サマーナイトフェスティバル

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テンプレート:自転車レース サマーナイトフェスティバル2005年度から新設された競輪GII競走である。

概要

この大会は夏季開催のナイター競走を実施している競輪場函館競輪場青森競輪場[1]いわき平競輪場前橋競輪場[1]京王閣競輪場松戸競輪場川崎競輪場平塚競輪場四日市競輪場松山競輪場小倉競輪場[2])を舞台にした2日制のレースである。2005年及び2006年は9レース制だったが、2007年においては、国際競輪レース(両日とも1個レースずつ)を併催するため、両開催日とも10レース制で開催された。2014年からは女子選手によるガールズケイリンフェスティバルも同時に開催されている。

2014年のレース編成は以下の通りであった。
初日(8月8日) レース種別
第1競走~第3競走 ガールズケイリンフェスティバル予選
第4競走~第12競走 サマーナイトフェスティバル予選
2日目(8月9日) レース種別
第1競走~第2競走 ガールズケイリンフェスティバル選抜
第3競走~第5競走 サマーナイトフェスティバル選抜
第6競走~第8競走 サマーナイトフェスティバル順位決定戦(5)~(3)
第9競走 ガールズケイリンフェスティバル決勝
第10競走~第11競走 サマーナイトフェスティバル順位決定戦(2)~(1)
第12競走 サマーナイトフェスティバル決勝


参考 2007年のレース編成は以下の通りであった。
初日(7月20日) レース種別
第1競走~第9競走 予選レース
第10競走(最終) 国際競輪(ワールドグランプリレース)
2日目(7月21日) レース種別
第1競走~第3競走 選抜レース
第4競走~第6競走 特選レース
第7競走 国際競輪(ワールドステージレース)
第8競走・第9競走 優秀レース
第10競走(最終) 決勝レース

出場選手選抜方法

サマーナイトフェスティバルの出場選手は、特別競輪・記念競輪・S級シリーズの優勝者が一堂に集結するように選抜される。毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手81名、補欠選手5名を選抜する。

  • 選考期間…前年12月~当年5月(6ヶ月)、選考月…6月、最低出走回数…24出走
  1. S級S班在籍者
  2. GIGIIヤンググランプリを含む)・GIIIの優勝者
  3. FIの優勝回数上位者</br>なお、優勝回数が同じ場合は平均競走得点の上位者を、それも同じ場合は賞金獲得額の上位者を選抜する

なお、補欠選手は正選手を除くFIの優勝回数上位者からさらに順次選抜される。

勝ち上がり方式

初日

  • 「予選」 合計9レース行われ、着順によって最終日に出走する競走が異なる。

2日目(最終日)

  • 「決勝」 「予選」各レース1着9名により行われ、上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
  • 「順位決定(1)」 「予選」各レース2着9名により行われる。
  • 「順位決定(2)」 「予選」各レース3着9名により行われる。
  • 「順位決定(3)」 「予選」各レース4着9名により行われる。
  • 「順位決定(4)」 「予選」各レース5着9名により行われる。
  • 「順位決定(5)」 「予選」各レース6着9名により行われる。
  • 「選抜」 合計3レースで、「予選」各レース7-9着27名により行われる。

過去の優勝者

開催年 開催場 優勝者
第1回 2005年(平成17年) 川崎競輪場 有坂直樹
第2回 2006年(平成18年) 函館競輪場 市田佳寿浩
第3回 2007年(平成19年) 松戸競輪場 濱口高彰
第4回 2008年(平成20年) 四日市競輪場 新田康仁
第5回 2009年(平成21年) 川崎競輪場 武田豊樹
第6回 2010年(平成22年) 函館競輪場 成田和也
第7回 2011年(平成23年) 松山競輪場 神山雄一郎
第8回 2012年(平成24年) 四日市競輪場 武田豊樹
第9回 2013年(平成25年) いわき平競輪場 佐藤友和
第10回 2014年(平成26年) 松戸競輪場 深谷知広

今後の開催予定

  • 第11回 - 2015年(平成27年)8月21日~8月23日 - 函館競輪場(5年ぶり3度目)
    • 当年から3日制で開催される予定

備考

全国的なナイター競走の場外発売体制が整っていないため、一部の競輪場または場外車券売場においては車券の場外発売が行われない。また発売が行なわれても時間が限定される事もある。[3]なお電話投票などは金融機関が対応していればリアルタイムで投票可能となっている。

その他脚注

  1. 1.0 1.1 通常開催日はナイターを行っていないが、2012年に観客非公開の「ミッドナイト競輪」を初開催
  2. 但し、競輪のグレードで特別競輪=GII以上のクラスのレースを開催する場合、原則として1会場年間1節のみという規定があり、競輪祭を開催する小倉競輪場では実質的に当大会が行えない
  3. 例を挙げると、第9回大会(2013年)の場外売場数は92場(いずれの場外とも2日間発売)で、当時110場(本場場外43場、専用場外67場)のうち18場で発売をしなかった。

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