三菱・コルディア

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テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 コルディアCORDIA )は、三菱自動車工業で製造されたハッチバック型の乗用車である。

概要

4ドアセダントレディアと同じくミラージュをベースに作られており、4MT車のトランスアクスルにはスーパーシフトも搭載されていた。ベースとなったミラージュが実用的な2ボックススタイルのハッチバックだったのに対し(他に4ドアセダンもあった)、コルディアはファストバックスタイルを採用し、スペシャルティ色の強いハッチバッククーペだった。

カープラザ店ではコルディアXPPlazaP)として、ギャラン店ではコルディアXGGalantG)として販売された。それぞれフロントマスクが異なり、XPはグリルレス風のデザインとなっていた。

歴史

初代(1982年 - 1987年)

輸出仕様

コルディアはトレディアと共に北米やオーストラリアなどにも輸出が行われた。エンジンは国内仕様と同じ排気量のキャブレターとECIターボが展開され、キャブレターのみながらも2,000ccのG63Bも選択できた。G62Bターボは1985年までは国内仕様のTC-05よりも1サイズ大きなTC-06タービンが用いられており、過給圧もかなり高めに設定されていた[1]。コルディアは日本国内では販売面で振るわなかったが、日本国外ではパートタイム4WDのハイパワーターボ車という側面でそこそこの評価を得ており、南アフリカでは1990年まで販売されていた記録が残る[1]

車名の由来

  • 「輝く、軽快な」という意味COUSCATEとDIAMONDの合成語

脚注

  1. Official history of the Cordia & Trediaテンプレート:リンク切れ, Mitsubishi Motors South Africa website

関連項目

テンプレート:三菱車種年表 (初期) テンプレート:自動車テンプレート:Car-stub