ドン・マッティングリー
テンプレート:Infobox baseball player ドナルド・アーサー・マッティングリー(Donald Arthur Mattingly, 1961年4月20日 - )は、MLBの元選手。ポジションは一塁手。アメリカ合衆国・インディアナ州エバンズビル出身。ニックネームは「Donnie Baseball」。
テンプレート:Byからはロサンゼルス・ドジャースの監督を務めている。
経歴
テンプレート:ByのMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから19巡目に指名を受け入団。
テンプレート:ByにAAA級コロンバスで打率.315を記録してメジャー昇格を果たし、9月8日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。
テンプレート:By6月24日のボストン・レッドソックス戦でジョン・テューダーからメジャー初本塁打を放つ。テンプレート:Byは開幕からメジャーに定着し、前半戦で打率.330をマークしてオールスターゲームに初出場し、以後5年連続で選出された。後半戦で打率.357と更に数字を伸ばし、打率.343・23本塁打・110打点、共にリーグ最多の207安打・44二塁打の成績で首位打者のタイトルを獲得した。同年はチームメイトのデイブ・ウィンフィールドと激しい首位打者争いを演じ、シーズン最終戦で逆転した。MVPの投票では5位に入った。
テンプレート:Byは打率.324、共にキャリアハイの35本塁打・145打点、ウェイド・ボッグスに次ぐリーグ2位の211安打、リーグ最多の48二塁打を記録して最多打点のタイトルを獲得し、初のMVP・シルバースラッガー賞・ゴールドグラブ賞を受賞した。
テンプレート:Byはボッグスに次ぐリーグ2位の打率.352、31本塁打・113打点、共にリーグ最多で現在も球団記録の238安打・53二塁打を記録。長打率.573もリーグトップだった。MVPの投票ではロジャー・クレメンスに次ぐ2位に入った。
テンプレート:Byは6月に故障者リスト入りするが、7月8日のミネソタ・ツインズ戦から、オールスターゲームを挟んで7月18日のテキサス・レンジャーズ戦にかけて、史上2人目となる8試合連続本塁打を達成。7月16日には満塁本塁打を含む7打点を記録した。同年はメジャー記録となる1シーズン6本の満塁本塁打を放つなど[1]、打率.327・30本塁打・115打点を記録した。
テンプレート:Byは23本塁打・113打点を記録したが、テンプレート:Byは不振に陥り、故障もあって102試合の出場で打率.256・5本塁打に終わり、同年を境に成績は下降。
テンプレート:Byはチームの10代目キャプテンに就任。8月16日、髪を切らないことを理由に試合への出場停止と罰金250ドルの処分を受けた[2]。テンプレート:Byは8月11日まで打率.304・出塁率.397を記録し、チームも地区首位に立っていたが、翌日から1994年から1995年のMLBストライキに突入。そのままシーズンが打ち切られ、史上初めてワールドシリーズが中止となり、ポストシーズン出場のチャンスを逃してしまった。
ストライキが収拾されたテンプレート:Byにチームはワイルドカードを獲得する。自身初のポストシーズンとなったシアトル・マリナーズとのディビジョンシリーズでは第2戦で本塁打を放つなど打率.417と活躍。しかしチームは最終第5戦で逆転サヨナラ負けを喫し、2勝3敗で敗退した。オフに背中の故障を理由に34歳で現役を引退。プロ入りから引退までヤンキース一筋でプレーした、近年では数少ないフランチャイズプレーヤーだった。
テンプレート:Byに背番号『23』が球団の永久欠番に指定された。
テンプレート:Byにヤンキースの打撃コーチに就任して現場復帰。テンプレート:Byシーズンからはヤンキースのヘッドコーチに就任し、ジョー・トーリ監督の後継者の最有力候補と目されたが、同年オフにトーリの監督辞任を受けヘッドコーチを辞任した。テンプレート:Byにトーリがドジャースの監督に就任し、それに従って打撃コーチに就任する予定であったが、1月になって家庭の理由で打撃コーチを辞し、特別コーチに就任することとなった。
テンプレート:Byシーズン終了後、トーリの退団に伴い監督に昇格した。
テンプレート:By1月7日にドジャースとの契約を2016年まで延長したことが報道された[3]。
息子のテイラーが2003年のMLBドラフトでヤンキースから42巡目に、もう一人の息子プレストンも2006年のMLBドラフトでドジャースから1巡目に指名を受けた。
左投げでありながら、二塁手を1試合(パインタール・バット事件の発生により、行われた1983年8月18日の再開試合)、三塁手を3試合務めたことがある。
詳細情報
年度別打撃成績
テンプレート:By2 | NYY | 7 | 13 | 12 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | .167 | .154 | .167 | .321 |
テンプレート:By2 | 91 | 305 | 279 | 34 | 79 | 15 | 4 | 4 | 114 | 32 | 0 | 0 | 2 | 2 | 21 | 5 | 1 | 31 | 8 | .283 | .333 | .409 | .742 | |
テンプレート:By2 | 153 | 662 | 603 | 91 | 207 | 44 | 2 | 23 | 324 | 110 | 1 | 1 | 8 | 9 | 41 | 8 | 1 | 33 | 15 | .343 | .381 | .537 | .918 | |
テンプレート:By2 | 159 | 727 | 652 | 107 | 211 | 48 | 3 | 35 | 370 | 145 | 2 | 2 | 2 | 15 | 56 | 13 | 2 | 41 | 15 | .324 | .371 | .567 | .938 | |
テンプレート:By2 | 162 | 742 | 677 | 117 | 238 | 53 | 2 | 31 | 388 | 113 | 0 | 0 | 1 | 10 | 53 | 11 | 1 | 35 | 17 | .352 | .394 | .573 | .967 | |
テンプレート:By2 | 141 | 629 | 569 | 93 | 186 | 38 | 2 | 30 | 318 | 115 | 1 | 4 | 0 | 8 | 51 | 13 | 1 | 38 | 16 | .327 | .378 | .559 | .937 | |
テンプレート:By2 | 144 | 651 | 599 | 94 | 186 | 37 | 0 | 18 | 277 | 88 | 1 | 0 | 0 | 8 | 41 | 14 | 3 | 29 | 13 | .311 | .353 | .462 | .815 | |
テンプレート:By2 | 158 | 693 | 631 | 79 | 191 | 37 | 2 | 23 | 301 | 113 | 3 | 0 | 0 | 10 | 51 | 18 | 1 | 30 | 15 | .303 | .351 | .477 | .828 | |
テンプレート:By2 | 102 | 428 | 394 | 40 | 101 | 16 | 0 | 5 | 132 | 42 | 1 | 0 | 0 | 3 | 28 | 13 | 3 | 20 | 13 | .256 | .308 | .335 | .643 | |
テンプレート:By2 | 152 | 646 | 587 | 64 | 169 | 35 | 0 | 9 | 231 | 68 | 2 | 0 | 0 | 9 | 46 | 11 | 4 | 42 | 21 | .288 | .339 | .394 | .733 | |
テンプレート:By2 | 157 | 686 | 640 | 89 | 184 | 40 | 0 | 14 | 266 | 86 | 3 | 0 | 0 | 6 | 39 | 7 | 1 | 43 | 11 | .288 | .327 | .416 | .743 | |
テンプレート:By2 | 134 | 596 | 530 | 78 | 154 | 27 | 2 | 17 | 236 | 86 | 0 | 0 | 0 | 3 | 61 | 9 | 2 | 42 | 20 | .291 | .364 | .445 | .809 | |
テンプレート:By2 | 97 | 436 | 372 | 62 | 113 | 20 | 1 | 6 | 153 | 51 | 0 | 0 | 0 | 4 | 60 | 7 | 0 | 24 | 8 | .304 | .397 | .411 | .808 | |
テンプレート:By2 | 128 | 507 | 458 | 59 | 132 | 32 | 2 | 7 | 189 | 49 | 0 | 2 | 0 | 8 | 40 | 7 | 1 | 35 | 17 | .288 | .341 | .413 | .754 | |
通算:14年 | 1785 | 7721 | 7003 | 1007 | 2153 | 442 | 20 | 222 | 3301 | 1099 | 14 | 9 | 13 | 96 | 588 | 136 | 21 | 444 | 191 | .307 | .358 | .471 | .829 |
---|
- 各年度の太字はリーグ最高
獲得タイトル・表彰・記録
- MVP 1回:1985年
- 首位打者 1回:1984年
- 最多打点 1回:1985年
- シルバースラッガー賞 3回:1985年 - 1987年
- ゴールドグラブ賞 9回:1985年 - 1989年, 1991年 - 1994年
- ルー・ゲーリッグ賞:1993年
- MLBオールスターゲーム選出 6回:1984年 - 1989年
年度別監督成績
年度 | 球団 | 地区 | 年齢 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 順位/チーム数 | 備考 | ポストシーズン</br>勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
テンプレート:By2 | LAD | NL 西 | 50歳 | 161 | 82 | 79 | .509 | 3 / 5 | 1試合の出場停止 | |
テンプレート:By2 | 51歳 | 162 | 86 | 76 | .531 | 2 / 5 | ||||
テンプレート:By2 | 52歳 | 162 | 92 | 70 | .568 | 1 / 5 | NCLS敗退 | 5勝5敗 | ||
通算 | 3年 | 485 | 260 | 225 | .536 | 5勝5敗 |
太字はプレイオフ進出(ワイルドカードを含む)。
- 2013年度シーズン終了時
脚注
外部リンク
テンプレート:ロサンゼルス・ドジャース テンプレート:Navboxes
テンプレート:New York Yankees- ↑ キャリアで満塁本塁打を記録したのは同年のみ。
- ↑ ヤンキースでは選手とコーチの長髪と整えられた口髭以外の髭を蓄えることを禁止している。
- ↑ テンプレート:Cite news