五ノ三駅
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テンプレート:駅情報 五ノ三駅(ごのさんえき)は、愛知県弥富市五之三町西本田にある、名古屋鉄道尾西線の駅。
小学校の組のような駅名として取り上げられることもあるが、駅名は「郷の桟(村の縁という意味)」に由来するとするのが通説である[1]。
愛知県最西端の駅である。
駅構造
単式1面1線のホームを持つ地上駅。ホームは弥富方向を向いて右側に位置する。駅集中管理システム導入済みの無人駅である。 2008年(平成20年)3月14日にトランパスの利用が開始され、(2011年からmanacaに変更)同時に駅舎が新設され、車椅子対応のスロープも設けられた。ホームの長さは4両分で、6両の電車は後2両ドアが開かない。 線路を隔てて北東側に無料駐輪場がある。
路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|
■尾西線 | 下り | 津島・須ヶ口・名古屋方面 |
上り | 弥富行き |
- Gonosan former eqm.jpg
かつての筆書き駅名標
- Gonosan eki 1.jpg
トランパス導入前の五ノ三駅(2006年)
配線図
利用状況
1日平均の乗車人員は2010年度は221人であり、尾西線全22駅中21位であり、西一宮駅の次に利用客が少ない。
駅周辺
この駅は弥富市に位置するが、愛西市域にも近い。実際、駅南側でごくわずかに愛西市域を通過している。
歴史
- 1924年(大正13年)10月1日 - 尾西鉄道の駅として開業[2]。
- 1925年(大正14年)8月1日 - 尾西鉄道が名古屋鉄道に買収され、名鉄尾西線の駅となる。
- 2008年(平成20年)
- 2~3月頃 - 新駅舎建築工事
- 3月14日 - 駅集中管理システム導入
- 2011年(平成23年)2月11日 -manacaサービス開始。
隣の駅
脚注
関連項目
テンプレート:Navbox- ↑ 清水武・神田年浩(解説)、1999年3月、『尾西線の100年 保存版』、郷土出版社 ISBN 4-87670-118-0 p.142.
- ↑ 「地方鉄道駅設置並営業哩程変更」『官報』1924年10月16日(国立国会図書館デジタル化資料)