ミス・インターナショナル

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テンプレート:Infobox 組織 ミス・インターナショナル・コンテストMiss International、THE INTERNATIONAL BEAUTY PAGEANT)は、世界を代表するミス・コンテストミス・ワールドミス・ユニバースに次ぐ大きな大会である[1]

1960年、それまでロングビーチで開催されていたミス・ユニバースがマイアミビーチに開催地を移した後、“美を競う”だけでなく、女性による国際社会への貢献を目指そうとする世界のミスたちが集結し、「平和と美の親善大使」として集い、交流を深めることを目的としてロングビーチで開催されることとなった[1][2][3]。その後財政事情からロングビーチで開けなくなったコンテストは1968年から日本で開催されるようになった[4]。(ただし、1971年大会はアメリカ・ロングビーチで開催。)1970年日本万国博覧会開催を記念して大阪で行われた。そのため、“美のオリンピック”と呼ばれるようになった。1966年のみ中止されている。

国際文化協会

社団法人国際文化協会はミス・インターナショナルの主催者として、ミス・インターナショナル世界大会の開催、ミス・インターナショナル日本代表選出大会の開催、およびミス・ワールド日本代表を管轄している。

このため、同協会が主催や後援をするイベントにおいては、ミス・ワールドの日本代表と一緒に出席する場合もある。

応募資格

満17歳~24歳の、未婚女性(但し、海外各国での資格年齢が異なっている)

現在の表彰項目

  • ミス・フォトジェニック(2008年マカオ開催からステージに、そののち5年ぶりに記者発表後決定が復活し同年にはそののちにステージでも発表)
  • ミス・ナショナルコスプレ(2006年中国大会のみ)
  • ミス・ベストランゲージ(2006年中国大会のみ)
  • ミス・フレンドシップ
  • ミス・グッドウィル(2006年日本開催での民族衣装審査&2010年四川でファイナルステージ)
  • ミス・フォトジェニックチャイナ
  • ミス・ベストスタイル
  • ミス・ベストグリーン
  • メッセンジャーオブグッドウィル
  • メッセンジャーオブキャリング
  • メッセンジャーオブインテリジェンス
  • ミス・ベストティーチャー
  • ミス・ベストメイクアップ
  • ミス・ベストラグジュワリー(以上中国北京のみ10種目)
  • ミス・ナチュラル・ビューティー(2008年マカオ開催のみその他一部3部門もステージで)
  • ミス・インターネット(2009年のみ「ミス・インターネット・ビューティー」及び「ミス・モバイル・ビューティー」)
  • ミス・ガーデン(2010年のみ)
  • ミス・アクティブ(2010年・11年)
  • ミス・エクスプレッシヴ(2010年のみ)
  • ミス・スティチュー(2011年)
  • ミス・エレガント(2010年、2011年)
  • ミス・スタイル(2011年のみ)
  • ミス・パンダエンジェル(2011年のみ)
  • ミス・エクスプレス(2011年のみ)
  • ミス・タレント(2011・12年)
  • ミス・ジョイセフ(2012年のみ)
  • ミス・WEBジェニック(日本代表選考会のみ、2014年度のみ一時期休止)

ここまでは特別賞

※ここからは最終選考後となる。2009年ステージで選考前、2010年には水着審査、ドレス審査以後にも特別賞が発表される。

  • ミス・インターナショナル・グランプリ
  • ミス・インターナショナル・第2位
  • ミス・インターナショナル・第3位
  • ミス・インターナショナル・第4位(1975年&2012年沖縄、2008年マカオ、2011年四川開催など)
  • ミス・インターナショナル・第5位(同上)

歴代優勝者

ミス・インターナショナル 会場
1960 Maria Stella Márquez Zawadzky テンプレート:Flagicon コロンビア ロングビーチ
1961 Stam van Baer テンプレート:Flagicon オランダ ロングビーチ
1962 Tania Verstak テンプレート:Flagicon オーストラリア ロングビーチ
1963 Guðrún Bjarnadóttir テンプレート:Flagicon アイスランド ロングビーチ
1964 Gemma Teresa Guerrero Cruz テンプレート:PHI ロングビーチ
1965 Ingrid Finger テンプレート:GER ロングビーチ
1967 Mirta Teresita Massa テンプレート:Flagicon アルゼンチン ロングビーチ
1968 Maria da Gloria Carvalho テンプレート:Flagicon ブラジル 日本武道館
1969 Valerie Susan Holmes テンプレート:Flagicon イングランド 日本武道館
1970 Aurora McKenny Pijuan テンプレート:Flagicon フィリピン 大阪万博
1971 Jane Cheryl Hansen テンプレート:Flagicon ニュージーランド ロングビーチ
1972 Linda Hooks テンプレート:Flagicon イングランド 日本武道館
1973 Tuula Anneli Björkling テンプレート:Flagicon フィンランド メルパルク大阪
1974 Karen Brucene Smith テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 日本武道館
1975 Ladija Vera Manic テンプレート:Flagicon ユーゴスラビア 沖縄海洋博
1976 Sophie Sonia Perin テンプレート:Flagicon フランス 帝国劇場
1977 Pilar Medina Canadell テンプレート:SPA 帝国劇場
1978 Katherine Patricia Ruth テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 メルパルク東京
1979 Mimilanie Laurel Marquez テンプレート:Flagicon フィリピン メルパルク東京
1980 Lorna Marlene Chavez テンプレート:Flagicon コスタリカ メルパルク東京
1981 Jenny Annette Derck テンプレート:Flagicon オーストラリア ポートピア
1982 Christie Ellen Claridge テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 福岡サンパレス
1983 Gidget Sandoval テンプレート:Flagicon コスタリカ 大阪市フェスティバルホール
1984 Ilma Julieta Urrutia Chang テンプレート:GUA 神奈川県民ホール
1985 Alejandrina "Nina" Sicilia Hernandez テンプレート:Flagicon ベネズエラ つくば科学博
1986 Helen Fairbrother テンプレート:Flagicon イングランド 長崎オランダ村
1987 Laurie Tamara Simpson テンプレート:PRI 日本青年館
1988 Catherine Alexandra Gude テンプレート:Flagicon ノルウェー 中部未来博
1989 Iris Klein テンプレート:GER 金沢市観光会館
1990 Silvia de Esteban Niubo テンプレート:Flagicon スペイン 花博
1991 アグニスカ・コトラスカ テンプレート:Flagicon ポーランド 東京厚生年金会館
1992 カースティン・マリーズ・ダビソン テンプレート:Flagicon オーストラリア ハウステンボス
1993 アグニスカ・パハウコ テンプレート:Flagicon ポーランド 日本青年館
1994 クリスティナ・レッカ テンプレート:GRE 三重県営サンアリーナ(開催した当時、この場所は当初世界祝祭博覧会(まつり博・三重'94)の主会場として使用)
1995 アンネ・レーナ・ハンセン テンプレート:Flagicon ノルウェー 日本青年館
1996 フェルナンダ・アルベス テンプレート:POR 金沢市観光会館
1997 コンスエエロ・アドレール テンプレート:Flagicon ベネズエラ 京都会館
1998 リア・ビクトリア・ボレロ テンプレート:Flagicon パナマ 東京厚生年金会館
1999 パウリナ・ガルベス テンプレート:Flagicon コロンビア ゆうぽうと
2000 ビビアン・イネス・ウルダネタ・リンコン テンプレート:Flagicon ベネズエラ 東京厚生年金会館
2001 マルゴーサタ・ ロズニエッカ テンプレート:Flagicon ポーランド 中野サンプラザ
2002 クリスティナ・サワヤ テンプレート:Flagicon レバノン センチュリーハイアット
2003 ゴイセデル・アスーア テンプレート:Flagicon ベネズエラ 都ホテル東京
2004 ヘイミー・パオラ・バルガス テンプレート:Flagicon コロンビア 中国北京工人体育館
2005 プレシャス・ララ・キガマン テンプレート:Flagicon フィリピン 東京厚生年金会館
2006 ダニエラ・ディ・ジャコモ テンプレート:Flagicon ベネズエラ 中国北京展覧館
2007 プリシラ・ペラレス テンプレート:Flagicon メキシコ ザ・プリンスパークタワー
2008 アレハンドラ・アンドレウ テンプレート:SPA ザ・ベネチアン・マカオ
2009 アナガブリエラ・エスピノサ テンプレート:Flagicon メキシコ 中国成都市
2010 エリザベス・モスケラ テンプレート:Flagicon ベネズエラ 中国成都市四川省体育館
2011 マリア・フェルナンダ・コルネホ テンプレート:Flagicon エクアドル 中国成都市
2012 吉松育美 テンプレート:Flagicon 日本 沖縄県立武道館
2013 ベア・ローズ・サンチャゴ テンプレート:Flagicon フィリピン 品川プリンスホテル

優勝者出身国

2013年現在

優勝回数
6 ベネズエラ
5 フィリピン
3 コロンビアオーストラリアイングランドアメリカ合衆国スペインポーランド
2 ドイツコスタリカノルウェーメキシコ
1 オランダアイスランドアルゼンチンブラジルニュージーランドフィンランドユーゴスラビアフランスグアテマラプエルトリコギリシャポルトガルパナマレバノンエクアドル日本

歴代の日本代表

日本代表の成績は、2002年平成14年)に3位入賞した漆島華が最高位だったが、2012年吉松育美がグランプリを受賞し、日本勢初のグランプリになった。

2002年度日本代表大会に加えここからは特別賞として2001年度「ミスWEBジェニック」を新設(初代は漆島華)。

2011年度を最後に、ミス・ワールド単体での日本代表決定コンクールは廃止され、2012年度は凖ミス・インターナショナル入賞者を3人に変更したうえで、その中から1人をミス・ワールドの日本代表に選出する方式が採用されたが、2013年度は派遣を廃止された(のちに別法人が日本代表の選出・派遣を行うことになり、日本代表の派遣は結果的に継続されることが決まる。この経緯は当該項目の詳述参照)。

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脚注

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関連項目

外部リンク

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