玉野駅
テンプレート:駅情報 玉野駅(たまのえき)は、愛知県一宮市玉野字河端19番地にある、名古屋鉄道尾西線の駅である。
概要
一宮市に所在する駅では最西端、最南端に位置し、徒歩4分程度テンプレート:要出典で稲沢市に入る。合併前は尾西市に所在した。普通列車停車駅であり、道路(終日歩行者専用)のすぐ横に駅がある。玉野 - 萩原間には桜の名所萬葉公園・玉野 - 山崎間では銀杏の黄葉と春、秋と車内からの風景を楽しむことができる。
本数は毎時4本で、名鉄名古屋まで約40分、名鉄一宮まで約15分、津島まで約18分で結ぶ。車以外の交通手段が少ない津島市、愛西市、稲沢市西部、旧尾西市の会社員や、駅近辺の高校に通う学生の大切な通勤・通学手段であり、また新聞等の輸送も行っている。なお尾西線で旧尾西市に所在するのは当駅と開明駅のみ。
駅構造
単式1面1線のカーブしているホームを持つ地上駅。ホーム形状は三河線(山線)の平戸橋駅と似ている。カーブしている場所にホームを建設したため、ホームは大きく湾曲しており、ホームと電車の間に隙間と段差が生じている。これにより、他の尾西線各駅での到着では流れない「ホームと電車の間が開いています。足元にご注意ください」という旨の自動アナウンスが当駅到着の際車内に流れる。また、ホームにはミラー・モニターテレビが設置されている。
現在の駅は駅舎建築の際に北側一部ホームを撤去し、その分南側にホーム延長したため、自動改札導入以前の駅とホームの場所と入り口の場所が異なっている。
簡易委託乗車券発売駅であったが、2007年10月25日をもって玉小商店での販売が終了した。新たに設置された自動券売機は当初2台設置されていたが、現在は1台のみ。自動精算機も1台設置済み。
2台設置されている自動改札機でmanacaが利用可能である。上屋は約1両分。
路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
■尾西線 | 下り | 萩原・名鉄一宮方面 | 終日名鉄一宮行き |
上り | 森上・津島・須ヶ口・名鉄名古屋方面 | 名古屋方面は平日朝のみ |
- Tamano2 I.T.JPG
湾曲するホームとモニターテレビ
- 玉野駅 改札口 I・T.jpg
精算所と改札口
- 名鉄尾西線玉野駅 出入口跡(2007年まで使用).jpg
2007年まで使用されていた出入り口跡
配線図
利用状況
1日平均の乗車人員は2010年度438人であり、尾西線の駅では、22駅中18位である。名鉄全駅275駅中200位だった。
平成22年度の年間乗車人員は159,710人、そのうち定期利用者は127,950人だった。
駅周辺
- 愛知県立尾西高等学校(自転車15分[1])
- 一宮市立尾西第二中学校
- 一宮市立朝日東小学校
- 一宮市立朝日東保育園
- 苅安賀自動車学校 スクールバス(萩原・尾西コース)のりば
- 東玉野公民館
- 中玉野公民館
- サークルK一宮玉野店(徒歩約5分テンプレート:要出典)
- セブンイレブン稲沢横野店(600m:徒歩約8分)
- フジミインコーポレーテッド稲沢工場(徒歩約5分テンプレート:要出典)
- 県道135号線
- いわはし動物の病院(徒歩約3分テンプレート:要出典)
- 市営玉野団地
以前は一宮市循環バス i-バス尾西南コース「玉野駅」バス停も設置されていたが、平成25年10月1日のダイヤ改正により廃止された。
歴史
- 1924年(大正13年)10月1日 - 尾西鉄道の駅として開業[2]。
- 1925年(大正14年)8月1日 - 名古屋鉄道が尾西鉄道を買収。名鉄尾西線となる。
- 2007年(平成19年)12月14日 - SFトランパス導入(この頃までに駅舎完成。駅出入り口が1つになる)。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカードmanaca導入。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
関連項目
- ↑ [1]
- ↑ 「地方鉄道駅設置並営業哩程変更」『官報』1924年10月16日(国立国会図書館デジタル化資料)