多摩動物公園駅
テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 多摩動物公園駅(たまどうぶつこうえんえき)は、東京都日野市程久保にある、京王電鉄・多摩都市モノレールの駅である。
駅前に多摩動物公園が立地する。
当駅 - 高幡不動駅間は京王動物園線と多摩都市モノレール線の併走区間になっている。
目次
利用可能な鉄道路線
- 京王電鉄
- 多摩都市モノレール
歴史
- 1964年(昭和39年)4月29日 - 京王帝都電鉄多摩動物公園線(現・京王電鉄動物園線)の開業に合わせて駅開業。
- (時期不明) - 多摩動物公園線が動物園線と改称され、動物園線の駅となる。
- 2000年(平成12年)1月10日 - 多摩都市モノレール線の「多摩動物公園駅」が開業し、京王動物園線との乗換駅となる。
- 2013年(平成25年)10月10日 - 京王電鉄動物園線の駅に「京王れーるランド」の副駅名を導入。
駅構造
都道相模原立川線を挟んで、両社線の構内が独立している。
京王電鉄
テンプレート:駅情報 動物園線の終着駅であり、多摩動物公園正門の都道を挟んで反対側に位置する。
頭端式ホーム1面2線を有する地上駅。2番線ホームは有効長4両編成分で、転落防止柵が設置されている。なお、新宿方面からの直通電車はすべて1番線に到着する。
多摩モノレール線開業前は、当駅が中央大学・明星大学の最寄り駅であった。
元来、当駅は多客時対策として両ホームとも乗降分離が可能な構造で建設されており、両側に降車ホームがあった。その後、改札口に通じる箇所が柵で閉め切られ、使用停止となり、2010年4月までにトイレと通路部分を除いて撤去された。これを利用してフリーマーケットなどのイベントが開催されていた。平日昼間は閑散とした終着駅であり、構内が広く、京王電鉄が協力的なこともあり、府中競馬正門前駅とともにテレビ番組やCMのロケーション撮影に使われることが多かった。2013年現在、その跡地には多摩動物公園で見られる動物の写真などが掲示された看板が設置されている。また、1番線に電車を停車させてイベントを開催する時がある。
トイレはかつて1番線側の降車ホームに設置されていたが、新しい京王れーるランドの建設に伴い、2013年7月31日から旧・京王れーるランド側に移設し、リニューアルした。また、外壁は動物のイラストが施されている。ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」を併設する。
駅舎に併設する形で「京王れーるランド」があり、多摩動物公園に来園する子供を主な対象に京王の鉄道グッズなどを販売していたが、2013年8月25日に旧施設の営業を終了した。その後、施設を反対側に移転し、同年10月10日にリニューアルオープンした。当駅についても、駅舎・トイレ・ホームの大規模リニューアルを実施し、駅全体が動物園スタイルに改装するとともに、「(京王れーるランド)」の副駅名を導入した。
現在、京王れーるランドの車両展示スペースがある場所は、同施設の建設以前は駅前広場であった。ここには1969年から1996年までデハ2400形の2410号が保存展示されていた。同車はその後、京王平山研修センター内の京王資料館に移設され、跡地は植え込みになっていたが、2013年4月に京王れーるランドの拡張リニューアルに伴い、以前の保存場所に戻ることとなった。
かつて、京王電鉄で唯一、トライビジョン式の発車標を使用していた。
のりば
1 | テンプレート:Color動物園線 | 高幡不動・調布・明大前・新宿方面 |
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2 | テンプレート:Color動物園線 | 高幡不動方面(4両編成ワンマン専用) |
多摩都市モノレール
テンプレート:駅情報 相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。駅は道路脇上(正門前)にある。
かつて、コンコース内に1000系電車運転台部分のモックアップが設置されていた。ちなみに前面行先表示器は「多摩テック」となっていた。
のりば
1 | テンプレート:Color多摩都市モノレール線 | 高幡不動・立川北・玉川上水・上北台方面 |
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2 | テンプレート:Color多摩都市モノレール線 | 多摩センター方面 |
- Tama Doubutsu Kouen Station.jpg
駅入口(2008年11月16日)
- Tama Monorail in Tama Dobutsu Kouen Station.jpg
駅に停車中のライオンのイラストが描かれた1000系(2008年11月16日)
利用状況
京王電鉄における2013年度の一日平均乗降人員は6,616人である[1]。1970年代後半には中央大学の移転によって乗降人員が大幅に増加したが、多摩都市モノレールの開通に伴って中央大学などの最寄駅が中央大学・明星大学駅になったことで乗降人員は大幅に減少したが、「多摩動物公園駅」の利用に限定した場合はモノレールよりも乗降人員が多い。
多摩都市モノレールにおける2013年度の一日平均乗車人員は1,249人である[2]。
近年の一日平均乗降人員および乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 京王電鉄 | 多摩都市 モノレール |
出典 | |
---|---|---|---|---|
一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
一日平均 乗車人員 | ||
1964年 | 3,338 [3] | 未開業 | ||
1965年 | 5,054 | |||
1970年 | 11,301 | |||
1975年 | 12,799 | |||
1980年 | 37,338 | |||
1981年 | 37,619 [4] | |||
1985年 | 34,323 | |||
1990年 | 30,403 | 15,195 | [5] | |
1991年 | 15,508 | [6] | ||
1992年 | 15,649 | [7] | ||
1993年 | 15,742 | [8] | ||
1994年 | 15,762 | [9] | ||
1995年 | 31,648 | 15,683 | [10] | |
1996年 | 15,230 | [11] | ||
1997年 | 14,515 | [12] | ||
1998年 | 14,222 | |||
1999年 | 27,763 [13] | 13,631 | 1,427 | [14] |
2000年 | 19,322 | 9,205 | 1,274 | [15] |
2001年 | 7,230 | 1,271 | [16] | |
2002年 | 6,208 | 1,225 | [17] | |
2003年 | 5,355 | 1,205 | [18] | |
2004年 | 4,707 | 1,138 | [19] | |
2005年 | 9,258 | 4,479 | 1,232 | [20] |
2006年 | 7,844 | 4,014 | 1,261 | [21] |
2007年 | 7,026 | 3,563 | 1,216 | [22] |
2008年 | 6,599 | 3,364 | 1,265 | [23] |
2009年 | 6,107 | 3,104 | 1,219 | [24] |
2010年 | 5,961 | 3,019 | 1,109 | [25] |
2011年 | 3,000 | 1,074 | [26] | |
2012年 | 3,173 | 1,093 | [27] | |
2013年 | 6,616 | 1,249 |
駅周辺
バス路線
- 「多摩動物公園駅」停留所(京王電鉄バス)
- 高11 高幡不動駅行 ※土曜の朝1本のみ
- かつては多摩テック行が運行されていたが、2009年9月27日に廃止された(多摩テックは同年9月30日に閉園)。また、中央大学行・多摩センター駅行のバスも運行されていたが、モノレール開業と同時に廃止された。
- 2012年4月28日から高速バス「多摩河口湖線」が当停留所に乗り入れたが、2014年3月31日をもって廃止された。
付記
- 京王帝都電鉄時代に全廃となった5000系の先頭車前面行先表示器の当駅の表示コマには、多摩動物公園にちなみライオンの横顔がバックにデザインされていた。
- 映画『ふりむけば愛』(1978年公開)では、京王線ホームがロケに使われている。
隣の駅
- 京王電鉄
- テンプレート:Color動物園線
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color各駅停車
- 高幡不動駅 (KO 29) - 多摩動物公園駅 (KO 47)
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color各駅停車
- 多摩都市モノレール
- テンプレート:Color多摩都市モノレール線
- 程久保駅 - 多摩動物公園駅 - 中央大学・明星大学駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:多摩都市モノレール線- ↑ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 動物園線開業年度
- ↑ 当駅の乗降人員最高値年度
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)229ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)235ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 多摩都市モノレールの駅開業年度
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)