五十石駅
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五十石駅(ごじっこくえき)は、北海道川上郡標茶町オソベツにある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅。駅番号はB60。電報略号はコク。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。旧下り本線が使われており、かつては上り本線(相対式ホーム)も有していた[1]。駅舎は車掌車を改造したものである。
駅名の由来
アトサヌプリの硫黄運搬のための五十石船が釧路川をここまで溯ってきたことに由来する[2][1]。ここから硫黄山まで釧路鉄道が敷かれていた。
駅周辺
小さな集落がある。
歴史
- 1927年(昭和2年)9月15日 - 国有鉄道の駅として開業[3]。一般駅。
- 1960年(昭和35年)10月25日 - 貨物取扱い廃止[4]。
- 1973年(昭和48年)2月5日 - 駅員配置が運転扱い要員のみとなる[5]。荷物扱い廃止。出改札業務廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 駅員配置終了[6]。電子閉塞化の際、行き違い設備廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
隣の駅
脚注
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3
関連項目
外部リンク
- 五十石駅 - JR北海道釧路支社