バレーボール・ワールドリーグ
テンプレート:スポーツ大会シリーズ FIVBバレーボール・ワールドリーグ(テンプレート:Lang-en)は、国際バレーボール連盟主催の男子ナショナルチームによるバレーボールの国際リーグ大会である。
歴史・概要
1990年に日本の大阪で第1回大会が開幕。国際バレーボール連盟主催のバレーボール大会の中では歴史は浅いものの、毎年開催されているため、最も開催数の多い大会となった。
出場枠は2006年大会から16チームに拡大され、世界各大陸を代表する強豪が出場。2007年に前回大会で観客動員数の少なかったチームを次回大会で除外することが決定し、これにより、2009年大会ではエジプトが除外対象となり、3年ぶりにアフリカ大陸の出場チームがなくなった。
さらに、2009年大会から主催者推薦(ワイルドカード)による決勝ラウンド進出のシステムが無くなり、新たにポイント制が導入され、勝点数により最終順位が決定されることになった。1位から14位までは自動的に次回大会への出場権が得られるが、15位、16位のチームは2010年大会から行われる予選で出場資格を得なければならない。
2013年大会から18チームに拡大され、世界ランキングによるグループ分けが導入された。テンプレート:要出典範囲
2014年大会は28チームに拡大(2013年12月発表)[1]。
試合方式
5月から7月にかけて毎週末に行われる予選リーグの「インターコンチネンタルラウンド」と、その上位チームにより7月に出場国のうち事前に決められた国で行われる「ファイナルラウンド」の2本立てで構成されている。
- インターコンチネンタルラウンド
- 出場18チームを6チームずつ3組に分ける。その際、世界ランキング上位12チームをさらに2組に分けたプールA、プールBと下位6チームのプールCに分ける。各週末3日間で2試合同一カードを行う形で2回戦の総当たり戦を行う。プール内でのランキング上位3カ国は3週(6試合)、下位3カ国は2週(4試合)がホームゲーム[2]となる。
- ファイナルラウンド
- 開催国及びプールA・Bの各上位2カ国、プールCの最上位チームの6チームが進出。1回戦総当たりで優勝を争う。
ポイント制
「3-2-1ポイント制」といわれる以下のルールで勝ち点数が与えられる。
- セットカウントが「3-0」、「3-1」(即ち第4セットまで)の場合、勝者は3ポイント獲得、敗者は0ポイント。
- セットカウントが「3-2」(第5セットまで持ち越される)の場合、勝者は2ポイント獲得、敗者は1ポイント獲得。
- 勝点数が並んだ場合は、「勝利数」、「得点率」、「セット率」の優先順位により、最終順位を決定する。
歴代大会結果
- 数: 本戦の参加チーム数
日本における放送体制
数年の周期で女子のバレーボール・ワールドグランプリと交互にTBSテレビとフジテレビジョンが放映権を取得している。
2001年から2003年まではフジテレビが中継した。2004年から2006年まではTBSが日本国内中継権を持ち、日本戦のホームを中継。CSのスポーツ・アイ ESPN(現・J SPORTS)では日本戦全試合及び準決勝・決勝などを中継した。2007年から2008年までは再びフジテレビで、2009年はTBSテレビ・BS-TBSで、2011年から2012年まではフジテレビで、2013年からはTBSテレビで中継される。
FIVB WEB TV(laola1.tv)にて全世界向けに生中継も行われている。(一部の国・地域を除く)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Vb start テンプレート:国際バレー テンプレート:バレーボール・ワールドリーグ テンプレート:Vb end
- ↑ ワールドリーグ出場数を18→28チームに スポニチ(共同) 2013年12月2日
- ↑ 2013年大会の日本は本来プールC上位3カ国に入るが追加出場の形となったため下位扱い