上ゲ駅
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テンプレート:駅情報 上ゲ駅(あげえき)は、愛知県知多郡武豊町下門にある名鉄河和線の駅。
駅構造
2面2線の相対式ホームを有し、無人駅である。2007年(平成19年)3月14日に駅集中管理システムが導入され、それぞれのホームに駅舎が設けられた。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■河和線 | 下り | 河和・内海方面 |
2 | ■河和線 | 上り | 太田川・名古屋・津島方面 |
かつては一部の急行が停車していたが、知多半田駅で普通へ種別変更をするようになったため、現在は普通のみが停車する。布土駅廃止により、住吉町以南で唯一の急行(快速急行・準急)通過駅である。なお、1980年代前半までは普通の一部も通過していた。
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河和方面の駅舎
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ホーム
配線図
駅名
駅名は駅東側の字上ケ(あげ)から取られている。由来は諸説あり、
- 上ケ付近はかつて存在した長尾城西方の城内居住区画に当たり、ここに住んでいた農民が『城(本丸)を見上げる地』と尊称していたことに由来する[1]。
- 長尾村の氏神である武雄(たけお)神社が地内にあることを示し、かつそれを尊び奉るために地名に尊称として『上』を冠した[2]。
などの説がある。
駅周辺
- 武雄神社
- 国道247号
- 歴史民俗資料館
- 武豊町立図書館
- 中央公民館
利用状況
1日の平均乗車人員は2007年度228人、2008年度235人である。河和線の駅では、最も利用客が少ない。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月1日 - 知多鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 - 知多鉄道が名古屋鉄道に合併。
- 2007年(平成19年)3月14日 - トランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。