バシコルトスタン共和国
バシコルトスタン共和国(ロシア語:Республика Башкортостан、バシキール語:Башҡортостан Республикаһы、タタール語:Başqortostan Respublikası)またはバシキリア(Башкирия)は、ロシア連邦を構成する沿ヴォルガ連邦管区に含まれる共和国。 首都はウファ。 面積、143,600km²。 人口、4,104,336人(2002年)。 人口密度、29人/km²。
目次
地理
バシコルトスタン共和国はウラル山脈南部とその周辺の平原地域を含む。ペルミ地方、スヴェルドロフスク州、チェリャビンスク州、オレンブルク州、タタールスタン共和国、ウドムルト共和国と隣り合う。
河川・湖・山
共和国内には13,000を越える川が流れる。主要な川にベラヤ川(1,430km)、その支流のウファ川(918km)などがある。湖や貯水池が約2,700。最高峰はテンプレート:仮リンク(1,638m)。
気候
- 年平均気温 0.3度(山間部), 2.8度(平野部)
- 1月の平均気温 -16度
- 7月の平均気温 +18度
歴史
1919年3月23日より、バシキール自治ソビエト社会主義共和国。
ソビエト連邦の解体に伴い、1992年3月31日よりロシア連邦の共和国。初代大統領はモルタザ・ギョバイドゥッラ・ラヒモフ(ムルタザ・ラヒモフ)。ラヒモフは2003年12月の選挙で3選されたが、そのときの選挙について欧州安全保障協力機構(OSCE)は不正が行われたと非難した。2006年に4選され、2010年7月に任期を残して辞任を表明。後継にはハミトフが指名され就任した。
政治
大統領制。現職はテンプレート:仮リンク(第2代)。
行政区分
主要都市
首都ウファのほかに、主な都市としてステルリタマク、サラヴァト、テンプレート:仮リンク、テンプレート:仮リンク、テンプレート:仮リンク、テンプレート:仮リンクなど。
産業
産業の大部分は私有化され、大統領の親族に支配されている。
石油
石油資源が豊富で、ロシア連邦の主要な採油地の一つ。バシコルトスタン共和国の経済はもっぱら石油工業に依存しているが、旧ソビエト連邦の崩壊後、ほとんど投資は行われていない。
資源
石油工業のほかに、天然ガス、石炭、鉄鉱石、金などを産出する。
製造業
そのほかに、自動車工業、金属工業、木材加工、建築資材の製造など。
交通
首都ウファは鉄道でサマーラ、チェリャビンスクなどと結ばれている。ベラヤ川とウファ川の水上交通も発達している。
住民
テンプレート:Bar box 住民の半分強が都市に住んでいる。平均年齢は35.6歳。
民族
2002年の統計によると、主要な民族は、ロシア人(36%)、バシキール人(30%)、タタール人(24%)、チュヴァシ人、マリ人、ウクライナ人、ドイツ人など。
言語
ほぼすべての住民がロシア語を話すほか、約34%がタタール語を、約26%がバシキール語を話す。[1]
宗教
教育
ロシア語、バシキール語、タタール語で教育が行われている。
標準時
この地域は、エカテリンブルク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+6時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6であった)
出典
外部リンク