創世記
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『創世記』(そうせいき、テンプレート:Rtl翻字併記 ゲネシス、テンプレート:Lang-en-short)は、古代ヘブライ語によるユダヤ教、キリスト教の聖典で、イスラム教の啓典である聖書(旧約聖書)の最初の書であり、正典の一つである。写本が残っており、モーセが記述したとされている。
いわゆるモーセ五書は、ユダヤ教においてはトーラーと呼ばれている。創世記はヘブライ語では冒頭の言葉をとって テンプレート:Rtl-lang(ベレシート ヘブライ語で「はじめに」という意味)と呼ばれており、ギリシャ語名の「ゲネシス」は「誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意である。
「創世紀」は誤記である。
主な内容
内容は大きく分けると「天地創造と原初の人類」、「イスラエルの太祖たち」、「ヨセフ物語」の三つに分けることができる。
- 天地創造と原初の人類
- 太祖たちの物語
- アブラハムの生涯 12章-25章
- ソドムとゴモラの滅亡 18章-19章
- イサクをささげようとするアブラハム 22章
- イサクの生涯 26章-27章
- イスラエルと呼ばれたヤコブの生涯 27章-36章
- アブラハムの生涯 12章-25章
- ヨセフの物語
- 夢見るヨセフ 37章-38章
- エジプトでのヨセフ 38章-41章
- ヨセフと兄弟たち 42章-45章
- その後のヨセフ 46章-50章
ユダヤ人の歴史の物語は、聖書で『創世記』の次に置かれている『出エジプト記』へ続いていく。