木曽川堤駅
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木曽川堤駅(きそがわづつみえき)は、愛知県一宮市北方町北方畑下裏にある名古屋鉄道名古屋本線の駅。manacaの利用が可能である。
駅構造
4両編成対応の2面2線の相対式ホームを持つ築堤上にある地上駅。高架駅のような趣がある。無人駅であり、2007年3月14日より駅集中管理システムが導入されている(管理元は名鉄一宮駅)。6両の普通電車は後ろ2両ドアが開かない。
駅周辺の線路が堤防への勾配があるため、駅ホームも斜めになっている。駅のすぐ岐阜方に堤防道路があり、堤防道路を過ぎるとすぐに名鉄最長の木曽川橋梁を渡る事になる。かつては、この木曽川橋梁を渡りきるとすぐに東笠松駅があったが、利用者の減少とトランパス導入に伴う経費削減のため2005年1月29日に廃止された。
120km/h区間の北端であるが、岐阜行き通過列車は当駅南方のカーブ(半径800m、制限110km/h)で減速してから当駅を通過する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名古屋本線 | 下り | 笠松・名鉄岐阜方面 |
2 | ■名古屋本線 | 上り | 名鉄一宮・須ヶ口・名鉄名古屋方面 |
配線図
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、2007年度264人、2008年度267人であり、愛知県内の名古屋本線の駅では小田渕駅、名電長沢駅に次いで利用客が少ない。
駅周辺
- ※かつて、駅東方すぐに小さな商店があり切符を発売していたが、木曽川左岸の堤防改良工事によりその商店はなくなっている。
歴史
- 1939年(昭和14年)3月1日 - 開業。
- 2001年(平成13年)10月1日 - ダイヤ改正に伴い、1時間あたりの停車本数が2本から4本に増加。
- 2007年(平成19年)3月14日 - トランパス導入。名古屋本線では最後のトランパス導入駅となる。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
その他
- 2006年まで開催されていた一宮市民花火大会は、当駅が最寄り駅であった。このため、開催日には快速急行以下の列車が臨時停車していた。
- トランパスは、名古屋本線では2007年3月13日まで当駅のみが導入していなかったが、同線最後の駅として翌14日から利用できる様になった。これは当駅が木曽川の堤防の上にあるため、施設を建設する際の様々な条件や制約があったからである。また、堤防の改良工事が行われていた事も遅れた理由である。