おおかみ座

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おおかみ座(狼座、テンプレート:En)は、南天の星座トレミーの48星座の1つ。

主な天体

恒星

テンプレート:See also 固有名は知られていない。2等星のα星以外にも3等星が6つある。

また、西暦1006年におおかみ座領域に超新星 (SN 1006) が出現したことが記録されている。

星団・星雲・銀河

  • NGC 5822:散開星団。星座南部にある。
  • NGC 5749:散開星団。星座南部にある。
  • NGC 5824:球状星団。星座北部にある。
  • NGC 5986:球状星団。星座北部にある。
  • IC 4406惑星状星雲。西部の境界線上にあり、2つの渦巻銀河と、ウォルフ・ライエ星を含む。この星雲の中心星は知られている中で最も高温の星の1つである。
  • NGC 5882:惑星状星雲。星座の中心にある。
  • B 228:暗黒星雲。星座北部にある。

由来と歴史

古代メソポタミアでは、狂 (テンプレート:En) またはカバ男と現在呼ばれる人頭獣身の姿が描かれ、バイソンマン(現在のケンタウルス座)と対を成すとされた[2]

特徴的なギリシャ神話はない。アルカディアリュカオンにこの星座に関する神話がある[3]。これによると、神との宴に人肉を供したリュカオンが大神ゼウスによりに変えられた姿だという[3]

古代ギリシアでは、この部分はケンタウルス座の一部とされていた。また、この動物を指す名がなく、単に野獣などと呼ばれた。ビチュニアヒッパルコスが紀元前200年ごろにこの星座を分離させ、テリオン (テンプレート:La) と命名した。

日本では、おおかみ座は、ケンタウルス(ケンタウルス座)に捕まえられそうになっている狼といわれるが由来は分からない。

出典

  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
  2. 近藤二郎『わかってきた星座神話の起源 古代メソポタミアの星座』誠文堂新光社 2010年、ISBN 978-4-416-21024-6
  3. 3.0 3.1 テンプレート:Cite book

テンプレート:Sister テンプレート:星座