三十六歌仙
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三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)は、藤原公任の『三十六人撰』(さんじゅうろくにんせん)に載っている平安時代の和歌の名人36人の総称である。36人の家集を集大成した現存する最古の写本は、西本願寺本三十六人家集である。
これに影響されて、中古三十六歌仙や女房三十六歌仙などが後世にできた。
なお連句の形式で三十六句のものを「歌仙」と呼ぶのは、これにちなんだものである。
三十六歌仙一覧
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関連書籍
- 『三十六歌仙集評釈』千勝義重 他(1903年)
- 『三十六歌仙絵巻』風俗絵巻図画刊行会(1917年)
- 『三十六歌仙』上・下 風俗絵巻図画刊行会(1918年)
- 『三十六歌仙帖』松花堂昭乗 著(1918年)
- 『三十六歌仙絵巻』後京極良経 他(1922年)
- 『光悦筆三十六歌仙』上・下 福田翠光 著・画(1936年)
- 『三十六歌仙』東京美術青年会(1962年)
- 『歌仙:三十六歌仙絵』東京美術青年会(1972年)
- 『彩色備前三十六歌仙』桂又三郎 著(1983年)
- 『三十六歌仙絵と草薙の剣』大塚秀男 著(1984年)
- 『絵巻切断―佐竹本三十六歌仙の流転』高島光雪・井上隆史 著(1984年)
- 『佐竹本三十六歌仙絵巻』田中親美 著(1984年)
- 『三十六歌仙絵』サントリー美術館(1986年)
- 『江戸初期の三十六歌仙』藏中スミ 著(1996年)
- 『三十六歌仙絵馬の世界』西合志町郷土資料館(1997年)
- 『三十六歌仙絵巻の流転』高嶋光雪・井上隆史 著(2001年)
- 『三十六歌仙叢考』新藤協三 著(2004年)
- 『住吉大社と三十六歌仙額』内藤磐、内藤典子、内藤美奈、内藤亮 著(2009年)
- 『三十六歌仙集』新藤協三、西山秀人、吉野瑞恵、徳原茂実 著(2012年)