ジーベック (アニメ制作会社)

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テンプレート:Infobox 株式会社ジーベックテンプレート:Lang-en-short)は、アニメーション作品の企画・制作を主な事業内容とする日本企業。株式会社IGポート(旧社名・株式会社プロダクション・アイジー)の連結子会社

概要

1994年、プロダクション・アイジー(Production I.G)と葦プロダクション(葦プロ、現・プロダクション リード)がテレビアニメ『BLUE SEED』を共同制作。ジーベックはこの作品で制作プロデューサーを務めた下地志直、葦プロで文芸担当を務めた佐藤徹(南極二郎)、葦プロ出身のアニメーター・羽原信義の3名によりProduction I.Gの子会社として1995年5月に設立された。

同年、第1作目『爆れつハンター』を制作。同年10月にテレビ東京系列にて放送。翌1996年に『機動戦艦ナデシコ』と『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』を制作した。

2002年、関連会社として東京都西東京市田無町にTriple Aを設立。2005年、Triple Aは保有株式の売却により関連会社ではなくなった。

2003年、元スタジオZ5の本橋秀之らを迎え入れ東京都練馬区関町に制作スタジオ「XEBEC M2」を設立。『ぺとぺとさん』(2005年)はXEBEC M2名義で元請制作した作品である。しかし、2009年に本橋が退社したことでM2は解散し、残ったスタッフは練馬スタジオ「XEBECzwei」(東京都練馬区石神井台)に転属した。『蒼穹のファフナーEXODUS』で初めてXEBECzwei名義で元請制作を行った。

2005年8月にはスターチャイルドアニメ『機動戦艦ナデシコ』や『宇宙のステルヴィア』の監督佐藤竜雄が自身のウェブサイトで両作品の続編の制作が「永遠に不可能」になったと発表。

テンプレート:いつ範囲からデジタルペイントやデジタル撮影を導入しており、1999年より制作された『ゾイド -ZOIDS-』では従来の手書きによるアニメーションと3DCGの融合というエポックメイキングを成し遂げた。日本と韓国に専用スタジオを設けることでCGの内製化を実現。2006年には同社初の全編3DCG作品『サルゲッチュ〜オンエアー〜』を制作した。

小学館及び関連会社の小学館集英社プロダクションとの関係が深く、小学館『コロコロコミック』とタイアップされたゲームソフト玩具のアニメ作品を制作している。

2007年11月1日、Production I.Gの持株会社化に伴い、持株会社IGポートの連結子会社となった。

作品リスト

テレビアニメ

1990年代

2000年代前半

2000年代後半

2010年代前半

OVA

劇場アニメ

Webアニメ

ゲーム内アニメパート

その他

PV

XEBEC M2制作・下請け参加作品

テレビアニメ
劇場アニメ

XEBECzwei制作・下請け参加作品

テレビアニメ
  • 黒子のバスケ(制作元請:Production I.G、各話制作協力、2012年)
  • うぽって!!(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2012年)
  • 輪廻のラグランジェ season2(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2012年)
  • To LOVEる -とらぶる- ダークネス(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2012年)
  • THE UNLIMITED 兵部京介(制作元請:マングローブ、各話制作協力、2013年)
  • 宇宙戦艦ヤマト2199(制作元請:XEBEC、各話制作協力、2013年)
  • 翠星のガルガンティア(制作元請:Production I.G、各話制作協力、2013年)
劇場アニメ

関連人物

アニメーター・演出家


脚本・文芸


脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

  1. 放送中に倒産し、活動停止となったグループ・タックから制作業務を引き継いだ作品。
  2. AICは第三章まで。テレビ放映時のクレジットでは共同制作扱いになっておらず、AICの社名は各話の制作協力プロダクションとしてクレジットされるにとどまっている。
  3. テンプレート:Cite news
  4. 小学館集英社プロダクション テンプレート:YouTube
  5. 竜宮島回覧板 EXODUS第0号、XEBECzwei、2013年1月8日。