ホグズミード村

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ホグズミード村(ホグズミードむら、Hogsmeade)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の村である。

概要

イギリスで唯一、住民が魔法族のみという村。ホグワーツ魔法魔術学校の生徒は3年生になると、保護者から許可証にサインを貰うことで、定められた日にこの村を訪れることが可能になる。6年生以上は姿現しの試験・練習場所としても使用する。

ハリー・ポッターは、3巻でダーズリー夫妻から許可証にサインを貰おうとしたが失敗し、3年生の時は大っぴらに村を訪れることができなかった。3巻終盤でハリーの後見人が許可を与えた為、4巻以降は正式に行けるようになった。

場所

雪深い地にあるとされていることからホグワーツ城と同様、スコットランドにあると設定されていると思われる。また生徒や教師が徒歩で城と村を往復していることから、城から比較的近い場所にあると考えられる(城と隣接している可能性もある)。

最寄駅

ホグズミード駅
ホグワーツ特急の停車場。

商店

ファイル:Hog'sHead.JPG
ホッグズ・ヘッド外観
ファイル:Honeydukes.JPG
ハニーデュークス外観
ファイル:Zonko's.JPG
ゾンコ外観

三本の箒

マダム・ロスメルタが店主を務める、明るく賑やかなパブ。ホグワーツの学生・教職員もよく出入りしている。名物はバタービール。

パブ「ホッグズ・ヘッド」

静かで汚く、『三本の箒』に比べるとかなり胡散臭いパブ。胡散臭い連中が多数出入りしている。バーテンはホグワーツ関係者の家族である。店内にはバーテンの妹の肖像画が飾られている。

悪戯専門店「ゾンコ」

魔法の悪戯道具の専門店。フレッドとジョージ・ウィーズリーウィーズリー・ウィザード・ウィーズへの吸収合併を狙っている。

菓子店「ハニーデュークス」

マグルも知っているお菓子から、百味ビーンズなど魔法界独自のお菓子までが揃っている。
ホグワーツ城4階の「隻眼の魔女」の像に隠された抜け道がこの店の倉庫に通じている。

喫茶店「マダム・パディフットの店」

ピンクを基調とした店で、フリルで所狭しと飾っている。カップルの溜まり場で、チョウ・チャンのお気に入りの場所。

魔法用具店「ダービッシュ・アンド・バングズ」

魔法の機械などを扱う店。

スクリベンシャフト羽根ペン専門店

ショーウィンドーに、雉羽根のペンがスマートに並べられている。ここでハーマイオニーが新しい羽根ペンを買った。

グラドラグス魔法ファッション店

魔法の洋服の買える店。金と銀の星が点滅する靴下や、あんまり臭くなると大声で叫ぶ靴下もある。ロンドン店、パリ店も存在する。

ホグズミード郵便局

二百羽ほどのふくろうがみな棚に止まっている。郵便の配達速度によってふくろうが色分けしてある。

観光スポット

叫びの屋敷
人の気配が全くないのに、満月の晩に不気味な叫び声が聞こえてくるというボロ屋敷。ホグワーツ城の「暴れ柳」の地下から通じている。
実は、リーマス・ルーピンの入学に際して、変身した時に他の生徒に危害を加えないよう用意された隔離施設。暴れ柳も、叫びの屋敷との行き来を防ぐために、彼の入学と同時に植えられたものである。
3巻の終盤では、シリウス・ブラックが引き起こしたと言われている事件の真相が明かされた場所である。7巻終盤でのホグワーツ最終決戦ではヴォルデモートが滞在し、セブルス・スネイプが最期を遂げた場所でもある。

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