シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Pathnav テンプレート:統合文字 テンプレート:Infobox Singleシーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」(- ゆうかんなこいのうた)は、Mr.Childrenの9枚目のシングル1995年8月10日トイズファクトリーより発売。

概要

前作から3ヶ月ぶりのシングル。ジャケットには簡素なのイラストと田原の字でタイトルが書かれている。桜井はジャケットに猿の絵を使った理由を「映画(『【es】 Mr.Children in FILM』)も一件落着して新たな気持ちでリスタート、猿の気持ちでリスタート」と語っている。

Mr.Childrenでは2週目の売り上げが最も高く一番安定した売上推移だったシングルで、Mr.Childrenでは最高記録(合算週を含んでいない)のオリコンチャート3週連続1位を獲得し、オリコン集計におけるノンタイアップシングル歴代1位の売上を記録した。また、3週目の1位獲得と同時にオリコン集計によるシングル総売上が1000万枚を突破した。

本作で発生する「CD売上金」や「印税」は全て発売年の1月に発生した阪神・淡路大震災の義援金に充てられた。

収録曲

  1. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜(4:31)
    PVをはじめ、曲自体もエルヴィス・コステロを意識した部分がある。
    これまでのシングル曲では小林がイントロや間奏などをアドバイスしながら共同で進めることが多かったが、この曲は小林が関わる前に桜井のデモ作成の段階で全体の曲構成をほぼ仕上げていた。この曲のストリングスは生ではなく小林によるシンセのものである。
    歌詞に「人生ゲーム」が登場する。
    PVでは桜井がサーファーになり他メンバーは猿になるというもので、メンバーがジェットコースターに乗って絶叫している場面が登場する。フジテレビ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに初出演した際も同じ格好で登場した。
    ライブで盛り上がる曲」というコンセプトで制作されたが、桜井曰く「歌詞が何を言っているのかよく分からないから歌うのが恥ずかしい」という理由から実際のライブではめったに演奏されることはなく、同年に行われた初のスタジアムツアー「-Hounen Mansaku- 夏祭り 1995 [空ku:]」以降はほとんど演奏されなくなった。その後、2007年にライブツアー「Mr.Children "HOME" TOUR 2007 -in the field-」で約10年ぶりに演奏された。
  2. フラジャイル (5:09)
    • 作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
    1995年5月3日渋谷で行われたゲリラライブからの音源で、Mr.Childrenの楽曲では唯一、原曲のスタジオ録音が存在しない。
    歌詞に「ドラえもん」が登場する。
    映画『【es】 Mr.Children in FILM』のオープニングにも収録されているが、映画版の方は短く編集されている(イントロで失敗する場面は映画でしか確認できない)。
    仮タイトルは「ハルマゲドンはご機嫌斜め」。
  3. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 (Instrumental Version)
    • 作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children

収録アルバム

カバー

  • 絢香(2013年、カバーアルバム『遊音倶楽部 〜1st grade〜』収録)

テンプレート:Mr.Children テンプレート:オリコン週間シングルチャート第1位 1995年

テンプレート:Single-stub