碓氷バイパス
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テンプレート:Infobox road 碓氷バイパス(うすいバイパス)は、国道18号の群馬・長野県境にある全長23kmのバイパス道路である。群馬県安中市松井田町横川で現道と分岐し、長野県北佐久郡軽井沢町で軽井沢バイパスと接続する。
概要
日本道路公団によって建設され、現在は国土交通省高崎河川国道事務所が管理している。
カーブは全部で48箇所。碓氷峠経由の現道に比べ道路条件は大幅に緩和されているものの、坂下に当たる横川から峠まで、ヘアピンカーブと片勾配の急坂が長く続く道路である。上下線ともに登り区間には登坂車線が完備され、下り坂区間にはブレーキ故障車用の待避所が数カ所設けられている。
沿革
碓氷峠を越える国道18号現道(中山道)は1930年代に舗装されるなど早くから整備が進められていたが、184箇所ものカーブがある難所で、自動車交通の発達に伴い、交通量が限界に近づいたため、太平洋戦争後に至って新たにバイパスを建設することになった。
数年間に渡るルート検討の結果、現道より大幅に南方の入山峠越えルートを採ることになり、1966年(昭和41年)7月14日工事着工[1]、1971年(昭和46年)10月30日工事終了[2]、同年11月11日に開通した[3]。事業費は、35億1,000万円[4]。
当初は日本道路公団の有料道路だったが、開通から30年の料金徴収期間が満了した2001年(平成13年)11月11日午前0時に無料開放された。この間、総事業費およそ95億円のうち約53億円が償還された[5]。
交差・接続する路線
交通量
2005年度平日24時間交通量(台)[6]
- 安中市松井田町入山字暮井 : 9,896
脚注
関連項目
- バイパス道路
- 日本のバイパス道路一覧
- 関東地方の道路一覧
- 無料開放された道路一覧
- 碓氷線(碓氷バイパスを運行するバス路線)
- 上信越自動車道
- 碓氷パーキングエリア - かつて有料道路だった時に起点付近に設置されていた。