北会津村
テンプレート:Infobox 北会津村(きたあいづむら)は、福島県北会津郡にあった村である。
2004年11月1日に会津若松市へ編入し、当時郡内唯一の町村だったため同時に北会津郡が消滅した。本項目では、現在の会津若松市北会津町についても記す。
目次
概要
会津盆地の中に存在しており、町域の東を阿賀川、町域の西を宮川が流れている。
磐越自動車道が通るが、町域にインターチェンジはない。また、国道401号、福島県道59号会津若松三島線、福島県道72号会津坂下会津本郷線などが経由している。加えて、東日本旅客鉄道只見線が経由しており、町域の南端に会津本郷駅がある。
地理
阿賀川と宮川に挟まれた平坦な扇状地に位置する。村土の70%が農地であり、森林を持たない。
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北会津郡荒井村、舘ノ内村、川南村が成立。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 荒井村と舘ノ内村が合併し荒舘村を新設。
- 1956年(昭和31年)5月1日 - 荒舘村と川南村が合併し北会津村を新設。
交通
鉄道
バス
名所・旧跡
祭事・催事
- 小松彼岸獅子 - 3月18~24日に開催
- スノーバトルinきたあいづ - 2月中旬に開催
- ホタル祭り - 6月下旬~7月上旬に開催
名物
主要地区
主要地区の現況を述べる。
荒井
北会津町中部の地区。下荒井地区、中荒井地区などがあり、福島県道59号会津若松三島線、福島県道72号会津坂下会津本郷線、福島県道152号橋本会津高田線などが経由する。市立荒舘小学校、市立北会津中学校があるほか、会津若松市役所の支所がある。周辺には今和泉地区、白山地区、安良田地区、ほたるの森地区などがあり、本地区を含め水田や畑地などの農地、農村集落が広がる。
蟹川
北会津町西部の地区。福島県道59号会津若松三島線三島会津若松線などが経由する。地区の西側、会津若松市神指町との間には阿賀川が流れ、蟹川橋が架かる。また、地区内には水田や畑地などの農地が広がる。周辺に福島県道152号橋本会津高田線などが経由する二日町地区のほか、小出、川崎の農村集落などがある。
真宮
北会津町北部の地区。北端を磐越自動車道が通過するほか、会津広域農道などが経由する。また、地区内西部は真宮新町として整備され、住宅地などになっている。加えて、地区の西側を阿賀川が流れており、会津若松市神指町との間に会津大橋が架かる。真宮新町のほかには水田などの農地が広がり、周辺には田村山地区のほか、真渡、礫、鈴渕などの農村集落がある。
和泉
北会津町北部の地区。地区の北部を磐越自動車道が通過するほか、福島県道72号会津坂下会津本郷線などが経由する。また、地区の東側を宮川が流れており、地区内には水田、畑地などの農地が広がる。周辺に出尻地区などがある。
舘
北会津町東部の地区。地区を福島県道72号会津坂下会津本郷線が縦貫するように通っており、水田、畑地などの農地、農村集落などが広がる。周辺には宮ノ下地区、石原地区、中里地区のほか、平田集落などがある。
鷺林
北会津町中部の地区。地区の南部を福島県道152号橋本会津高田線が通る。地区内には水田、畑地の農地のほか、農村集落などが広がる。周辺に本田地区、十二所地区、寺堀地区などがある。
宮袋
北会津町東部の地区。地区内を福島県道152号橋本会津高田線が通る。また、地区の西側には宮川が流れており、地区内には水田、畑地などの農地のほか農村集落が広がる。周辺に天満地区、宮袋新田地区などがある。
麻生
北会津町中部に、東側を福島県道72号会津坂下会津本郷線が通る東麻生地区、その西側の西麻生地区、古麻生地区、さらに西側の地区で宮川に面している麻生新田地区などがある。周辺は水田、畑地などの農地や農村集落などが広がり、柏原地区、松野地区、両堂地区などがある。
下米塚
北会津町西部の地区。地区の西側を阿賀川が流れる。周辺は水田、畑地、果樹園などの農地や農村集落などが広がり、古館地区、三本松地区のほか、川原丁集落などがある。三本松地区と会津若松市門田町の間には国道401号の高田橋が架かる。加えて、当地区南方には上米塚地区や中新田集落があり、東日本旅客鉄道只見線の会津本郷駅がある。
小松
北会津町南部の地区。地区の北側を国道401号が通るほか、福島県道72号会津坂下会津本郷線なども経由する。周辺には水田、畑地などの農地や農村集落などが広がり、地区内に市立川南小学校がある。また、周辺に東小松地区、新在家地区などがある。
金屋
北会津町南部の地区。地区の西側を福島県道72号会津坂下会津本郷線が通るほか、地区の南部を東日本旅客鉄道只見線が通過する。周辺は水田、畑地などの農地や農村集落などが広がり、下野地区、北後庵地区、西後庵地区、大島地区のほか、大島前集落、大島新田集落などがある。