バーバパパ
『バーバパパ』(仏:Barbapapa、発音:バルバパパ)は、アネット・チゾン(Annette Tison)とタラス・テイラー(Talus Taylor)による絵本、およびその作品に出てくるキャラクターの名前である。
1970年代に出版が始まった。出版当時、ふたりはパリに住んでいた。作品はフランス語で制作され、その後多くの言語に翻訳された。同題名で3度アニメ化もされている。
なお、日本では英語風に「バーバパパ」となっているが、仏語圏では、しいてカナ表記すれば「バルバパパ」という具合に r を発音する。仏語で Barbe à papa は元来「パパのひげ」のことで、転じて「綿菓子」をも意味する。このキャラクター名は、「綿菓子」と「パパ」の2語をかけたもの。
目次
ストーリー
土から生まれたバーバパパはどんな形にも変形する力「バーバトリック」を持つ不思議な生き物。バーバママとの間に7人の子供も生まれ、バーバ一家は人間の子供達と一緒に遊び、いろいろな発見をし、時には社会問題にあたっていく。
書籍
おばけのバーバパパ
- 山下明生訳 偕成社、1972、ISBN 4032021309 他
- 最初に出た本。この本だけサイズが違う。
バーバパパえほん
この表記は講談社の広告より。
- バーバパパたびにでる
- 伴侶(バーバママ)を探して旅に出るバーバパパ。ロンドン、インド、ニューヨーク、宇宙などを訪れたが見つからず、帰ってきた直後に家の庭でバーバママが生まれて結婚。ラストでは子供達が生まれる。前作が好評だったためこの本からシリーズ化となり、サイズも横に大きくなった。
- バーバパパのいえさがし
- 子供達が生まれて家族が増えたことに伴い、バーバ一家が家を探し、最終的には自分たちで現在の家を建てる。子供達の特技が確立したのも、この話でのことだった。
- バーバパパのはこぶね
- 水質汚濁や狩猟などにより地球に住めなくなった動物たちを環境の良い星まで運ぶという内容。当時の環境問題をテーマに扱っている。
- バーバパパのがっこう
- 人間のきつ過ぎる教育に警鐘を鳴らす為、バーバ一家が愉快な学校を主催する。
- バーバパパのだいサーカス
- バーバ一家が子供たちを喜ばせるために、サーカスや劇などを催す。
- バーバパパのプレゼント
- バーバズーのクリスマスプレゼントである南国の鳥たちを寒さから守るため奮闘するというもの。特にバーバピカリは全面協力したが、結局最後は南の島へ逃がす事に。
- バーバパパのしまづくり
- 野いちごを摘みに行ったバーバ一家が、フクロウが住んでいる木を守るために奮闘する。この話では、家族全員が頑張る中バーバモジャだけが全く協力せずに絵ばかり描いており、最後になってバーバパパに叱られるという要素がある。バーバモジャ本人は「一家の歴史の本の出版のためだ」と言っている。
- バーバパパのなつやすみ
- バーバ一家が南の島で夏休みを過ごす。唯一バーバ兄弟が喧嘩をするエピソード。
- バーバパパかせいへいく
- 火星へ行ったバーバ一家が、火星人のプンプンファミリーと出会い、謎の緑の怪物と戦う。怪物は実は、バーバブラボーが密かに持ってきたインゲン豆である。
バーバパパミニえほん
上記までは大型サイズだったが、このシリーズは小型のサイズにして多数刊行された。一冊あたりのページ数も減らしており、またキャラクター紹介も収録されている。現在はシリーズ名を「バーバパパのちいさなおはなし」に変えただけでなく、巻数や初版日付もリセットされている。
- バーバパパのアフリカいき (現版では11巻)
- バーバパパのこもりうた (現版では13巻)
- バーバパパのジュースづくり
- バーバパパのおんがくかい
- バーバパパのうみにでる (現版では6巻)
- バーバパパののみたいじ (現版では4巻)
- バーバパパのふうせんりょこう (現版では2巻)
- バーバモジャのおしゃれ
- バーバズーとまいごのたまご
- バーバママのかわいいこうし
- バーバパパのたんじょうび
- バーバパパのクリスマス
- バーバズーのすてきなおんしつ
- バーバベルのレースあみ
- バーバリブほんをつくる
- バーバブラボーのかじやさん
- バーバパパのすいしゃごや (現版では3巻)
- バーバモジャのつぼつくり
- バーバズーのひつじかい
- バーバピカリのとけいやさん
- バーバパパのしんじゅとり (現版では5巻)
- バーバママのだいくさん
- バーバララのびんつくり
- バーバパパのがっきやさん (現版では18巻)
バーバパパ・知識のえほん
- バーバパパのABC
- バーバパパのいろあそび
- バーバパパのかずのほん
- バーバパパのかたちさがし
- バーバパパのめいろのたび
- バーバパパのちえあそび
バーバパパたんけんシリーズ
アニメ三作目の原作となった最初のシリーズ。現在絶版。
- あふりかのかわ
- こおりのはらっぱ
- あまぞんのもり
- とおいさばく
能力開発絵本 バーバパパ世界
アニメ三作目からの絵本。他の絵本と比べ、外カバーが無い特徴を持つ。
- アンデスきかんしゃをとめて!
- オーストラリアやまかじをけせ!
- ニューギニアあかちゃんをまもれ!
- ボルネオなみをこえてゆこう!
- ヒマラヤモジャをかえして!
バーバパパ世界をまわる
上記のリメイク版で、外カバーが付いた。
- バーバパパのどうぶつさがし
- バーバパパとうみがめのおやこ
- バーバパパときえたこぐま
- バーバパパのパンダさがし
- バーバパパのさんごしょうたんけん
- バーバパパペンギンのくにへ
登場キャラクター
ここに記載されているキャストは三作目のものである。一作目と二作目は非常に出演者が少ないため、後述を参照。
両親
- バーバパパ(英、仏:Barbapapa)
- CV:茶風林
- 体色は桃色。
- 本作の主人公。困っている人を見ると放っておけない優しい性格の持ち主。
- 当初は「大きすぎる」との理由で動物園に入れられ、檻から出たために追い出されて、道路を通行するにも邪魔者扱いされる始末だったが、火事での人助けや、動物園から脱走した豹を捕らえた事などを通じて人気者になる。
- ちなみにフランス語で綿菓子はバーバパパといい、直訳すると「お父さんのヒゲ」である。
- バーバママ(英、仏:Barbamama)
- CV:潘恵子
- 体色は黒。頭頂部に飾った花の色は赤。
- バーバパパの妻。料理が上手で、子供思いの母親。
- バーバパパが世界中、さらには宇宙まで探し回ったが、バーバパパが最初に生まれた庭から生まれた。
- ちなみに彼ら/彼女らは卵生である。
子供達の名前は、フランス語のままでは日本の子供に理解しにくいためか、一部が日本語に意訳されている(下記参照)。
男の子
- バーバブラボー(英:Barbabravo / 仏:Barbidur)
- CV:くまいもとこ
- 体色は赤だが、誕生時はピンクだった。
- 運動が好きで、よく鉄アレイを持ち上げている。他にも、食いしん坊だったり、ロリータやバーバズーなどと組んで探偵に扮したりと、意外な面もある。
- バーバモジャから見ると兄に当たるらしい。
- バーバズー(英:Barbazoo / 仏:Barbidou)
- CV:松岡洋子
- 体色は黄色。
- 生き物を愛する優しい性格で、自然科学に詳しい。オオハシくん(後述)と大の仲良し。
- バーバモジャ(英:Barbabeau / 仏:Barbouille)
- CV:芝原チヤコ
- 体色は黒で、毛が生えている鬼っ子。
- 絵や彫刻など、美術系の特技を持っており、特に絵が好き。他の家族が働く中一人だけ絵ばかり描いていたこともあるが、その内容はそこでの仕事の経過記録だった。
- バーバピカリ(英:Barbabright / 仏:Barbibul)
- CV:藤本かをる
- 体色は青。
- 科学や天体物理学などの理数系の知識が深く、発明好きでもあるが、勿論失敗も多い。星を見ることも好きで、自分の部屋に望遠鏡を持っている。
女の子
- バーバベル(英、仏:Barbabelle)
- CV:高田由美
- 体色は紫だが、アニメ版1作目と2作目は赤紫。頭頂部に飾った花の色は黄色。
- おしゃれが好きで、ネックレスをしている。また、ダンスも得意としている。毛虫などの毛の生えた虫が苦手。
- バーバリブ(英:Barbalib / 仏:Barbotine)
- CV:篠原あけみ
- 体色はオレンジだが、誕生時は朱色だった。頭頂部に飾った花の色は青。
- 物知りで、兄弟で一番のしっかり者。本が好きで、当初は眼鏡をかけていなかったが、現在はかけている。
- バーバララ(英、仏:Barbalala)
- CV:豊口めぐみ
- 体色は緑。頭頂部に飾った花の色はマゼンタ。
- 穏やかで陽気な性格。歌と音楽が好きで、笛とハープをよく演奏する。自分でハープなどの楽器に変形することもある。
女の子たちは3者とも、バーバモジャから見て姉に当たるらしい。
その他
- フランソワ
- 最初にバーバパパが生まれた家の男の子。
- クロディーヌ
- 最初にバーバパパが生まれた家の隣に住む女の子。弟がいる。
- ロリータ(英、仏:Lolita)
- CV:下山吉光
- バーバ一家の飼い犬。一家のトラブルメーカになることも多い。
- オオハシくん(英、仏:Toucan)
- バーバズーが可愛がっている南国の鳥。
- プンプンファミリー
- 『バーバパパかせいへいく』で登場した火星人の一家。体型はバーバ一家と似ているが、白黒の模様がついている。一人ひとりの名前に「プン」が入っており、子供たちの名前は音階をモチーフとしている。なお、容姿が似ている宇宙バーバに「バーバテンテン」がいる(詳細は後述)。
- バーバテンテン
- 『バーバパパのかずのほん』で登場した宇宙バーバ。前述のプンプンファミリーと容姿が似ているが、プンプンファミリーとの関連は不明。
- バーバババ
- バーバパパの母。11話に一瞬だけしか出てこない。
- ナレーション(池田昌子)
アニメ(一作目・1977年版)
三度にわたるアニメ化の事情は少し複雑なため、時系列で解説する。
- まず1977年にアニメ化され、同年4月4日から1978年3月27日まで東京12チャンネルで毎週月曜日〜金曜日の19:15 - 19:23(JST)に放映された。海外のオリジナル版の映像に、日本で製作した音楽や声を吹き替えており、主題歌、挿入歌もオリジナル版ではなく、日本で製作したものを使用していた。この時の声優は肝付兼太、小原乃梨子の2人で全てのキャラクターを演じていた。ナレーターは小原。音楽は木下忠司が担当した。
- バーバパパ達は「バーバトリック」と呪文を唱えて変形する。効果音としても「バーバトリック」と導入されている。
- 原作はバーバパパえほんとバーバパパミニえほんが中心だが、日本では出版されていないフランス版コミックも使われている。
- 過去、1990年にJSB(日本衛星放送/WOWOW)の朝枠とパーフェクTV!のキッズステーションで再放映されたことがある。
- 挿入歌『バーバモジャのうた』(歌:肝付兼太)、『バーバベルのうた』(歌:小原乃梨子)は『バーバパパ』(ビクターレコード KV-57)として発売された。また『バーバズーのうた』(歌:肝付兼太)はソプラノ歌手藍川由美の『木下忠司作品集 「喜びも悲しみも幾歳月」』(カメラータ 30CM-485)で、ピアノ伴奏の歌曲としての演奏で聞くことができる。挿入歌としてはこの他にも『バーバピカリのうた』(歌:肝付兼太)、『バーバララのうた』(歌:小原乃梨子)などがある。
サブタイトルリスト
カッコ内は判明している原作の対応。
- こんにちは バーバパパです(おばけのバーバパパ)
- バーバパパ大活躍(おばけのバーバパパ)
- 海をきれいに
- どうしたのバーバパパ(バーバパパたびにでる)
- バーバパパ旅に出る(バーバパパたびにでる)
- バーバパパインドへ行く(バーバパパたびにでる)
- バーバパパアメリカへ行く(バーバパパたびにでる)
- バーバパパの宇宙旅行(バーバパパたびにでる)
- バーバパパの船
- バーバパパの新しい家(バーバパパのいえさがし)
- バーバパパの家づくり(バーバパパのいえさがし)
- 戦うバーバ一家(バーバパパのいえさがし)
- バーバパパのとこやさん(バーバパパののみたいじ)
- はだかのバーバモジャ(バーバパパののみたいじ)
- あの森はどこに
- バーバパパのミルクしぼり
- ミルクがのみたいよ
- バーバ一家のワインパーティ
- 絵かきのバーバモジャ
- バーバピカリの小さな恋人
- バーバモジャのヘァースタイル
- バーバピカリのモーターボート
- バーバパパの旅行カバン(バーバパパのアフリカいき)
- バーバパパアフリカへ(バーバパパのアフリカいき)
- バーバモジャとハリネズミ
- バーバピカリの発明狂
- バーバパパの暴走列車
- バーバ一家のお医者さん
- 動物をたすけよう
- バーバパパの虫退治
- この玉子だれのかな
- すばらしいバーバダム
- 楽しいスポーツ
- バーバパパの砂漠旅行
- たのしいおるすばん
- モデルコンテスト
- バーバブラボーのスキー
- モデルになったバーバパパ
- 赤ん坊の子守り (バーバパパのこもりうた)
- バーバパパのバースディケーキ(バーバパパのたんじょうび)
- バーバ一家の音楽会
- 変装しようよ
- バーバパパのノアの箱船(バーバパパのはこぶね)
- バーバロケット地球へかえる(バーバパパのはこぶね)
- ワンちゃん救出作戦
- バーバリブの眠り姫
- 消えたパイのなぞ
- 玉子盗みはだれかな
- フランソワの誕生日
- バーバブラボーのモーターカー
- バーバ一家の記念写真
- バーバ一家のサーカス
- 草競馬
- しかけわな
- ベビーフード
- 赤ちゃんの誕生日
- バーバパパのメキシコ旅行
- バーバ一家の遊園地
- バーバリブの貯金箱
- バーバパパの闘牛士
- おたまじゃくしはなまずの子
- はずかしがりやの竜
- バーバ一家の風船旅行
- もうじゅう狩り
- 鯨を助けよう
- かくれんぼ
- バーバ一家のコンサート
- ブラボーのいばりんぼう
- 赤い自転車
- 遊び場をつくろう
- マラソン
- 海の底からこんにちは
- 赤いひよこ
- 森よ永遠なれ
- バーバ一家の冒険
- ロボット洗たく機
- バーバパパ西部へ行く
- バーバパパ西部の決闘
- ピーナッツ畑の大捕物
- にわか雨
- やさしいヤギ
- ブタの郵便屋
- お花畑を救え
- バーバズーのお医者さん
- 地底の冒険
- 冷蔵庫荒し
- おもちゃ工場
- ふしぎな動物たち
- 盗まれたモナリザの絵
- またお化けがあらわれた
- バーバパパの音楽学校
- 荒野の恐怖
- 行方不明のバーバパパ
- 大騒ぎ水族館
- バーバパパの工作教室
- 虹をわたろう
- 犬の品評会
- バーバ一家の花火大会
- 渡り鳥のバーバズー
- アリさんがんばれ
- あぶない さあ どうする
- ブーメランの旅
- 恐竜に御注意
- 大きなカシの木
- 大きな大きな石の彫刻
- 新しい帽子の旅
- 迷子の小鳥
- ゴールはまだまだ
- 虹色のレール
- 淋しがりやの子犬
- バーバテレビ局
- UFO(ユーホー)が現れた
- ビーバーの家作り
- やっかいなお客さん
- バーバパパの野外学校
- チャッカリやの蛙
- ヒナの誕生
- サーカスが町にやってきた (バーバパパのだいサーカス)
- バーバパパの劇場 (バーバパパのだいサーカス)
- 迷子になった鯨くん
- ふしぎな温室
- 勇者の旗
- 魔法のつえ
- ヒヨコの先生
- いらないものないかな
- 恐竜が現われた
- バーバモジャのつぼつくり (バーバモジャのつぼつくり)
- ミュージカルコメディ
- ジャングルのミステリー
- バーバピカリ月へ行く
- 雪かきをしよう
- バーバモジャは芸術家
- バーバピカリの魔術師
- タイムマシンにのったバーバズー
- 大騒ぎのシンデレラ
- 砂遊びコンクール
- 尺取虫でお手伝い
- 氷山のクジラ
- 大レース
- フランソワの大掃除
- 3+5=2 バーバ保育園
- バーバパパの庭園
- 楽しいキャンプ村
- バーバ一家のすずめのレストラン
- バーバモジャの秘密
- バーバ一家の風車小屋
- リスとどんぐりの実
- バーバパパのゆうれい屋敷
- バーバパパの日本旅行
- バーバ一家のお祭り
- バーバリブの絵本
- パンダの先生
- 泥棒はだれだ
- 流れ星
- エベレスト登山
- 自動車レース
※なお全てが新作ではなく、後半から再放送が時々入る様になり、それが徐々に増加、終了時は再放送のみとなっていた。こうしたオンエア形態は『コラルの探検』『スプーンおばさん』など帯番組アニメによく見られる。
アニメ(二作目・1995年版)
1977年版の声優、音楽、台詞など音響を替え、帯番組だったエピソードを繋げたものがセルビデオ(VHS)として発売された。声優は富山敬、一城みゆ希。その後『バーバパパ・クラシックDVD』として2001年、2005年と、様々なパッケージで発売された。
サブタイトルリスト
★印はソフトとして発売された時の表題作。
- おばけのバーバパパ★
- バーバパパの海水浴
- バーバパパの砂漠旅行
- バーバパパの暴走機関車
- バーバパパのひつじかい
- バーバパパの害虫たいじ
- バーバパパたびにでる★
- バーバキッズの運動会
- バーバピカリのボート
- バーバブラボーのスキー
- バーバパパのおんがくかい★
- バーバモジャのつぼづくり
- バーバピカリのはつめい
- バーバキッズのおしゃれごっこ
- バーバパパのジュースづくり
- バーバパパのいえさがし
- バーバパパのたんじょうび★
- バーバモジャのノミたいじ
- バーバママのかわいいこうし
- バーバズーとまいごのたまご
- バーバモジャのおしゃれ
- バーバキッズの子供部屋
- バーバパパのアフリカいき
- バーバパパのはこぶね★
- バーバパパのこもりうた
- バーバパパうみにでる
- バーバキッズのやまのぼり
アニメ(三作目・1999年版)
1975年以降は講談社がライセンスを持っていた。1999年に『バーバパパ世界をまわる』を製作、1999年7月5日から10月8日までNHK教育テレビで、毎週月曜日から金曜日の16:50 - 16:55(JST)に放映された。このシリーズでは変形時に『バーバトリック』の掛け声が使われなくなった。
- 原作:アネット・チゾン
- シリーズ構成:中村修
- キャラクターデザイン:窪詔之
- 美術監督:池田祐二(Studio Wyeth)
- カラーデザイン:長島真弓
- 音楽:神尾憲一(ライトリンクミュージック)
- 音響監督:中野徹
- サウンドデザイン:金丸孝彦(音塾)
- 録音制作:HALF H・P STUDIO
- アニメーションプロデューサー:朴谷直治(ぴえろ)
- プロデューサー:富井道宏、水尾芳正、斎藤尹克(講談社)
- 監督:原征太郎
- 製作:講談社、ぴえろ
サブタイトルリスト
こちらもフランス版コミックからとられた話が存在する様である。ソフト化された際、以下の順に5話ずつまとめて全4巻のソフトとなった。
- ふるさと編
- 中国編
- インド編
- ヒマラヤ編
- 北欧編
- ボルネオ編
- スマトラ編
- ニューギニア編
- 熱帯アフリカ編
- サバンナ編
- オーストラリア編
- ガラパゴス編
- アメリカ大草原編
- アメリカ西部編
- 北極編
- アンデス編
- アマゾン編
- 南極編
- 紅海編
- マダガスカル編
その他
- イタリア語ではバーバブラボーは日本語のバーバピカリを指す。日本語のバーバブラボーはバーバフォルテである。
- コロムビアミュージックエンタテインメントから2005年11月に発売されたオムニバスアルバム『こどものうた いっぱい 福袋!!』では1977年版アニメ主題歌『バーバファミリーのうた』を山野さと子、橋本潮、瀧本瞳、林アキラ、中尾隆聖、くまいもとこがカバーしている。
- 電気グルーヴの前身である人生が1977年版アニメ主題歌の『バーバファミリーのうた』、及び『バーバモジャのうた』をカバーしている。前者はミニアルバム「バーバパパ」、後者はアルバム「SUBSTANCE V」にそれぞれ収録。
- ミュージカル化もされている。あの軟体を再現するのは困難なため、人間の俳優がダブダブの布を着て、原作とは異なるスピーディーな演技を見せた。
- 積水ハウス「住まいの参観日」のイメージキャラクターに採用されており、CMにも登場している。
- 百十四銀行イメージキャラクターに採用されて通帳等に絵がかかれてある。過去にCMに登場した。版権絡みがあるためか、銀行公式サイトのCM情報やCMギャラリー等では公開されていない。ちなみに百十四銀行のCMでバーバパパの声優は寒川英彦が担当している。
外部リンク
- Barbapapa公式ページ(日本公式サイト)
- 講談社公式ページ
- バーバパパ(ぴえろ)
- 原作公式サイト(フランス語)