羽衣駅
羽衣駅(はごろもえき)は、大阪府高石市羽衣一丁目にある、南海電気鉄道の駅。駅番号はNK16。
急行以下の種別が停車する。
利用可能な鉄道路線
また、以下の路線とも徒歩連絡している。
南海の車掌によるJRへの乗り換え案内は、かつては「JR阪和線は、お乗り換えください」という表現であったが、2004年6月に実施された案内放送の改訂と同時に「JR鳳ゆきは、お乗り換えください」という表現に改められている。
駅構造
高架化工事に伴い、2004年から駅舎西側部分の一部撤去が始まり2007年6月30日から西出口を、2013年5月20日には東出口を仮駅舎へ移行した。トイレは設置されている。
2009年11月28日に上り線・高師浜線、2011年5月21日から下り線がそれぞれ仮線に移行した。高師浜線は羽衣付近で複線化用地が確保されていたため、仮線建設の際はこの用地が利用された。また、上り線・高師浜線仮線移行時に、音声案内および通過ベルが更新され、接近放送においては「足元の白線」から「足元の黄色の点字タイル」という表現に変更されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color南海線 | 下り | 和歌山市方面 (テンプレート:Color空港線)関西空港方面 |
|
2 | テンプレート:Color南海線 | 上り | なんば方面 | |
3 | テンプレート:Color高師浜線 | - | 高師浜方面 | (初発のみ2番線から発車) |
1番線は単式ホーム。2番線の後方を切り欠いた部分に高師浜線ホーム(3番線)がある。
堺駅以南の急行停車駅では唯一、上下線とも待避設備がない。なお、両隣の駅(浜寺公園駅、高石駅)で待避ができるようになっている。
配線図
連続立体交差事業
テンプレート:出典の明記 南海本線および高師浜線(当駅から高石駅付近までの約4.1km)について、大阪府を事業主体とする連続立体交差事業が行われている[1]。
当初は2010年3月の完成を予定していたが延期された。
利用状況
2012年度の一日平均乗降人員は19,629人で、南海の駅(100駅)では15位、南海本線(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅を除く41駅)では9位である[2]。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 乗降人員 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 21,571 | - | [3] |
2001年(平成13年) | 20,909 | - | [4] |
2002年(平成14年) | 20,764 | - | [5] |
2003年(平成15年) | 20,461 | - | [6] |
2004年(平成16年) | 19,993 | - | [7] |
2005年(平成17年) | 19,848 | - | [8] |
2006年(平成18年) | 19,815 | - | [9] |
2007年(平成19年) | 20,072 | - | [10] |
2008年(平成20年) | 20,153 | 15位 | [11] |
2009年(平成21年) | 19,739 | - | [12] |
2010年(平成22年) | 19,528 | - | [13] |
2011年(平成23年) | 19,132 | 15位 | [2] |
駅周辺
東西の出口にロータリーがあるほか、周辺に商店街がある。至近にあるJR東羽衣駅へは、東出口のほうが利便性が高い。駅前にはタクシーはおおむね常時待機しているものの、路線バスは乗り入れていない(高石市内は路線バスが事実上設定されていない)。
駅東側にはスーパーなどの商店が集まっている。西側へ100メートルほど歩くと府道204号線があるほか、高石警察署が立地している。
線路を隔てて西側は「羽衣」、東側は「東羽衣」と地名が変わる。堺市の浜寺地区から連なる高級住宅地として知られ、大規模な邸宅が多く見られる。
- 浜寺公園
- 大阪府立羽衣青少年センター・大阪国際ユースホステル
- 大阪府警 高石警察署
- 羽衣国際大学
- 羽衣学園中学校・高等学校
- 大阪航空技術専門学校
- 近畿コンピュータ電子専門学校
- 日本郵便 浜寺郵便局
- 三菱東京UFJ銀行 羽衣支店
- 近畿大阪銀行 羽衣支店
- オークワ 高石羽衣店
- スーパーイケチュー 羽衣店
- じゃんぼ羽衣食鮮館
歴史
- 1912年(明治45年)3月1日 - 南海鉄道の浜寺公園駅と葛葉駅(現 高石駅)の間に新設される。
- 1918年(大正7年)10月2日 - 高師浜線が開通(開通当初は伽羅橋まで)し、乗換駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1946年(昭和21年)頃 - 急行停車駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)6月30日 - 西口を仮駅舎に移設する。
- 2009年(平成21年)11月28日 - 上り線および高師浜線を仮線に移設する。
- 2011年(平成23年)5月21日 - 下り線を仮線に移設する。
- 2013年(平成25年)5月20日 - 東口を仮駅舎に移設する。
- 2019年度(平成31年度) - 連続立体交差事業が完成予定。
駅名の由来
開業当時の駅所在地は泉北郡高石村大字今在家と言ったが、同じ泉北郡の郷荘村にも同名の大字があり(現・和泉市芦部町)、南海沿線では西成郡粉浜村の一部も旧称が今在家だった。そこで、松林が広がる浜寺公園の南半分を占める当地にあった羽衣松(浜寺三名松のひとつ)から駅名を取った。1923年(大正12年)には大字も羽衣に改称している。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color南海本線
- テンプレート:Color特急サザン
- 通過
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color空港急行・テンプレート:Color区間急行
- テンプレート:Color準急(難波行きのみ運転)・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color特急サザン
- テンプレート:Color高師浜線
- 羽衣駅 (NK16) - 伽羅橋駅 (NK16-1)
※括弧内は駅番号を示す。
脚注
- ↑ 南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 - 大阪府(2013年6月9日閲覧)
- ↑ 2.0 2.1 南海線・乗降人員 - 南海アド
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関連項目
外部リンク
- 羽衣駅(駅情報) - 南海電気鉄道