三厩村
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三厩村(みんまやむら)は、青森県東津軽郡の北西、津軽半島の最北端に位置していた村である。2005年3月28日、同郡の蟹田町、平舘村と合併し、外ヶ浜町となったため消滅した。
郷土書などによると、名称は、義経伝説に由来するとも言われる。
目次
地理
南の小泊村との境となる山地より流れる増川川と算用師川が、北上して三厩湾に流れ込む。三厩湾に面した三厩港の付近に、村役場がある。鉄道(津軽線)は村に入ってすぐの三厩駅で終点となる。なお青函トンネルが、村の地下を通っているが、村域内で地上に出ることはない。北西の端に竜飛崎があり、その地下に竜飛海底駅がある。
隣接していた自治体
歴史
- 1888年 - 今別村外六ヶ村(大川平、増川、三厩、宇鉄、浜名、鍋田)の組合を解き、三厩村が独立。
- 1889年 - 村制施行。
- 1958年 - 津軽線、蟹田三厩間開通。
- 2004年7月20日 - 合併の枠組みについて住民投票を求める「住民投票を実現する会」が三厩村長の解職を請求する署名簿を提出する。
- 2004年8月6日 - 蟹田町と平舘村の3町村で「東津軽3町村合併協議会」を設置する。(注:左記2町村と三厩村は隣接していない。)
- 2004年8月27日 - 三厩村選挙管理委員会は842人分の署名簿のうち131人分の署名を無効とし、三厩村長の解職請求を退ける。
- 2005年3月28日 - 市町村合併により外ヶ浜町として施行
行政
- 村長 浜谷寿一(2003年から)
経済
産業
漁業
- 三厩漁港
- 龍飛漁港
- 宇鉄漁港
姉妹都市・提携都市
国内
地域
教育
- 三厩村立三厩小学校
- 三厩村立三厩中学校
交通
鉄道路線
バス
- 三厩村地域循環バス(三厩~龍飛)
道路
船舶
- 三厩港
- 東日本フェリー 三厩 - 北海道福島町(ただし1998年以降運航休止、三厩村、福島町では他社の参入を募集中)