地球防衛企業ダイ・ガード
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『地球防衛企業 ダイ・ガード』(ちきゅうぼうえいきぎょう ダイ・ガード)は、1999年10月5日から2000年3月28日までテレビ東京系列局各局で放送されたロボットアニメ。全26話。
本作の漫画版(菅野博之、全3巻)および小説版(青木智彦、全2巻)が角川書店より発売された。
目次
ストーリー
西暦2018年、突如日本に出現した謎の物体「ヘテロダイン」。ヘテロダインに対しては軍による総攻撃も意味を成さず、最終的にOE兵器の使用という惨事をもたらして、事件は終結した。
それを撃退するために国連安全保障軍(安保軍)が建造したスーパーロボット「ダイ・ガード」は、事件後に制定された「界震災害関連法」に基づき、安保軍の対ヘテロダイン部隊が民営化され同軍が筆頭株主であり対ヘテロダイン対策を主目的とする民間の警備会社「21世紀警備保障」に移管されたが、その後12年間ヘテロダインが現れなかったことから「無用の長物」と化し、ダイ・ガードの維持管理も企画開発部の「広報2課」が広報活動の一環として行っていた。
西暦2030年のとある秋の日、熱海に突如としてヘテロダインが出現。現場に居合わせたダイ・ガードのパイロットにして21世紀警備保障の社員である赤木は、避難命令を無視してダイ・ガードを動かし、災害支援に出動する。
登場人物
パイロット
- 赤木 駿介(あかぎ しゅんすけ)
- 声 - 伊藤健太郎
- 本作の主人公。21世紀警備保障株式会社企画開発部広報2課に勤務するサラリーマンで、ダイ・ガードのパイロット(操縦担当)。25歳。国連安全保障軍極東司令部付属国際防衛大学卒業後、21世紀警備保障に入社。大学での成績はお世辞にも良かったとは言えないが、実技応用は大変優れていて、先生からは一目置かれていた。また「その気になればちゃんとできる」という言葉どおり、普通の業務もその気になればこなせるようである。理詰めよりも直感と感情で行動するタイプで、作戦中は他のパイロットの意表を突くような行動や一見非効率そうな行動をあっさりと選択する。しかし、彼のそういった行動がチームの危機を幾度となく救うこととなる。また、その性格と行動力から2課の雰囲気を盛り上げている。子供っぽいところもあり、対極的な立場にいる城田とは度々意見の対立を繰り返すが、その中で互いの信頼を深めていった。中学2年の時からダイ・ガードに乗ると言っていた。次回予告での「サラリーマンだって、平和を守れるんだ!」という彼のセリフはこの作品のテーマとも言える。
- 桃井 いぶき(ももい いぶき)
- 声 - 平松晶子
- ダイ・ガードでの索敵や現場でのデータ解析を担当する搭乗ナビゲーター。20歳。高校卒業と共に21世紀警備保障に入社したので、赤木よりも年下だが仕事の上では先輩。そのため、赤木は彼女のことを「さん」付けで呼んでいる。複雑な家庭環境を背景に育った過去が、ダイ・ガードに乗る動機と大きく関わっているが、そのことに彼女自身は気づいていない。そして、自らの過去と向き合った時、ダイ・ガードに乗り続ける理由を失いかけたが、義父の働く姿と説得もあり、再びダイ・ガードに乗る決意をする。少し怒りっぽく、強気で男勝り。赤木とは子供染みた口喧嘩を繰り広げることもあり、CDドラマ内のストーリーでは彼との関係を周囲から疑われている。
- 青山 圭一郎(あおやま けいいちろう)
- 声 - 三木眞一郎
- ダイ・ガードの動力機関のバランスコントロールを担当する搭乗エンジニア。25歳。北海道総合工業大学卒業。赤木の無茶な行動に肝を冷やし、過剰にダイ・ガードのブレーキを掛けてしまうこともしばしばある。3人の中で最もダイ・ガードに乗る動機が薄く、物語序盤ではごく普通のサラリーマンという位置付けであった。一時は職務を放棄し、会社を辞めることも考えていた。しかし、物語中盤での事件を契機にダイ・ガードに乗る理由を手に入れてからは、勇敢にヘテロダインに立ち向かっていくようになる。熱くなりやすい赤木やいぶきのブレーキ役。ハンサムで話術も上手く、どこかキザな印象を与えるが、本来の彼は他人に関わることを嫌うマイペースなタイプ。同時に、末っ子で母親思いという一面もあり、病気で入院している母親の世話をするため、緊急時以外の残業をせず定時で帰宅している。だが、そのことは一部を除き課内では知られていないため、女子と遊ぶためと誤解されているが、それについての言い訳を一切していない。ドラマCDで後述の中原千秋に、実はアニメファンだとこっそり告白。その際に濃い知識を披露し若干ひかれている。喫煙者。
広報2課のOL
- 大山 紀子(おおやま のりこ)
- 声 - 根谷美智子
- 広報2課のお母さん的な存在の女性。28歳。いつまでも独身でいることを母親に心配されている。実は赤木に好意を抱いており、彼の前で顔を赤らめたり、遭難した赤木の無事を知らされ、安心して泣いてしまうこともあった。広島県の出身で、母と話す場面では広島弁を使っていた。桃井を除く広報2課のOLの中ではダイ・ガードに対するこだわりが一番強いが、その理由は学校で学んだ広島への原爆投下の歴史にある。酒癖はあまりよくないらしく、ドラマCD内のストーリーでは、酔っ払って暴走、怒ったり泣いたり絡んだりと大騒ぎをし、桃井とのデュエットで「年下の男の子」を歌ったりと、非常にノリノリな性格の一端を見せる。
- 入江 静香(いりえ しずか)
- 声 - 笠原留美
- 広報2課の女性陣で一番の長身。20歳。無口・無表情で何を考えているか判らないふうに見えるが、小声で突っ込みを入れるのが得意。女子社員の中で唯一、脇に大きくスリットの入ったロングスカートの制服を着るなど、大人びた雰囲気を持っているが、実は課の中でいぶきと同じ最年少である。
- 登場するたびに性格が変わっているように見えるほど、つかみどころのない性格をしている。
- 広報ビデオの撮影を率先して行っているほか、恋愛方面に興味を示す傾向にあり、大山と赤木と桃井を三角関係に仕立て上げようとしたり、青山と中原の関係を真っ先に疑ったりしている。
- 谷川 風花(たにがわ ふうか)
- 声 - 田村ゆかり
- 広報2課のガングロギャル。20歳。言動も、その外見から想像し得る通りだが、勤務態度は極めてまじめ。広報2課のムードメーカー的存在で、噂話が大好き。しかし、彼女が秘書友達から毎度仕入れてくる社内のゴシップの真偽はいいところ半々である。私生活での彼女は非常に家庭的で、家事が得意。伊集院が掛けるモーションに対しては非常にドライにあしらってはいるが、本心では満更でもない様子。
- 中原 千秋(なかはら ちあき)
- 声 - 大野まりな
- 広報2課に所属。経理担当。背が低く、子供と間違えられそうな風貌だが、実際は入江よりも年上の25歳。青山に好意を抱いているが、なかなか告白できない。最終話辺りでは、コンパニオン選びをしようとした青山の代わりにしようと買って出た。
他の広報2課メンバー
- 大杉 春男(おおすぎ はるお)
- 声 - 広瀬正志
- 21世紀警備保障企画開発部広報2課課長。48歳。性格は至って温厚。会社で居眠りをしたりするなど、管理職に就いているとはとても思えないような人物。しかし、裏では社長とすらパイプを持つなど、実は相当なやり手らしい描写が作中にいくつも散見される。かつては安保軍に属し(階級は軍曹)ていたが、大河内(現・社長)と共に軍を離れ21世紀警備保障でダイガードの運用を行う。大河内と共に対ヘテロダイン関連法の制定と、ダイ・ガードの21世紀警備保障への移管を推進した中心人物。
- 横沢 晋也(よこざわ しんや)
- 声 - 小西克幸
- 21世紀警備保障企画開発部広報2課課長補佐。30歳。広報企画からダイ・ガードの整備・運用まで精通しており、課長からの信頼は厚い。トレーラの運転からダイ・ガード遠距離移動用輸送機(通称アホウドリ)の操縦まで行える。大杉が自衛隊から半ば強引に引き抜いたらしい。実家は京都の旅館で、慰安旅行で広報二課が訪れたことがある。小学生の娘が一人おり、溺愛している。
- 石塚 智美(いしづか ともよし)
- 声 - 泉尚摯
- 広報2課の幼馴染トリオその1。3人のリーダ格。事務担当。体格は太り気味。27歳とは思えないほどの、相当の老け顔。
- 田口 友朗(たぐち ともろう)
- 声 - 肥後誠
- 広報2課の幼馴染トリオその2。27歳。広報企画制作担当。やはり彼も太っている(眼鏡と蝶ネクタイが特徴)。子供っぽい性格で、自分の机の上にダイ・ガードのおもちゃを飾っている。
- 伊集院 博孝(いじゅういん ひろたか)
- 声 - 小西克幸
- 広報2課の幼馴染トリオその3。27歳。国内外の渉外担当。同じく彼も太っている。よく英語を混ぜたしゃべり方をする。谷川にモーション(有給休暇を一緒に取って混浴の温泉に入ったりするなど)を掛けている。
他の21世紀警備保障関係者
- 百目鬼 里香(どめき りか)
- 声 - 新谷真弓
- ヘテロダインの撃退方法を発見し、21世紀警備保障技術部ダイ・ガード開発チームの主任研究員に就任した、眼鏡っ娘の天才学生博士。17歳。開発チームの責任者としてダイ・ガードの大幅なパワーアップに大きく貢献したが、彼女が開発を手掛けるダイ・ガードの武装品にはいささかやりすぎな感も否めない。ダイ・ガード輸送機アホウドリやアセンブリ・トレーラーなども彼女の設計によって編み出された。その知能の高さに反し外見や言動は子供っぽく、初対面の人間からは誤解されることもしばしば。また機械に強い分人間の精神論の類にはまるで無知で、興味本位で桃井の父親の本性を彼女に知らせた結果、桃井がダイ・ガードを降りかけた(さらに21世紀警備保障をやめかけた)理由を作ってしまったこともある。食事はあまりきちんと取っておらず、いつも栄養価の偏った物ばかりを食べている。洋介を尻に敷きパシリ代わりに使ったりもするが、時として主従が逆転することもあるようである。洋介に関してはカメラの前で堂々といちゃついて見せたこともあり、満更でもないようである。
- 墨田 洋介(すみた ようすけ)
- 声 - 結城比呂
- ダイ・ガードの整備班班長。ロボットが好きらしく、思考回路が似た赤木とは非常に馬が合う。しかし、赤木の無茶な操縦でダイ・ガードが被害を受ける際には悲鳴をあげることも。女性の趣味が少々特殊で、百目鬼を「百目鬼博士」とは知らずに一目惚れ。その後は百目鬼を「里香ちゃん」と呼び慕い、尻に敷かれてこき使われることになる。
- 百目鬼の考案した装備品を毎度ダイ・ガードに装備させる影の功労者。ダイ・ガードのピンチには切羽詰った状況下で作業を行わねばならないことも多く、度々かなりの重労働を強いられているが、常に整備班を率いてそれをやり遂げている。
- 大河内 伝次郎(おおこうち でんじろう)
- 声 - 土師孝也
- 21世紀警備保障社長。広報2課に理解のある社長として描写されているが、元軍人であるためか本来運用に膨大な手続きが必要なダイ・ガードを現場の裁量に任せる、契約者のいない区域でも社会的正義を理由に現場の独断を許すなど、一企業人としては多少問題行為もある[1]。12年前出現したヘテロダインに対し、当時安保軍少佐で現場指揮官であった彼が軍上層の命令でOE兵器を使用した。一度西島によって社長の座を追われるが、復帰。ドラマCDでは、宴会で酔った勢いで、実際は違うのだが、セクハラと誤解されかねない発言をしたり、その場の全員がどう対応していいか困るような締めを行うなど、意外な一面も見せている。
- 神村 恵(かみむら めぐみ)
- 声 - 鈴鹿千春
- 21世紀警備保障社長秘書。赤木とは親戚であり、21世紀警備保障に勧誘した人物。お堅そうに見えて結構お茶目でドラマCDではかなりの天然ボケぶりも。
- 西島(にしじま)
- 声 - 泉尚摯
- 21世紀警備保障専務。強引な経営やその過去を理由に大河内を降ろし新社長の座に就き、ダイ・ガード事業部を作るが成果は上がらず下がる一方で、会社に多大な損益を発生させたり政治家との癒着など様々な問題により解任され、その後、駐車係に降格されている。ドラマCDでは、酔った勢いで、家族のために出世しようと仕事に没頭していた事や、結婚を間近に控えている娘がいて、その娘のためにも無職で結婚式に出席出来ないという理由から、駐車係に降格されながらも会社に留まらなければならない事を愚痴りながら告白するなど、家族思いな一面を見せている。
- 武藤(むとう)
- 声 - くじら
- 21世紀警備保障の重役の一人で、やや年配の女性。西島と結託し、大河内の社長解任および西島の新社長就任に動き実現させるが、西島体制に様々な問題が発生し、立場が危うくなると早々に西島を見限り、社長解任と大河内の社長再就任に賛成している。ドラマCDでは若い頃、渋谷を闊歩していた(本人曰く「ブイブイ言わしていた」)ギャルだと谷川に自慢し、谷川のファッションを高く評価している。
- 山田(やまだ)
- 声 - 関智一
- ダイ・ガードに憧れて21世紀警備保障に入社した、新卒の社員。第23話に登場[2]。
安保軍
- 城田 志郎(しろた しろう)
- 声 - 小野健一
- 安保軍幕僚本部から戦術アドバイザーとして21世紀警備保障に派遣された監察官。31歳。理詰めで合理的な戦術をとるため、相対する信念を持つ赤木とは何度となく意見を衝突させた。そんな彼も、ストーリーの中盤からは赤木とは次第に心が通じ合い、息が合うようになっていくが、西島が敷いた新体制や佐伯の思惑により、自宅謹慎にまで追い込まれた。
- 直立型重機のライセンスを持ち、負傷した赤木に代わりダイ・ガードのメインパイロットを務めたこともある。赤木が入院中の病院が襲撃された際はメンツにのみこだわる毒島を見限り、「大事な友人を守りたい」と言って21世紀保障に急行、ダイ・ガードに乗り込み、赤木の帰りを待った。
- 全くお堅い仕事人間のように思われがちだが、ケーキの飾りつけが上手いなどの意外な一面もある。行きつけの居酒屋には一度赤木を連れて行ったことがある。奨学金を貰って大学に通っていたためアルバイトをしたことがなく、広報2課の仕事に不慣れそうに勤しんだこともある。しかし生来の真面目な性格からか、赤木よりよほど仕事は綺麗とのこと。
- ドラマCDでは、後述の佐伯と二人で新年会の余興として、「あずさ2号」をほとんど台詞読みのように真面目に歌ったり、二人で漫才に挑戦しようとするものの、ネタ合わせの最中にそのネタを赤木に先に披露されてしまうなどの、本編とは違った意外な面を見せている。
- 飯塚(いいづか)
- 声 - 佐藤正治
- コクボウガーのメインパイロット。防衛大でロボット操縦を教えていたが、急遽コクボウガーの建造が決まり教え子とともにパイロットとなった。操縦技術は教えるだけあり正確で、ダイ・ガードとの競技では赤木を圧倒した。
- 赤木の恩師であり、彼を赤点と呼ぶ。
- 赤木に対して組織の人間、社会人としての在り方を手厳しく説いているが、海に落ちたダイ・ガードを助けたり、毒島の失策によりヘテロダインにコクボウガーごと吸収される際に命令に背き教え子たちを逃がすという面も持ち合わせた人物。教え子たちを逃がした後、一人コックピットで残されたとき、「こんな時、あいつがいてくれたらな。赤点…」と呟くなど、赤木のことは高く評価していると見える。
- 佐伯 徹(さえき とおる)
- 声 - 柏倉つとむ
- 城田の後輩。登場当初は赤木たちと出会う前の城田の教えを絶対としていた節があり、一旦は赤木たちの影響を受けた城田を「あなたは変わった」と拒絶する。作戦をデータや理論で判断する頭でっかちなところがあり、それに従わない赤木たち(特に赤木)とはしばしば衝突していた。しかし、作戦を共にするうちに自身も城田のように少しずつ変わっていき、最終的には作戦の成否をダイ・ガードに託し「彼らを信じましょう」と笑顔で言うまでになる。
- 牧瀬(まきせ)
- 声 - 遊佐浩二
- 軍で正規の訓練を受けたパイロット。西島社長体制時に21世紀警備保障に設立された「ダイ・ガード事業部」に移籍、ダイ・ガードのメインパイロットを務めた。クールな自信家だが、実際はマニュアルやシミュレーションにない事態にはほとんど対応できない。小説版では若干成長した姿が見られる。
- 松任谷(まつとうや)
- 声 - 上田祐司
- 軍で正規の訓練を受けたパイロット。21世紀警備保障「ダイ・ガード事業部」に移籍後ダイ・ガードの搭乗オペレーターを務めた。眼鏡をかけた知的なタイプだが、やはり徹底したマニュアル志向の性格。西島体制崩壊後、広報2課が復活し赤木達がパイロットに復帰した後も、いぶきが不在の時に代理でオペレーターをやらされたことがある。
- 柘植(つげ)
- 声 - 千葉進歩
- 軍で正規の訓練を受けたパイロット。21世紀警備保障「ダイ・ガード事業部」に移籍後ダイ・ガードの搭乗エンジニアを務めた。強気な性格で口調が荒いが、他の二人と同様マニュアルとシミュレーションにない事態には滅法弱い。なお、牧瀬・松任谷・柘植の3人は西島社長体制が崩壊後も21世紀警備保障に残り、広報2課でダイ・ガード運用の後方支援をしているようである[3]。
- 毒島(ぶすじま)
- 声 - 岸野一彦
- 安保軍所属の軍人で階級は少佐。
- 極めて野心、功名心が高い人物で、度々ヘテロダインを自分の手で撃破して自分の手柄にしようとしているが、結果的には失敗に終わってしまう。
- 最終的には失敗が重なり、功を焦った結果自分の失敗でヘテロダインの生息範囲を拡大させてしまい、窮地に追い込まれる。責任を半ば取らされるような形でOE兵器の使用を提案、最終的にOE兵器の使用には躊躇いを見せながらも使用を決断するが、最終的には佐伯に止められることで使用を思いとどまる。
- 仁科(にしな)
- 声 - 佐藤正治
- 国連安全保障軍極東司令部幕僚本部大佐。
- 大河内とは旧知の仲であり、安保軍では数少ない21世紀警備保障の理解者。同僚からは「ダイ・ガードびいき」と煙たがられている。
自衛隊
- 石原(いしはら)
- 声 - 坂口候一
- 航空自衛隊北部方面隊第二航空団に所属しており、赤木と出会った札幌雪まつりのときは謹慎中だった。理由はヘテロダイン追跡中、他国の哨戒機に誤ってロックオンしてしまったことで法改正に横やりを入れてしまったため。ダイ・ガードに乗って防衛のために戦うことのできる赤木たちに憧れを抱いている。苫小牧でのヘテロダインとの交戦後、ホテルに戻ってきた赤木からカードキーを奪って武器のないガードファイターに乗り込み、ヘテロダインの撃破のためガードファイターで特攻を行おうとした。
- 的矢(まとや)
- 声 - 池水通洋
- 航空自衛隊北部方面隊第二航空団司令で法に従い自衛隊の武器使用を禁じていたが、改正界震災害法の発令によって安保軍の指揮下に入り、ヘテロダイン撃破に力を貸した。
その他
- 桜田 栄二郎(さくらだ えいじろう)
- 声 - 井上倫宏
- 界震研究の第一人者。桃井いぶきの実父。13年前、当時界震現象自体懐疑的に見られていたが、自ら調査船に乗り込みヘテロダイン発生を確認、研究を証明する。しかし調査船は確認したヘテロダインにより沈没し栄二郎は行方不明となってしまう。
- いぶきは人々のために研究をしていたと自らに思い込ませていたが、自分の探究心を優先し家庭を顧みない研究者然とした人となりであった様子。調査船の記録映像には研究が証明され子供のようにはしゃぐ様が残されていた。
- 界震のエネルギー単位、ブレスは娘、いぶきの名から付けられた。
- 「時空共震 研究序説」著作。
- いぶきの父=桃井先生
- 医師。青山の母や赤木の入院先で勤務している。義理の親子ではあるが、いぶきのことを実の娘のように心配している。災害時には着の身着のまま駆けつけ、若手の医師からも慕われているなど、人格者。
- いぶきの母
- 桜田の死後、桃井医師と再婚した。いぶきのことを心配している。
- 青山の母
- 入院中の青山の母。恰幅がよく面倒見のいい性格。
登場メカ
- ダイ・ガード
- 国連安全保障軍(通称・安保軍)が開発し、国連が出資する民間企業「21世紀警備保障株式会社」が運用する、対巨大災厄ヘテロダイン用ロボット。正式名称は乙型直立型特殊車両。全高25.0m、重量156.0t。機体各部に内蔵された電池で動いている。モーターは電圧で動く高効率モーターを使用しており、昇圧装置も搭載している。コックピットは3個あり、上から胸部・腹部・腰部に設置されている。コックピット機能の起動にはそれぞれのコックピットでカードキーをカードリーダーに通す必要がある(全員がカードキーを通さなくてもダイ・ガードの稼動は可)。一応3人で動かさなくても動くことは動くが一人辺りの役割が増すため、一人でも欠けると極端に運動性能が落ちるなどの欠点を持つ。1回の出撃で赤木の給料の3か月分ぐらいの費用が掛るらしい(さらに出撃するたびに周辺施設および自動車などを破壊しているため実際はもっと掛かっている)。
- 運用の際には腕部、胴体、脚部に分解して搬送し、現地で後述の専用トレーラーでハンガーを組み上げて各部パーツを組み立てねばならず、しかもある程度の広さの敷地がないと組み立てられないなど運用には支障を来たしていたが、第12話より簡易分離・合体方式への改造を経た上で自力行動ができるガードファイター(腕部、頭部)、ガードストライカー(胴体)、ガードビークル(脚部)の3機に分離・合体することが可能となる。ガードファイターのみ飛行が可能(ただしあくまで合体の補助機能に過ぎないため長時間の飛行はできない)。
- 運用当初は武装も全く無く、肉弾戦が主体であった(第3話で使用したロケットパンチは、正確には武装ではなく赤木の思いつき)。しかし、ダイ・ガードがヘテロダインという自然災害に対して非常に有効である事実(ヘテロダインの電磁波志向性特性のため、ヘテロダインをダイ・ガードに引き寄せることが可能など)が明らかになるにつれ、構造材の強化、武装や新機能の追加が図られるようになる。主な武器はドリルアーム(ブースター付き。回転による反動が強すぎて扱いにくい)、フィンガーネットアーム(指を発射し付けられているネットで目標を捕獲する)、ノットバスター(炸薬式杭打ち機)、ノットパニッシャー(両腕装備リニア式杭打ち機)、グレートノットパニッシャー(ノットパニッシャーにマニピュレーターを追加)など。小説では、これにアサルト・ノットパニッシャー(リニア部を伸縮式にして加速距離が増加)が加わる。
- デザイン的には、鉄人28号から連なる純粋な日本スーパーロボット的デザインであるにもかかわらず、登場当初はトタン板より多少はマシな程度の装甲、火器、内蔵武器なしと言うまさに「ハリボテ」状態であった。これは、対ヘテロダイン用に開発されたダイ・ガードが、対ヘテロダイン関連法の制定により、21世紀警備保障に移管されたあと、ヘテロダインが出現しない12年の間に「無用の長物」と化し、管理も広報2課が広報活動として行うようになったため。再出現までの間、主な業務は、ショーの見世物としての展示だった。
- 本作のCM後に挿入されるアイキャッチでは上半身の内部構造を見ることができる。25話までは初期状態と思われるスカスカな内部構造だが、最終話のみ、強化され装甲内部にしっかりと押込められた内部構造になっている。
- 小説版では途中退場し役目をダイガード二世に譲るほか、コミック版では世界各国で建造されたダイ・ガードが登場している。
- コクボウガー
- 安保軍が運用する、もう一機の対巨大災厄ヘテロダイン用ロボット。正式名称は乙型直立型特殊車両改。外見はダイ・ガードに似ているが、質実剛健な軍隊らしく、カラーリングはオリーブドラブ一色である。
- 安保軍に保管されていたダイ・ガードの試作フレームに城田が目をつけ、艤装を施して完成した。そして、「災害からの国防」という公共性の高い作業を民間企業に任せることを快く思わない安保軍内部勢力の圧力によって配備された。コックピットの位置や必要要員数はダイ・ガードと同じである。
- その構造から、ダイ・ガードと同じ武装を使用することができるのが大きな特徴。主な武器はノットバスター、頭部バルカン、リボルバーアームなど軍隊らしく火器が豊富なのが特徴(ノットバスターも炸薬カートリッジ式)。物語中盤では、法的不備を利用して21世紀警備保障から接収したノットバスターで、見事にヘテロダインを消滅させることに成功している。試作フレームであるためか換装機構以上の分離機能は付いていない模様。そのため、分離しなくてもコクボウガー(もちろんダイ・ガードも)を運搬できる大型輸送機と空挺降下用パラシュートのオプションが配備されている。
- 一度はヘテロダインに吸収されてしまうが、ダイ・ガードに装備されたノットパニッシャーにより、ヘテロダインを撃破されて無事に救助される。その後は改修作業を経て復活。最終戦では城田の独断によりダイ・ガードと共闘した。終盤では二号機の建造も示唆されており、改修が遅れたのは二号機との部品共通化などが行われていたことによる。
- アセンブリ・トレーラー
- ダイ・ガードを輸送するトレーラー。ダイ・ガードを各部パーツごとに搭載し、ハンガー用のトレーラーを展開して現地で組み立てることができる。ハンガーとなる車両2輌、胴体を輸送する車両1輌、両腕・両脚を輸送する車両4輌の計7輌がセットで運用される。ハンガーはワイヤーが備え付けられており、トレーラーから直接引っ張り上げて組み上げる。パイロットの搭乗のためにエレベーターも備えられている。ダイ・ガードが分離・合体機構を搭載してからも、新パーツの輸送、バッテリーの充電など、活躍は多岐にわたった。
- また、アセンブリ・トレーラー1輌やノットバスターなどを輸送できる専用のヘリコプターも存在する。
- ダイ・ガード輸送機 アホウドリ
- ダイ・ガードを輸送できる搭載能力を持つVTOL航空機。同型機が4機存在し、分離(初期は腕部、胴体、脚部)したダイ・ガードをアセンブリ・トレーラーごと輸送できる。ダイ・ガードと共に広報2課が保有する。
- 当初から平時でも遠方でのダイ・ガードの展開に使用されていたほか、その搭載能力を駆使して救護活動にも使用されることがある。
- しかし後半ではダイ・ガードが分離・合体機構を搭載してしまったため活躍の場が減り、パイロットがリストラを恐れるシーンもあった。
- コクボウガー輸送機
- 安保軍が用いる全翼型輸送機。アホウドリとはまったく別の機体であり、分離できないコクボウガーをそのままの形で輸送することが可能である。劇中には2機が登場した。
- 機体下部に搭載し、飛行したままでの降下が可能であり、組み立てる必要のあった当初のダイ・ガードよりも作戦展開までのスピードが大幅に速かった。
- コクボウガーと共通のフレームを持つダイ・ガードの搭載も可能であり、終盤の対超巨大ヘテロダイン戦の降下作戦で使用された。
- VTOL
- 安保軍のVTOL攻撃機。現実の攻撃ヘリコプターに近い性格を持つ機体で、AH-1の物に似た胴体に、翼端にティルトジェットを有する主翼がついたような形状をしている。
- 武装として機首のガトリング砲の他、主翼下部のパイロンにロケット弾ポッドかミサイルランチャーを装備する事が可能。ヘテロダインへの攻撃に用いられているが、有効な戦力とは言いがたい。
- また、機首にレドームを持つ早期警戒管制機型も登場しており、こちらは主に電磁波によるヘテロダイン誘導に用いられている。
ヘテロダイン
強力な電磁波によって発生する自然現象「界震」により発生する災害(正確には生物のように振舞う物体)の総称。いわば「怪獣」とでも呼称するような、奇怪な外見と巨体を持った存在だが、明確な意思や知能、目的を持ったものは極めて少ない。また、触手状の部位を持つ個体が多いという特徴もある。
ダイ・ガードの敵ではあるのだが、その実彼らは作品内において、常に「自然災害」に近い描写をされており、いわば台風や地震のようなものとされている(もっとも、作中でこう言った理解をしているのは、ヘテロダインに関わる一部の人間に限られており、一般的には「怪獣」と考えられている)。また、界震の度合いも、「ブレス」「ヘクトブレス」と言った低気圧におけるパスカルに準ずる単位で表されている。
ヘテロダインは一種の量子力学的な存在で、界震によって三次元世界と共振した並行異世界(複素数次元)から流入したエネルギーが、フラクタルノットを核として生物のようなふるまいを見せている状態の事を言う。界震は地震等によって発生する膨大なエネルギーの放射や放電等によって引き起こされる事が多いので、必然的に地震の多い日本でのヘテロダインの発生が顕著ではあるが、世界全体的に発生例が確認されている模様(漫画版ではダイ・ガードの各国仕様がある位には発生している)。
電磁波や磁場に対する指向性が強いらしく、それらが豊富な人間の経済活動拠点に向けて進行する癖を持っている。劇中ではそれを利用してある程度の進路誘導が可能なことが証明されている。その指向性から人類の文明圏に向けて侵攻するため、人類の手によって排除されるが、時には無害なものも存在する(結果的に生体が人類の害になっているか、存在が邪魔になっているだけで、「攻撃」を行う個体は極めて少なく、それも自衛目的である)。中にはそのまま放置されたものや、人類の攻撃により被害が拡大してしまったものもある。
たった1個の核からなる多積層型構造体でもあり、核に対する直接攻撃以外の大半は無効に近い。劇中の12年前では核兵器にも似た破壊力を持つOE兵器の使用により辛うじて倒すことに成功している。ただし、小説版によれば、そのOE兵器ですら外殻を破壊したのみで、消滅させるには至らなかったらしい。
核であるフラクタルノットが地球上の成分を取り込み巨大化する性質を持っている。構成は界震が発生した地点に存在したものが大半である。成分によって対処することができ、界震値の減少といった形で沈静化することも可能である。ただし、通常兵器による攻撃では概ね活動が活性化してしまっている。
- フラクタルノット
- 界震によって形成される、ヘテロダインに等しく存在する六角形の核。最初に形成されたフラクタルノット「オリジナルノット」を破壊されたヘテロダインはその形を維持できず雲散霧消する。これを破壊しない限りヘテロダインを倒すことはできないほか、下手にこれ以外の部位を攻撃してもダメージを与えられない所か活動を活発化させてしまう恐れがある。また、中には擬似核を持つヘテロダインもいる。
- ヘテロダインはオリジナルノットを元に地球上の成分を取り込み、フラクタルを複製していくことによって巨大化する。よってその複製パターンを追っていくことによりオリジナルノットの位置を特定する事が劇中では可能となった。但し複製パターンによってヘテロダインの形が決定する訳ではなく、同じ外見でも複製パターンの異なる別個体が存在し得る。
- 当初はフラクタルノットの存在は人類に知られておらず、ヘテロダインを撃破していたのは攻撃が偶然オリジナルノットを破壊していたに過ぎなかった。百目鬼の研究により存在が発見され、その後はオリジナルノットを捜索・確定し、オリジナルノットのみを破壊するという戦法が取られるようになった。このため、専用のくい打ち機であるノットバスターやノットパニッシャーが開発されている。
- ブラック・ダイガード
- 最終話において登場した、高度5,000mに浮かぶ巨大ヘテロダインのフラクタルノットを守護するように存在したもの。上半身はダイ・ガードに酷似しており、下半身が蛇のように長く伸びてヘテロダインに繋がっている。ブラック・ダイガードは通称であり、作中では黒いダイ・ガードなどと呼称されていた(なお、実際は紫色を基調とした配色である)。
- ダイ・ガードと同等のパワーと同等以上のスピード、そして「本体直結」ならではの無限のエネルギーと「生命力」を持ち、腕部をドリルアームやトゲ付き棍棒のように変化させることができる。フラクタルノットまでの戦闘でダメージを受けていたダイ・ガード、コクボウガーを苦しめた。
- ダイ・ガードのパラシュートを被せて動きを封じられた所にグレート・ノットパニッシャーを撃ち込まれ行動停止。しかしヘテロダインの一器官でしかないため直ぐに再活動を開始するが、本体である巨大ヘテロダインのフラクタルノットを撃ち抜かれたことで完全に停止、崩壊した。
- ブラック・ダイガードという名前は、赤木がいぶきをからかった一人芝居の中にも登場している。また、コクボウガーの完成記念式典でも取材記者がコクボウガーを見て言っている。
その他登場兵器
- OE兵器
- 本作中で登場する戦略兵器。Over Explosionの略。核兵器に近い扱いをされており、強力な威力を誇るが使用すれば一帯を長期間汚染地域に変えてしまう。
- 12年前のヘテロダインへの唯一の対抗策として使用され、甚大な被害をもたらした。
- 最終戦において、増大し続ける超巨大ヘテロダインへの対抗手段として、使用準備が行われた。この際、専用の潜水艦に装備されている様子が確認できる。
- 振動地雷
- 安保軍が保有する兵器。振動で物体に干渉し、一定範囲を崩壊、大地であれば液状化することができる特殊な大型地雷。敷設には専用の車両が使用される。
- ヘテロダインへの有用な対抗策が見つからない時期には手に持つなどしてダイ・ガードも使用したほか、度々ヘテロダインの足止めに使用されるなど、物語全編を通じて影で活躍していた。遠隔操作での振動方向の転換、修正が可能。
スタッフ
- 原作 - XEBEC(角川書店刊)
- 監督 - 水島精二
- シリーズ構成 - 志茂文彦
- SFコンセプト - きむらひでふみ
- キャラクター原案 - 菅野博之
- アニメーションキャラクターデザイン - 石原満
- サブキャラクターデザイン - 富岡隆司
- ロボデザイン - 大塚健
- プロップデザイン - 山岡信一
- メカ設定 - 高倉武史、島村英康
- 総作画監督 - 石原満、富岡隆司、斉藤英子、大塚健、宇野真
- 美術監督 - 高山八大
- 色彩設定 - 関本美津子
- 撮影監督 - 広瀬勝利
- 編集 - 岡田輝満
- 音響監督 - 三間雅文
- 録音スタジオ - アオイスタジオ
- 音楽 - 田中公平、川井憲次[4]
- プロデューサー - 岩田牧子、横山真二郎
- アニメーションプロデューサー - 千野孝敏
- アニメーション制作 - XEBEC
- 製作 - テレビ東京、創通映像、ビクターエンタテインメント
主題歌
- オープニングテーマ「路地裏の宇宙少年」
- 作詞 - 川畑アキラ / 作曲 - 相馬圭二 / 歌 - ザ・コブラツイスターズ
- エンディングテーマ「走れ走れ」
- 作詞・作曲 - 遠藤響子 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 遠藤響子
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 海から来た災厄 | 志茂文彦 | 水島精二 | 石原満、大塚健 | |
2 | 夜のお台場大攻防戦 | 木村真一郎 | 富岡隆司、大塚健 | ||
3 | ヒーローの事情 | 石川学 | 今石洋之 | 鈴木幸雄 | 宍倉悠太、岸本誠司 |
4 | ヒロインのゆううつ | 北嶋博明 | 岩崎良明 | 河野利幸 | |
5 | 夕陽に向かって走れない | 稲荷昭彦 | うえだしげる | 千葉道徳 | |
6 | 思い出は教えてくれた | 岡崎純子 | 木村真一郎 | 鈴木幸雄 | 宇原英司 |
7 | ファイヤー&アイス | 小出克彦 | 佐伯昭志 | 須藤隆 | 高見明男、宇野真 |
8 | 奇妙な一日 | 石川学 | 五月女有作 水島精二 |
五月女有作 | 佐々木敏子 小林多加志 |
9 | 炸裂! ノットバスター!! | 堺三保 | 岩崎良明 | 植田実 | |
10 | 正義に見合う給料 | 葉月九ロウ | 高山秀樹 | 吉川浩司 | 梶浦紳一郎、平山英嗣 |
11 | 不在証明 二大ヘテロダイン東京襲撃 | 鈴木利正 | 斉藤英子、伊藤良明 | ||
12 | 夜の新宿大決戦 | 石川学 | 木村真一郎 | 石原満、大塚健 | |
13 | 許される者 許されざる者 | 小出克彦 | 水島精二 | 西山明樹彦 | 敷島博英 |
14 | 大杉レポート | 志茂文彦 きむらひでふみ |
水島精二 | 石原満、大塚健、富岡隆司 斉藤英子、宇野真、宇原英司 高見明男、河野利幸、千葉道徳 佐々木敏子、植田実、小林多加志 伊藤良明、宍倉悠太、平山英嗣 敷島博英、梶浦紳一郎 | |
15 | ぼくらはみんな生きている | 稲荷昭彦 | 岩崎良明 | 須藤隆 | 河野利幸 |
16 | いつも心に太陽を | 星合貴彦 水島精二 木村真一郎 |
木村真一郎 | 前田明寿 | |
17 | 夢見るようにねむりたい | 葉月九ロウ | 岩崎良明 | 杉谷光一 | 植田実 |
18 | 明日に向かって走れ | 北嶋博明 | 中津環 | 藤本ジ朗 | 石井和彦 |
19 | 白の契約 | 葉月九ロウ | うえだしげる | 千葉道徳、松田剛吏 | |
20 | 青の約束 | 中津環 | 前田明寿 | ||
21 | 偽りの記憶 | 稲荷昭彦 | 木村真一郎 | 則座誠 | 河野利幸、松田剛吏 |
22 | 私が私であるために | 小出克彦 | 伊東伸高 | 須藤隆 | 伊東伸高 |
23 | 守りたいもの、なんですか? | 石川学 | 佐藤竜雄 | 杉谷光一 | 植田実 |
24 | 空を覆うもの | 稲荷昭彦 | うえだしげる | 河野利幸、松田剛吏 | |
25 | 重なりゆく思い | 志茂文彦 | 木村真一郎 | 千葉道徳、前田明寿 | |
26 | 明日への凱歌 | 水島精二 | 石原満、大塚健 斉藤英子、富岡隆司 |
CDドラマ
- 実録!(株)21世紀警備保障 新年度大宴会
2000年04月05日に発売されたオリジナルCDドラマ。最終回にて巨大ヘテロダインを倒した後に開催された21世紀警備保障の新年会の様子が収録されている。コメディタッチで物語が進行し、本編では見せなかった登場人物たちの意外な素顔などが描かれている。
ゲームへの登場
単独でのゲームは発売されていないが、バンダイナムコゲームス(バンプレストレーベル)の第2次スーパーロボット大戦Z『破界篇』および『再世篇』(いずれもPSP用ソフト)に登場人物と機体(ダイガードとコクボウガー)が登場している。ヘテロダインとの戦闘だけでなく、原作にはないテロリストや侵略者が搭乗する機体との戦闘も行っているものの、人が搭乗する機体についてはコックピットを狙わず、動力部と駆動部を狙い戦闘不能にする程度に留め、「人を殺傷しない」ことがシナリオ内で登場人物たちの台詞で語られている。また、同じく民間企業が所有するロボットが活躍する『無敵ロボ トライダーG7』との絡みもあり、トライダーG7を所有する竹尾ゼネラルカンパニーとは企業の規模は違うものの、良きライバル関係を築いている。
2014年4月10日発売のシリーズ作品『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』 - (PlayStation 3 / PlayStation Vita用ソフト)にも登場。
脚注
外部リンク