ザ・ノンフィクション

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 ザ・ノンフィクションは、1995年10月15日からフジテレビで放送されているドキュメンタリー番組である。字幕放送で、一部放送回ではステレオ放送あり。

2011年4月7日よりBSフジでも放送されている。

概要

主に現代の日本を取り巻く社会問題や市井の人々が人生に苦闘しながらも情熱を持って生きる姿を取り上げている。長期に亘る取材を特徴としており、この番組で取材を受けたのを機に有名になった人物も多く、特に反響の大きかったものは出演者の「その後」を追いかけ、過去と現在の様子を再構成して放送する。

人物以外にも歴史的な出来事・事件を取り上げることもある。オウム真理教による一連の事件陸山会事件を取り上げた回では、「ドキュメントアニメ」と題して裁判傍聴記録をアニメで再現する試みも行った。

2012年10月より、第一興商通信カラオケ機器「DAM」向け[1]に、本番組の映像をカラオケ背景映像として配信するサービスが開始した。これまでにも、風景など一部のドキュメンタリー映像がカラオケに使用されることはあったが、被写体の人物を含めて作品が丸ごと再編集され、カラオケとして楽しめるのは史上初だという[2]

放送時間

フジテレビ(地上波)
※いずれも日曜日に放送。
  • 13:30 - 14:55(初回 - 1996年3月) - ※85分
  • 13:55 - 14:55(1996年4月 - 1997年9月) - ※60分
  • 14:00 - 14:55(1997年10月 - 2007年9月) - ※55分
  • 13:55 - 14:55(2007年10月 - 2008年3月) - ※60分
  • 13:45 - 14:45(2008年4月 - 2009年9月)
  • 14:00 - 14:55(2009年10月 - ) - ※55分

FNSの日(いわゆる『27時間テレビ』)の放送日は休止。マラソンや駅伝中継(大阪国際女子マラソン東日本女子駅伝等)の放送日は休止。競馬中継重賞レースにより放送時間を拡大する日は放送を休止するか、通常より30分繰り上げたり[3]、更に30分繰り上げて13:00 - 14:25(14:35)の拡大版として放送する。また、フジテレビ以外のFNS系列の局では別の時間帯で放送される事もある。

BSフジ
※いずれも土曜日に放送。
  • 14:00 - 14:55(2011年4月 - ?)
  • 11:00 - 11:55(2011年 - 2012年3月)
  • 14:00 - 14:55(2012年4月 - )

週によっては放送休止の場合がある。当初は14:00 - 14:55(または13:00 - 13:55)の枠にて放送していたが、当時13:00 - 13:55に放送されていた『めざましテレビ公認 わがまま!気まま!旅気分』が14:25ないし14:30まで拡大して放送されたり、14時台に特別番組が編成される日も多かったため、14:30 - 15:25に繰り下げられる日もあった。なお、2012年4月より再び14:00 - 14:55の枠に戻っている。

出演者

原則としてレギュラー出演者は置いていないが、以前番組で取り上げた人物の「その後」を放送する回では、フジテレビの女性アナウンサーが冒頭にナビゲーターとして出演し、過去の放送を振り返るとともに、現在の様子を取材したVTRへの振りを行う。

主なナレーター

テロップでは「語り」と表記。テレビドラマ映画などで活躍する俳優を積極的に起用しているが、声優を起用する場合もある。

取材された主な人物・団体

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受賞歴

  • 2011ニューヨーク・フェスティバルにおいて、2009年12月6日放送の「おっぱいと東京タワー 〜私の乳がん日記〜」がテレビ部門で銀賞を受賞した。
  • 2011USインターナショナル フィルム&ビデオフェスティバルにおいて、2010年10月17日放送の「ピュアにダンスIV 〜田中家の7年〜」がゴールド・カメラ賞を、2010年5月30日放送の「銀座の鮨の物語2010」がサーティフィケイト・フォー・クリエイティブ・ エクセレンス賞をそれぞれ受賞した。
  • 2011年4月17日放送の東日本大震災特別番組「わすれない 〜三つの家族の肖像〜」が、2011アジア・テレビジョン・アワードの時事問題部門で最優秀賞を受賞。2012ニューヨーク・フェスティバルでも社会・時事問題部門で金賞を受賞した。
  • 第29回ATP賞テレビグランプリ2012]]において、2011年10月30日放送の「まりあのニューヨーク 〜死ぬまでに逢いたい人〜」がドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞した。
  • 2014ニューヨーク・フェスティバルにおいて、2013年1月20日放送の「特殊清掃人の結婚〜“孤独死”が教えてくれたもの」がHuman Concerns部門で金賞を、番組から生まれた映画『ラーメンより大切なもの〜東池袋大勝軒50年の秘密〜』がフィルム・ドキュメンタリー部門で銀賞を受賞した。

問題点

問題点として、被取材者の意に背いた放送回もある。以下はその例。

2005年8月14日放送
東京都台東区に住む80歳代の老夫婦の半生を取り上げたが、放送後、夫婦や関係者がフジテレビと放送と人権等権利に関する委員会(BRC)に対し、「他人様には知られたくない事実も描かれた」として、苦情申し立て・抗議をした。番組側は同年10月30日の放送回で「誤解を招いた」として謝罪した[4]
2011年5月15日放送「アイドルすかんぴん」
「崖っぷちアイドル」の仕事と私生活を取材したが、取材を受けた側が不満を露わにした。そのうちの1人である愛葉るびは、「普通の映画、オーディション、オカルトの現場、打ち上げ、病気と闘ってたこと」など1年以上も撮影したにもかかわらず、放送内容が「アダルト、脱ぎ」をメインに構成されていたことを受けて、「脱いでるメインなら(取材を)受けなかった」とブログに不満を綴っている[5]

スタッフ

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  • 構成:上久保直哉、松木創共同テレビ) ほか
  • 演出:眞部猪一、信友直子、後藤博、高安克明(いまじん) ほか
  • ディレクター:井田美由紀(いまじん)
  • プロデューサー:森憲一、床波美麓香(北青山三丁目 ※演出兼任)、八木田祐子(いまじん) ほか
  • チーフプロデューサー:味谷和哉(フジテレビ)
  • 制作協力:北青山三丁目いまじん など
  • 制作著作:フジテレビ

脚注

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関連項目

現在放送中のドキュメンタリー番組

外部リンク

テンプレート:前後番組

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  1. 正式にはLIVE DAMシリーズと最新機種専用として配信されるが、DAM旧機種には配信されない。
  2. テンプレート:Cite web
  3. 2005年4月から2007年9月までは25分繰り上げ・5分短縮(13:35 - 14:25の放送)。
  4. テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web