも開催される)。秋季に宮崎県各地で行われる教育リーグ「フェニックスリーグ」では、アイビースタジアムと第二野球場も開催球場として使用される。また当初は2004年にファーム日本選手権(中日対日本ハム。4-3で中日優勝)が開催される予定だったが、諸般の事情によりサンマリンに会場が変更されている。
メインスタンド外周の壁面には、先の愛称命名者のアイディア通りに蔦のつるが這わされている。開場して間もないため、つるはまだごく一部にしか伸びていないが、テンプレート:要出典範囲
またコブクロがスタジアムライブを行った。これはメンバーの小渕健太郎が宮崎県出身者であるのと、口蹄疫で被害を受けた宮崎県を勇気付ける為のものであり、布袋寅泰・今井美樹(高鍋町出身・被害の多かった児湯地区の一部)もゲストとして参加した。
この球場でキャンプを行っているソフトバンクが3塁側ベンチをホームとしている。
施設概要
- 両翼:100m、中堅:122m
- 内野:土、外野:天然芝
- ナイター照明設備:6基
- 収容人員:11,000人(内野:座席6,000人、外野:芝生席5,000人)
- スコアボード:磁気反転式
- ダッグアウト: 3塁側(ホーム)・1塁側(ビジター)