世界ゴルフ殿堂
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テンプレート:更新 世界ゴルフ殿堂(せかいゴルフでんどう、World Golf Hall of Fame)は、アメリカ・フロリダ州セントオーガスティンにある、ゴルフにおいて顕著な活躍をした選手、あるいはゴルフの発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称えるために創設された組織である。
目次
現在の選考基準
PGAツアー・チャンピオンズツアー部門
- 必須条件
- 40歳以上
- 65%以上の得票率
- 次の条件のうちいずれかを満たす
-
- 10年以上ツアーメンバーである
- ツアー10勝またはマスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権、ザ・プレーヤーズ選手権の中で2勝
-
- チャンピオンズツアーで5年以上ツアーメンバーである
- PGA・チャンピオンズ両ツアーで20勝以上
- マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権、ザ・プレーヤーズ選手権、全米シニアオープン、ザ・トラディション、全米プロシニア選手権、シニア・プレーヤーズ選手権の中で5勝以上
ベテラン部門
1974年以前にキャリアの大半をプレーしたプロ・アマチュアの選手で、上記の基準を満たせない選手に対して、毎年世界ゴルフ殿堂の諮問委員会(世界の26のゴルフ組織の代表からなる)によって指名され、世界ゴルフ殿堂理事会により選出される。
LPGA現役選手部門
(1999年2月以降は以下の規準をすべて満たす必要がある)
- ツアー参加10年(参加していない期間は含まず)
- LPGAメジャー大会で1勝あるいはベアトロフィー(年間最少打数賞)またはロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得
- 世界ゴルフ殿堂が以下に定めるポイントで27ポイント以上を獲得
- 2ポイント LPGAメジャー大会1勝
- 1ポイント LPGAツアー1勝、ベアトロフィー、ロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー
LPGA引退選手部門
以下の基準を満たし、諮問委員会で2/3以上の得票を得て指名され、LPGAツアー選手の75%以上の得票を得なければならない。
- ツアー参加10年(参加していない期間は含まず)
- 引退して5年以上経過
- LPGAメジャー大会で1勝あるいはベアトロフィー(年間最少打数賞)またはロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得
- LPGAツアーの発展に対して顕著な貢献があった者
国際投票部門
- 65%以上の得票率
- 40歳以上
- 男性の場合PGAツアー・チャンピオンズツアー部門、女性の場合LPGA部門の基準を満たしていない
- 世界ゴルフ殿堂が以下に定めるポイントで50ポイント以上を獲得
- 6ポイント 男女四大メジャー勝利
- 4ポイント ザ・プレーヤーズ選手権、上記以外のアメリカLPGA勝利
- 3ポイント PGAツアー、欧州PGAツアー勝利
- 2ポイント (男子)日本・南アフリカ・オーストラリアツアー、(女子)日本・欧州ツアー勝利
- 1ポイント その他の国内選手権勝利、ライダーカップ・プレジデントカップ・ソルハイムカップ参加
生涯業績部門
国際投票により指名を行い、理事会で選出する。
殿堂入りリスト
男性
- パインハースト時代の世界ゴルフ殿堂で選出
- 1974年 ウォルター・ヘーゲン
- 1974年 ベン・ホーガン
- 1974年 ロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア(ボビー・ジョーンズ)
- 1974年 バイロン・ネルソン
- 1974年 ジャック・ニクラス
- 1974年 フランシス・ウイメット
- 1974年 アーノルド・パーマー
- 1974年 ゲーリー・プレーヤー
- 1974年 ジーン・サラゼン
- 1974年 サム・スニード
- 1974年 ハリー・バードン
- 1975年 ウィリー・アンダーソン
- 1975年 フレッド・コーコラン
- 1975年 ジョゼフ・C・デイ
- 1975年 チック・エバンス
- 1975年 トム・モリス・ジュニア
- 1975年 ジョン・テイラー
- 1976年 トミー・アーマー
- 1976年 ジェームズ・ブレイド
- 1976年 トム・モリス・シニア(オールド・トム・モリス)
- 1976年 ジェローム・トラバース
- 1976年 ミッキー・ライト
- 1977年 ボビー・ロック
- 1977年 ジョン・ボール
- 1977年 ハーブ・グラフィス
- 1977年 ドナルド・ロス
- 1978年 ビリー・キャスパー
- 1978年 ハロルド・ヒルトン
- 1978年 ビング・クロスビー
- 1978年 クリフォード・ロバーツ
- 1979年 ウォルター・トラヴィス
- 1980年 サー・ヘンリー・コットン
- 1980年 ローソン・リトル
- 1981年 ラルフ・ガルダール
- 1981年 リー・トレビノ
- 1982年 ジュリアス・ボロス
- 1983年 ジミー・デマレー
- 1983年 ボブ・ホープ
- 1986年 ケリー・ミドルコフ
- 1987年 ロバート・トレント・ジョーンズ・シニア
- 1988年 ボブ・ハーロー
- 1988年 ピーター・トムソン
- 1988年 トム・ワトソン
- 1989年 ジム・バーンズ
- 1989年 ロベルト・デ・ビセンツォ
- 1989年 レイモンド・フロイド
- 1990年 ウィリアム・キャンベル
- 1990年 ジーン・リトラー
- 1990年 ポール・ラニアン
- 1990年 ホートン・スミス
- 1992年 ハリー・クーパー
- 1992年 ヘール・アーウィン
- 1992年 チチ・ロドリゲス
- 1992年 リチャード・タフツ
- PGAツアー・チャンピオンズツアー部門
- 1996年 ジョニー・ミラー
- 1998年 ロイド・マングラム
- 2001年 グレグ・ノーマン
- 2001年 ペイン・スチュワート
- 2001年 カールステン・ソルハイム
- 2002年 ベン・クレンショー
- 2003年 ニック・プライス
- 2004年 トム・カイト
- 2006年 ラリー・ネルソン
- 2006年 ビジェイ・シン
- 2007年 カーティス・ストレンジ
- 2008年 クレイグ・ウッド
- 国際投票部門
- ベテラン部門
- 2000年 ジャック・バーク・ジュニア
- 2001年 アラン・ロバートソン
- 2002年 トミー・ボルト
- 2003年 レオ・ディージェル
- 2005年 ウィリー・パーク・シニア
- 2006年 ヘンリー・ピカード
- 2007年 ヒューバート・グリーン
- 2007年 ケル・ネイグル
- 2008年 ボブ・チャールズ
- 2008年 デニー・シャット
- 生涯業績部門
- 2000年 ディーン・ビーマン
- 2000年 サー・マイケル・ボナラック
- 2000年 ニール・コールス
- 2000年 ジョン・ジェイコブズ
- 2002年 ハーベイ・ペニック
- 2004年 チャーリー・シフォード
- 2005年 ベルナルド・ダーウィン
- 2005年 アリスター・マッケンジー
- 2006年 マーク・マコーマック
- 2007年 ジョー・カール
- 2007年 チャールズ・ブレア・マクドナルド
- 2008年 ピート・ダイ
- 2008年 ハーバート・ウォーレン・ウィンド
女性
- パインハースト時代の世界ゴルフ殿堂で選出
- 1974年 パティ・バーグ
- 1974年 ベーブ・ザハリアス
- 1975年 グレンナ・バーレ
- 1975年 ジョイス・ウェザーレッド
- 1978年 ドロシー・キャンベル・ハード・ハウ
- 1979年 ルイーズ・サッグス
- 1982年 キャシー・ウィットワース
- 1985年 ジュアンヌ・カーナー
- 1987年 ベッツィ・ロールズ
- 1989年 ナンシー・ロペス
- LPGA現役選手部門
- 1951年 ベティ・ジェームソン
- 1977年 サンドラ・ヘイニー
- 1977年 キャロル・マン
- 1991年 パット・ブラッドリー
- 1993年 パティ・シーハン
- 1994年 ダイナ・ショア
- 1995年 ベッツィ・キング
- 1999年 エミー・オールコット
- 1999年 ベス・ダニエル
- 2000年 ジュリ・インクスター
- 2003年 アニカ・ソレンスタム
- 2005年 カリー・ウェブ
- 2007年 朴セリ
- LPGA引退選手部門
- 2000年 ジュディ・ランキン
- 2001年 ドナ・カポニ
- 2002年 マルレーヌ・バウアー・ハッギ
- 国際投票部門
- 2005年 岡本綾子
- ベテラン部門
- 2004年 マルレーヌ・スチュワート・ストレイツ
- 生涯業績部門
- 2001年 ジュディ・ベル
- 2003年 樋口久子
- 2006年 マリリン・スミス
- 2008年 キャロル・センプル・トンプソン
殿堂入り予定・有資格者
男性
- 2009年 クリスティ・オコーナー・シニア(ベテラン部門)
- 2009年 ホセ・マリア・オラサバル(国際投票部門)
- 2009年 ラニー・ワドキンス(PGAツアー・チャンピオンズツアー部門)
- 2011年 アーニー・エルス、尾崎将司、ジョージ・H・W・ブッシュ
- 2012年 フィル・ミケルソン、サンディ・ライル、フレッド・カプルス
- 2013年 コリン・モンゴメリー、ウィリー・パーク・ジュニア、ケン・スコフィールド、ケン・ヴェンチューリ
女性
なし
関連項目
- ロレーナ・オチョア - LPGAツアーに10年間参加した時点で殿堂入り予定だったが、現役引退のため可能性が消滅。