砺波駅
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砺波駅(となみえき)は、富山県砺波市表町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。橋上駅舎を備える。
富山地域鉄道部管理のジェイアール西日本金沢メンテックが駅務を受託する業務委託駅である。早朝と夜間は無人となる。みどりの窓口がある。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color城端線 | 上り | 高岡方面 |
2 | テンプレート:Color城端線 | 下り | 城端方面 |
- 営業列車での設定はないが、2番のりばからも高岡方面への発車が可能。また、入線については1・2番のりばとも上下双方向に対応、但し1番線からは下り城端方面への出発はできない。
- 以前は高岡発砺波行きの列車が設定されていた頃があり、この列車は1番線に着発していた。近年では高岡発砺波行き臨時「チューリップ号」が1番線に着発したことがある。
- 城端線の駅では唯一、入線メロディ付きの接近警告機が設置されている。
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。城端線の駅では、高岡駅に次いで利用者が多い。
- 1,168人(2004年度)
- 1,127人(2005年度)
- 1,106人(2006年度)
- 1,075人(2007年度)
- 1,074人(2008年度)
- 1,006人(2009年度)
- 989人(2010年度)
- 1,026人(2011年度)
- 1,079人(2012年度)
駅周辺
- 砺波チューリップ公園
- 砺波郵便局
- 砺波市立図書館
- 砺波市出町体育館
- アパホテル砺波駅前
- 市立砺波総合病院
- 木舟公園
- 砺波市立出町中学校
- 砺波市立出町小学校
- 富山県立砺波高等学校
- セブン-イレブン砺波表町店
- ハローワーク砺波
- アルビスとなみ店
- ヤマダ電機テックランドNew砺波店
- 国道156号
- 国道359号
- 北陸自動車道 砺波インターチェンジ
バス路線
高速バス
- 富山地方鉄道
- 加越能バス
- 東京 - 高岡・氷見線(西武バスと共同運行)
- 氷見・高岡 - 岐阜・名古屋線
- 金沢 - 高岡線(北鉄金沢バスと共同運行)
- 西日本ジェイアールバス
- 北陸ドリーム名古屋号(ジェイアール東海バスと共同運行)
- イルカ交通
- きときとライナー
一般路線バス
- 加越能バス
歴史
- 1897年(明治30年)5月4日 - 中越鉄道の黒田仮停車場(現存せず) - 福野駅間開業と同時に出町駅(でまちえき)として設置。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1920年(大正9年)9月1日 - 中越鉄道の国有化により、鉄道省(国鉄)中越線の駅となる。
- 1942年(昭和17年)8月1日 - 線路名称改定。中越線の高岡駅 - 城端駅間が城端線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1954年(昭和29年)11月10日 - 出町駅から砺波駅に駅名を改称。
- 1980年(昭和55年)9月25日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1998年(平成10年)4月 - 橋上駅舎に改築。
- 2011年(平成23年)10月 - 駅業務をジェイアール西日本金沢メンテックへ委託。業務委託駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color城端線