中間駅
テンプレート:Otheruseslist テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報
中間駅(なかまえき)は、福岡県中間市中央二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である。かつては当駅から香月線が分岐していた。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線と、合計2面3線を有する地上駅。駅舎は単式ホームの東側に接して置かれ、二つのホームを跨線橋が結ぶ。その跨線橋から駅の西側にも通路が伸びており、西口の駅舎が置かれている。
業務委託駅。マルス端末の設置駅で、みどりの窓口が東側の駅舎にある。西口の駅舎には自動券売機が一台設置されている。自動券売機の設置は東側の駅舎にもある。
2010年秋頃から国およびJRと中間市の協議でエレベータ設置工事が始まり、翌年春に東側の単式ホームと西側の島式ホームにそれぞれ完成した。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は1,973人である[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2003年 | 2,383 |
2004年 | 2,286 |
2005年 | 2,160 |
2006年 | 2,092 |
2007年 | 2,077 |
2008年 | 2,038 |
2009年 | 1,945 |
2010年 | 2,012 |
2011年 | 1,973 |
駅周辺
かつての中間市の繁華街である昭和町商店街に隣接しているが、現在の市の中心はショッパーズモールなかまのある蓮花寺地区に移っている。中間駅から筑豊電気鉄道筑豊電鉄通谷駅までの「ふれあい大通り」には中央公民館・市民図書館・なかまハーモニーホール・市立病院などの公共施設をはじめ、銀行・娯楽施設・飲食店が建ち並び、市内外からも多くの客が訪れている。
一方、駅の南方向に伸びる、道は「もやい通り」と呼ばれ、道沿いの旧香月線跡地には世界各地の石像のレプリカが立ち並ぶ珍しい遊歩道(屋根のない博物館)が人々の目を楽しませている。「もやい(催合・舫い)」とは昔の言葉で「結びつき・共同・協働」といった意味があり、炭鉱産業が全盛のころから仕事仲間や兄弟姉妹、隣近所同士で物を「もやい分け」しあっていたことから付けられた。
なお中間市役所は隣の筑前垣生駅が最寄り駅である。
バス路線
西鉄バス北九州による運行で、東口側に「JR中間駅前」バス停、西口側に「中間駅西口」バス停がある。両方のバス停を経由する系統もある。主に中間駅と駅東側の市街地や駅北側の住宅地を結ぶ。
- 高速:JR中間駅前 - 西鉄天神バスセンター(なかま号)
- 61:JR中間駅前 - 通谷電停 - 筑鉄中間
- 61:JR中間駅前 - 鳥森 - 筑鉄中間
- 67:JR中間駅前 - 岩瀬東町 - 中鶴北部 - 中間駅西口 - 新手 - 筑鉄中間・香月営業所
- 67:中間駅西口 - 中鶴北部 - 岩瀬東町 - JR中間駅前 - 通谷電停 - 筑鉄中間・香月営業所
歴史
- 1891年(明治24年)8月30日 - 筑豊興業鉄道(1891年8月、筑豊鉄道に改称)が開設。
- 1893年(明治26年)6月20日 - 黒崎 - 当駅間短路線開通。
- 1897年(明治30年)10月1日 - 筑豊鉄道を九州鉄道(初代)が合併。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化され帝国鉄道庁が所管。
- 1908年(明治41年)7月1日 - 当駅 - 香月間の貨物支線(後の香月線)開業。
- 1911年(明治44年)10月1日 - 香月線が旅客業務取扱開始。
- 1974年(昭和49年)3月5日 - 貨物業務取扱廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 香月線全線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- テンプレート:Color福北ゆたか線(筑豊本線)
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 香月線
- 中間駅 - 新手駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:香月線- ↑ 統計なかま(道路・交通・通信) JR九州の乗降客数