JABA京都大会

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JABA京都大会(ジャバ・きょうとたいかい)は、日本野球連盟近畿地区連盟が主催する社会人野球の大会である。

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第57回JABA京都大会・決勝戦、大阪ガス-NTT西日本(2005年5月4日、西京極野球場)

毎年ゴールデンウィークに、京都府京都市京都市西京極総合運動公園野球場で行われる。シーズン序盤に全国で行われる地区連盟主催大会の一つであり、近畿を中心とした16チーム(2013年実績)が優勝を争う。なお、2007年の第59回大会から、西京極球場に加え、大津市皇子山球場も会場として使用されている。従来は1敗敗退のトーナメントで行われていたが、2010年から日本選手権対象大会の形式統一により予選リーグと決勝トーナメントの併用となった。

第14回大会(1960年)が開催直前に中止となり、翌年は大会が開催されなかった。その後1962年の第15回大会から大阪・日本生命球場を中心に「大阪大会」として開催され、第50回(1998年)まで続いたが(1997年に日生球場が閉鎖されたので、1998年は大阪・此花の舞洲ベースボールスタジアム等で開催)、第51回(1999年)から再び京都開催に戻り、大会名も「京都大会」となった。2007年から日本選手権選考大会の一つとなり、優勝チームは同大会出場が決まる。

歴代優勝チーム

第1期京都大会時代

  • 第1回(1947年) 大日本土木
  • 第2回(1948年) 鐘紡淀川
  • 第3回(1949年) 大洋漁業
  • 第4回(1950年) 日本生命
  • 第5回(1951年) 全鐘紡
  • 第6回(1952年) 日鉄二瀬
  • 第7回(1953年) 川崎重工業
  • 第8回(1954年) 全鐘紡
  • 第9回(1955年) 全鐘紡
  • 第10回(1956年) 全鐘紡
  • 第11回(1957年) 鐘化カネカロン
  • 第12回(1958年) 全鐘紡
  • 第13回(1959年) 東洋レーヨン
  • 第14回(1960年) 中止
  • (1961年は休止)

大阪大会時代

  • 第15回(1962年) 日本生命
  • 第16回(1963年) 全鐘紡
  • 第17回(1964年) 日本石油
  • 第18回(1965年) 全鐘紡
  • 第19回(1966年) 日本石油
  • 第20回(1967年) 日立製作所
  • 第21回(1968年) 日本石油
  • 第22回(1969年) サッポロビール
  • 第23回(1970年) 大昭和製紙
  • 第24回(1971年) 大昭和製紙
  • 第25回(1972年) 熊谷組
  • 第26回(1973年) エアロマスター
  • 第27回(1974年) 新日鉄広畑
  • 第28回(1975年) 日本鋼管
  • 第29回(1976年) 東京ガス
  • 第30回(1977年) 日本楽器
  • 第31回(1978年) 松下電器
  • 第32回(1979年) 河合楽器
  • (1980年は休止)
  • 第33回(1981年) 電電四国
  • 第34回(1982年) 松下電器
  • 第35回(1983年) 住友金属
  • 第36回(1984年) 松下電器
  • 第37回(1985年) 本田技研
  • 第38回(1986年) 富士重工業
  • 第39回(1987年) プリンスホテル
  • 第40回(1988年) 熊谷組
  • 第41回(1989年) 東芝
  • 第42回(1990年) 熊谷組
  • 第43回(1991年) 日本生命
  • 第44回(1992年) 日本生命
  • 第45回(1993年) 日本生命
  • 第46回(1994年) 富士重工業
  • 第47回(1995年) プリンスホテル
  • 第48回(1996年) 日本生命
  • 第49回(1997年) 松下電器
  • 第50回(1998年) 新日鉄君津

第2期京都大会時代

注釈

  1. 東北地方太平洋沖地震により大会中止。同一チーム・同一日程により「チャリティ京都交流大会」が開催され、三菱自動車岡崎が優勝。

テンプレート:地区連盟主催大会