宇土駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報

テンプレート:UKrail-header2テンプレート:BS-tableテンプレート:BS-colspan富合駅テンプレート:BS4textテンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS4テンプレート:BS-colspan緑川駅/松橋駅

|}

宇土駅(うとえき)は、熊本県宇土市三拾町にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。

概要

宇土市の中心駅である。鹿児島本線所属線[1]とし、当駅を起点とする三角線を加えた2路線が乗り入れる。なお三角線の列車は全て鹿児島本線熊本駅を起点としていて、熊本駅 - 当駅間と三角線を合わせて「あまくさみすみ線」の愛称が用いられている。

かつては鹿児島本線の優等列車がごく一部停車していた。2011年3月12日のダイヤ改正でいったん当駅に停車する優等列車がなくなった後、同年10月8日からあまくさみすみ線の特急「A列車で行こう」が停車するようになった。肥薩おれんじ鉄道線に直通する快速「スーパーおれんじ」は優等列車ではないが、設定当初より通過している。

駅構造

島式ホーム1面2線と通過線1線を有する地上駅橋上駅舎を備える。東口と西口は自由通路で結ばれている。駅構内には三角線のCTCセンターが併設されていたが、業務委託駅となったため熊本駅へと機能移転している。開業当時の初代駅本屋は太平洋戦争末期、米軍の宇土空襲により焼失した。

九州新幹線の建設と併せて東口を新設し、駅全体がリニューアルされた。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅。みどりの窓口の他、自動券売機が設置されている。

のりば

1 テンプレート:Color鹿児島本線(上り) 熊本玉名方面
テンプレート:Color三角線 網田三角方面
2 テンプレート:Color鹿児島本線(下り) 小川八代方面
テンプレート:Color三角線 網田・三角方面

利用状況

1日平均乗車人員および乗降人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2006年 1,694 3,351
2007年 1,711 3,386
2008年 1,717 3,392
2009年 1,647 3,259
2010年 1,740 3,447

駅周辺

熊本市の郊外であり、住宅が広がる。在来線線路と九州新幹線の線路が平行して走っている。この駅の南側で鹿児島本線から三角線が西側に分かれる。宇土市の中心部はそのさらに南側で当駅からは直線距離でおよそ800mほど離れているが宇土市役所などがある。

バス路線

歴史

ファイル:Uto.jpg
1947年から2009年まで使われた駅舎
ファイル:UtoSt2.jpg
2005年頃のホームの様子

この駅を開業させたのは九州鉄道(初代)である。1895年明治28年)1月28日川尻駅から松橋駅までが開通して当駅が開業。その後熊本方面と天草・島原との連絡のため1899年(明治32年)12月25日に当駅から三角駅までが開通しこの駅は分岐駅となった。

九州鉄道の国有化は1907年(明治40年)7月1日の事である。その後1909年(明治42年)10月12日には線路名称が制定され門司駅(現在の門司港駅)から八代駅をへて人吉駅までが人吉本線、当駅から三角駅までが三角線とされた。人吉本線の名前は長く続かず同じ年の11月21日には人吉駅と吉松駅との開通によって門司駅(現在の門司港駅)から鹿児島駅までが一本の線路でつながったのでこの区間が鹿児島本線とされた。

その後は1987年昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)に継承され現在に至る。

年表

※但し、当駅から先の緑川・住吉方面「三角線」には非対応

隣の駅

九州旅客鉄道
鹿児島本線
テンプレート:Color快速「スーパーおれんじ」
通過
テンプレート:Color快速「くまもとライナー」・テンプレート:Color普通
富合駅 - 宇土駅 - 松橋駅
あまくさみすみ線(三角線、ただし熊本駅 - 当駅間は鹿児島本線)
テンプレート:Color普通
富合駅 - 宇土駅 - 緑川駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:鹿児島本線 (熊本地区)

テンプレート:三角線
  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年