吉舎駅
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吉舎駅(きさえき)は、広島県三次市吉舎町三玉にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福塩線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能地上駅。下りホーム側に駅舎があり、上りホームへは跨線橋で連絡している。上り線には下り方面への出発信号機があり、三次方面への折り返しに対応しているが、現行ダイヤでは定期列車としての折り返し列車の設定はない。なお、福塩線などで運用される広島運転所所属のキハ120系には「吉舎」幕が残っている。
木造の駅舎があるが、自動券売機は設置されていない。三次鉄道部管理の無人駅。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1(反対側) | テンプレート:Color福塩線 | 上り | 府中・福山方面 |
2(駅舎側) | テンプレート:Color福塩線 | 下り | 塩町・三次方面 |
実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。
駅周辺
- 道路
- 公共機関
- 学校
- その他
- 吉舎歴史民族資料館
- 尾崎山公園(南天山城址)
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 209人(1999年度)
- 195人(2000年度)
- 157人(2001年度)
- 124人(2002年度)
- 148人(2003年度)
- 142人(2004年度)
- 165人(2005年度)
- 169人(2006年度)
- 167人(2007年度)
- 164人(2008年度)
- 132人(2009年度)
- 151人(2010年度)
歴史
- 1933年(昭和8年)11月15日 - 福塩北線(当時)の終着駅として当駅から田幸駅(現・塩町駅)まで開業。
- 1935年(昭和10年)11月15日 - 福塩北線が当駅から上下駅まで延伸開業、途中駅となる。
- 1938年(昭和13年)7月28日 - 福塩北線が現行の福塩線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1985年(昭和60年)12月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月31日 - この日を最後に乗車券委託発券終了となり、完全な無人駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color福塩線