NTT西日本硬式野球部
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テンプレート:社会人野球チーム NTT西日本硬式野球部(エヌティーティーにしにほんこうしきやきゅうぶ)は、大阪府大阪市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである(合宿所・練習グラウンドは京都府久世郡久御山町に所在する)。
歴史
1952年、電電公社が発足すると、その後数年の間に電電公社のチームが全国各地に誕生し、1985年のNTTグループ誕生に伴い、それぞれのチームが「NTT○○」に改称した。そして1999年にNTTの再編が行われたことを受け、NTT西日本のエリアにあるチーム(NTT東海(名古屋市)、NTT北陸(金沢市)、NTT関西(大阪市)、NTT中国(広島市)、NTT四国(松山市)、NTT九州(熊本市))を統合した。日本野球連盟への登録は、NTT関西のものを引き継いだ。NTT関西以外のチームについてはクラブ化するものもあったが、2003年までにすべて解散した。
2005年のドラフト会議では大量5選手(岸田護投手、山崎隆広外野手、藤井淳志外野手、齊藤信介投手、脇谷亮太内野手)が指名された。その影響からか、2006年シーズンでは公式戦で企業チーム相手に2勝しかできず、都市対抗野球大会では出場権を逃し、日本選手権では近畿最後の枠に滑り込んだものの、2回戦敗退と不完全燃焼のシーズンに終わった。その後チームの立て直しに成功し、2007年から7年連続で都市対抗本戦に出場している。
設立・沿革
- 1952年 - 大阪市を本拠地に「電電近畿」として創部。
- 1959年 - 都市対抗野球大会初出場(4強)
- 1965年 - 都市対抗野球大会初優勝
- 1985年 - チーム名を「NTT関西」に改称
- 1990年 - 日本選手権初出場(初戦敗退)
- 1999年 - 本社再編に伴い、西日本エリア6チームを統合し「NTT西日本」誕生
- 2005年 - 日本選手権大会準優勝
主要大会の出場歴・最高成績
「電電近畿」「NTT関西」時代を含む
- 都市対抗野球大会:出場25回、優勝1回(1965年)
- 社会人野球日本選手権大会:出場15回、準優勝1回(2005年)
- JABA北海道大会:優勝1回(2013年)
- JABA東京スポニチ大会:優勝1回(2011年)
- JABA京都大会:優勝3回(2001,02,12年)
- JABA四国大会:優勝2回(2003,05年)
主な出身プロ野球選手
「電電近畿」「NTT関西」時代を含む
- 永易将之投手(1962年 東映フライヤーズ→西鉄ライオンズ)
- 浜口春好内野手(テンプレート:NPBドラフト 東映ドラフト3位→近鉄バファローズ)
- 松下芳夫捕手(テンプレート:NPBドラフト 近鉄ドラフト5位)
- 井上弘昭外野手(テンプレート:NPBドラフト 広島東洋カープドラフト1位→中日ドラゴンズ→日本ハムファイターズ→西武ライオンズ)
- 岸田護投手(テンプレート:NPBドラフト オリックス・バファローズ大学生・社会人ドラフト3巡)
- 山崎隆広外野手(2005年 東北楽天ゴールデンイーグルス大学生・社会人ドラフト9巡)
- 藤井淳志外野手(2005年 中日大学生・社会人ドラフト3巡)
- 齊藤信介投手(2005年 中日大学生・社会人ドラフト6巡)
- 脇谷亮太内野手(2005年 巨人大学生・社会人ドラフト5巡)
- 藤原紘通投手(2008年 楽天ドラフト1位)
- 増田達至投手(2012年 埼玉西武ドラフト1位)
- 安部建輝投手(2012年 横浜DeNAドラフト5位)
元プロ野球選手の競技者登録
統合されたチーム
- NTT東海:NTT西日本名古屋野球クラブに改編、2002年に解散
- NTT北陸:クラブチームに改編、2002年に解散
- NTT中国:NTT西日本中国野球クラブに改編、2003年に解散
- NTT四国:1999年に解散。
- NTT九州:NTT西日本九州野球倶楽部に改編、その後NTTグループ九州野球クラブに改称、2001年に解散