メディテレーニアンハーバー
テンプレート:ウィキプロジェクトリンク テンプレート:Portal ディズニー
メディテレーニアンハーバー (Mediterranean Harbor) とは、東京ディズニーシーにあるテーマポートの一つである。
目次
概要
「メディテレーニアン」 (Mediterranean) とは、地中海という意味で、その名の通り、地中海のイタリアの北西部にあるポルトフィーノ、チンクエ・テッレなどの港町、ヴェネツィアの運河、ポルトガルやスペイン沿岸の要塞をモチーフにした造りとなっている。
東京ディズニーランドのワールドバザールと同様、アトラクションの数は少なく、ショップやレストランなどの商業施設が多い。
エンターテイメント
現在行われているエンターテイメント
過去に行われたエンターテイメント
- ディズニーシー・シンフォニー
- ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル
- リドアイル・ミート&スマイル
- ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション2002
- 東京ディズニーシー1stアニバーサリー・セレブレーション
- ディズニーシー・シンフォニー 1stアニバーサリー・スペシャルバージョン
- ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション2003
- アリエルのシーサイドトレジャー
- 東京ディズニーシー2ndアニバーサリー(『ミッキーのファンタスティックキャラバン』)
- ハーバーサイド・クリスマス(『キャンドルライト・リフレクションズ』)
- ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション2004
- ドラマティック・ディズニーシー2004 at 東京ディズニーシー(『スタイル!』)
- ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション2005
- アラジンのホールニューワールド
- ドラマティック・ディズニーシー2005(『ミニーのウィッシング・リング』)
- ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション2006
- ブラヴィッシーモ!
- ミート&スマイル
エリア
中央には園内で最も広い湾があり、各種の水上イベントが行われる。以下の3つのエリアから構成される。
ポルト・パラディーゾ
ポルト・パラディーゾ (Port Paradiso) は、ポルトフィーノ、チンクエ・テッレなどイタリア北西部の港町をイメージしたエリア。
「ポルト・パラディーゾ」の名付け親はミニー・マウスである[1]。
建物の内部は1階部分で東京ディズニーシーのショップや東京ディズニーシーのレストランとして利用されている部分を除けば、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのレストランや客室として利用されている。
モデルとなった地域は、ハリウッドスターの別荘地が数多くあるリゾート地として知られ、ユニバーサル・スタジオ・フロリダにも同じようなホテルがある。
パラッツォ・カナル
パラッツォ・カナル (Palazzo Canal) は、水の都ヴェネツィアをイメージしたエリア。運河が再現されゴンドラが行き交う。
エクスプローラーズ・ランディング
エクスプローラーズ・ランディング (Explorer's Landing) は大航海時代のイベリア半島などの要塞をイメージしたエリア。要塞(フォートレス・エクスプロレーション)や埠頭、ガリオン船などが再現されている。
施設
アトラクション
- ポルト・パラディーゾ
- パラッツォ・カナル
- エクスプローラーズ・ランディング
ショップ
- イル・ポスティーノ・ステーショナリー
- ヴァレンティーナズ・スウィート
- ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット
- エンポーリオ
- ガッレリーア・ディズニー
- ジュリエット・コレクション&トレジャー(2012年11月18日に営業終了)
- スプレンティード
- ダ・ヴィンチズ トラベルフォト(2006年2月28日に営業終了)
- ニコロズ・ワークショップ(2012年6月6日に営業終了)
- ピッコロメルカート
- フィガロズ・クロージアー
- フォトグラフィカ
- ベッラ・ミンニ・コレクション
- マーチャント・オブ・ヴェニス・コンフェクション
- ミラマーレ
- リメンブランツェ
- レガリーニ(2009年2月26日に営業終了)
- ロミオ・ウォッチ&ジュエリー(2012年11月18日に営業終了)
レストラン
- ポルト・パラディーゾ
- パラッツォ・カナル
- エクスプローラーズ・ランディング
サービス施設
- ポルト・パラディーゾ
- 中央救護室
- パークインフォメーションボード
- ベビーセンター
- 迷子センター
- レストルーム
- カフェ・ポルトフィーノ店内
- ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ店内(1階、2階)
- 「中央救護室」横
- ベビーセンター内
- パラッツォ・カナル
- レストルーム
- リストランテ・ディ・カナレット店内
- 「ヴェネツィアンゴンドラ」乗り場前
- レストルーム
- エクスプローラーズ・ランディング
- レストルーム
- マゼランズ店内
- マゼランズ・ラウンジ店内
- 「フォートレス・エクスプロレーション」横(ポンテ・ヴェッキオ側)
- レストルーム
その他の施設
余談
- ポルト・パラディーゾの建物にはトロンプ・ルイユという技法が使われている。これはいわゆる「だまし絵」の一種で、ただの壁に本物そっくりに彫刻や窓枠などを描く美術の手法で、モデルとなったイタリアの港町でも描かれている。また、これらを描くために、イタリアから職人が招かれ、長期間、浦安市に滞在していた。
- パラッツォ・カナルの建物の壁には、高潮によって水没した跡が再現されている。
- この港の商業施設は、ザンビーニ兄弟が開いた「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」が最初であり、その後ミラコスタ方面に拡がっていった。そのため、「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」からミラコスタ方面に向かって建物が少しずつ新しくなっているのが見て取れる。
- 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で休園中3月12日から4月28日の間休園となっていた東京ディズニーシーだが、運営会社のオリエンタルランドは3月14日、浦安市内の市立小中学校5校のトイレ用水として、メディテレーニアンハーバーの水を提供することを発表した[2]。
- このエリアの特徴としてばらばらの建物の外見があげられる。モデルとなったポルトフィーノにもこの様子が見られる。しかし、ポルトフィーノは自分の家を分かりやすくするためという理由なのに対し、メディテレーニアンハーバーの方はホテルをどんどん増築したためと理由は異なる。
レストルームの表記
- メディテレーニアンハーバー(ポルト・パラディーゾ地区とパラッツォ・カナル地区)のレストルーム表記はイタリア語表記になっており、SIGNORI、BELLE DONNEとなっている。
- エクスプローラーズ・ランディング地区は、GENTLEMAN、LADYの表記。
地名
- メディテレーニアンハーバーには、さまざまな通路や橋があるが、その多くに名前が付けられている。
- CALLE PIPPO - グーフィー通り
- CANALE DELL'AMORE - 愛の運河
- ISOLA DEL GONDORIELE - ゴンドリエの島
- LA DOLCE VISTA
- LA SCALINATA DEL TOPOLINO
- PASSAGGIO MINNI - ミニー通り
- PASSAGGIO MIRACOSTA
- PIAZZA TOPOLINO - ミッキー広場
- PONTE DEL LA FORTEZZA
- PONTE DEL LIDO
- PONTE DELL'ARTISTA
- PONTE DI BENVENUTI
- PONTE VECCHIO
- VIA GRILLO SAGGIO - ジミニー・クリケット通り
- VIA PAPERINO - ドナルド通り
ポンテ・ヴェッキオ
- ポンテ・ヴェッキオ (PONTE VECCHIO) は、フィレンツェで最古の橋であるヴェッキオ橋から名前が取られており、モデルとしている。橋の両側に並んでいるのは、金銀細工の店であり、メディテレーニアンハーバーのポンテ・ヴェッキオにある建物にも同様の案内板や看板が造り込まれている。
船名
- トランジットスチーマーラインの船名
- トランジットスチーマーラインの船名には、探検家、航海家の名前が付けられている。
- 例外は、モリー・ブラウン。彼女はタイタニック号沈没の際、英雄的な活躍をし、生還したアメリカ女性。不沈のモリー・ブラウンというミュージカル・コメディ映画も作成されている。
- メディテレーニアンハーバーに設置されている船
- メディテレーニアンハーバーに設置されている船には名前が付いているものが多い。
- QUI,QUO,QUA
- その中の3艘に、QUI,QUO,QUAと名前が付いているものがある。これは、ドナルドダックの甥っ子であるヒューイ・デューイ・ルーイのイタリアでの名前である。参考:イタリア語版 it:Qui, Quo, Qua
- ルネサンス号
- エクスプローラーズ・ランディングに停泊しているガリオン船の名前。
- QUI,QUO,QUA
脚注
- ↑ 2001年のウォーター・カーニバルの中のミニーのナレーションによる。
- ↑ テンプレート:Cite news
外部リンク
- メディテレーニアンハーバー - 東京ディズニーシー