さいだん座
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さいだん座(祭壇座、Ara)は、トレミーの48星座の1つ。
さいだん座はさそり座の南にある小さな南天の星座である。日本での観測は困難であり、東日本以北の多くの地域では見ることはできず、西日本地域でも一部分しか地平線上の上ってこない星座である。沖縄県や小笠原諸島以南の地域でないと全体を見ることはできない。
主な天体
恒星
星団・星雲・銀河
さいだん座は北西の角で天の川と接するため、いくつかの散開星団と散光星雲がある。
その他
- XTE J1650-500:X線源で、観測された中では最も小さいブラックホールとされている。
由来と歴史
偽エラトステネスやマルクス・マニリウスによると、ゼウスとその兄弟たちがクロノスとティーターン族の旧体制を打ち破ることを誓った祭壇であるとされる[2]。
プトレマイオスのアルマゲスト以来、星図では、この祭壇は南側に炎、北側に本体という姿で描かれている。また、ケンタウルス座がおおかみ座を捧げるための祭壇として描かれる[2]。
出典
注釈
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