新八日市駅
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テンプレート:駅情報 新八日市駅(しんようかいちえき)は、滋賀県東近江市(旧八日市市)八日市清水二丁目にある近江鉄道八日市線の駅。
駅構造
- 相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。
- 正面のみ薄緑色に塗装された、洋風建築の駅舎を持つ。この駅舎はかつて八日市線の前身である湖南鉄道の本社屋でもあったが、かなり老朽化が激しく、2階は閉鎖されて出入りできない。朝のみ駅員が配置される。
- トイレは男女共用の汲み取り式である。
利用状況
2011年度の一日平均乗車人員は441人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(東近江市統計書より)
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2002年 | 393 |
2003年 | 379 |
2004年 | 376 |
2005年 | 417 |
2006年 | 435 |
2007年 | 433 |
2008年 | 430 |
2009年 | 424 |
2010年 | 429 |
2011年 | 441 |
駅周辺
歴史
以前は当駅から御園駅に向かっていた(御園方面への分岐点は当駅の近江八幡駅寄りにあり、新八日市からはスイッチバックする形であった)。近江鉄道に合併後、八日市駅方面への線路が敷設され、後に御園駅方面が廃止された。御園駅方面の隣駅は八日市中野駅であった。
- 1913年(大正2年)12月29日 - 湖南鉄道の八日市口駅として開業。
- 1919年(大正8年)7月1日 - 新八日市駅に改称。
- 1927年(昭和2年)5月15日 - 琵琶湖鉄道汽船に合併され、同社の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 八日市鉄道に譲渡され、同社の駅となる。
- 1930年(昭和5年)10月1日 - 当駅~御園駅間が開業、中間駅となる。
- 1944年(昭和19年)3月1日 - 近江鉄道に合併され、同社の駅となる。
- 1946年(昭和21年)1月1日 - 当駅~八日市駅間が開業し、分岐駅となる。
- 1948年(昭和23年)8月1日 - 当駅~御園駅の運行を休止。
- 1964年(昭和39年)9月25日 - 当駅~御園駅を正式に廃止、中間駅に戻る。
隣の駅
- 近江鉄道
- テンプレート:Color八日市線(万葉あかね線)