ワコープロ
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株式会社ワコープロは、アニメーション作品の版権管理を主な事業内容とする日本の企業である。かつては、テレビアニメーションや劇場用アニメ作品の企画・制作も行っていた。
概要・沿革
電通映画社（現・電通テック）の特撮カメラマン出身の高橋澄夫が、1965年に「和光プロ」として設立。設立当初はCM制作の他、タツノコプロ作品、サンライズスタジオ作品などの下請け制作をしていたが、1975年、初の自社元請作品として『アンデス少年ペペロの冒険』を企画・制作した。翌年、『妖怪伝 猫目小僧』放送中に社名を「和光プロダクション」へと変更。1987年、製作会社「テレスクリーン」と業務提携し、以降の事業は同社作品の実制作がメインとなった。1990年、社名を「テレイメージ」に変更。1992年から1993年にかけて制作した『カリメロ（第2作目）』（テレビ東京系）を最後にアニメーション制作事業より撤退した。1993年より現在の社名に改称。現在は過去に制作した作品の版権管理が主な事業である。
作品履歴
※（）内の年月日は放送期間（もしくは放送日）、又は公開期間。
テレビシリーズ
- アンデス少年ペペロの冒険（1975年10月6日～1976年3月29日、NETテレビ（現・テレビ朝日）系）
- 妖怪伝 猫目小僧（1976年4月1日～同年9月30日、東京12チャンネル（現・テレビ東京）他）
- 合身戦隊メカンダーロボ（1977年3月3日～同年12月29日、東京12チャンネル他）
- 激走!ルーベンカイザー（1977年10月10日～1978年2月6日、制作元請：東映、制作協力、テレビ朝日系）
- ほえろブンブン（1980年4月2日（特番）・1980年10月9日～1981年7月9日、原作：村野守美、東京12チャンネル他）
- 野生のさけび（1982年4月17日～同年9月25日・1984年3月7日～同年3月28日、原作：椋鳩十、テレビ東京系）
- げらげらブース物語（1987年4月7日～1988年3月29日、テレビ東京系）
- どんどんドメルとロン（1988年4月5日～1989年3月27日、テレビ東京系）
- 小さなアヒルの大きな愛の物語 あひるのクワック（1989年4月3日～1990年3月29日、ビジュアル80[1]との共同制作、テレビ東京系）
- 楽しいムーミン一家（1990年4月12日～1991年10月3日、ビジュアル80との共同制作、テレビ東京系）
- 楽しいムーミン一家 冒険日記（1991年10月10日～1992年3月26日、テレビ東京系）
- 人魚姫 マリーナの冒険（1991年2月2日～同年7月27日、フジテレビ他）
- ヨーヨーの猫つまみ（1992年3月30日～同年9月25日、日本テレビ系）
- カリメロ（第2作）（1992年10月15日～1993年9月9日、テレビ東京系）
劇場映画
- ケンタウロスの伝説（1985年）
